<ジェリー・ゴールドスミス作品 雑記>

 

ブルー・マックス

1966年公開!  

音楽は、ジェリー・ゴールドスミス!!

1975年以降、「風とライオン」「オーメン」「カサンドラ・クロス」「2300年未来への旅」「リーインカーネーション」「カプリコン・1」と、リアルタイムでサントラを買って聴いてきたゴールドスミスの音楽!! あまりにも素晴らしいし、自分の好みに合うんで、私の好きな映画音楽作曲家のベスト1!に確定!! それじゃあ、彼の過去の音楽も集めてみようかなああと思い立ち、意欲を持って、最初に買った記念すべきサントラレコードがこの「ブルー・マックス」!!

見た映画のサントラを買うんではなく、映画を見てなくても、自分の好きな作曲家のサントラをコレクトしていこうという、ディープなサントラの世界に足を踏み入れた瞬間です!!(笑)

続けて、「パピヨン」「夕陽の挽歌」「ラスト・ラン」「危険な道」「砲艦サンパブロ」「墓石と決闘」「フロイド」などなどと・・・・。(笑)

 

さて、この「ブルー・マックス」の音楽。 映画はまだ見てないけど、あまりの音楽のカッコよさ、ダイナミックな演奏の数々に、大興奮!!!

聴きながら、まだ見ぬ戦争映画の映像に想いをはせたものですよ(笑)

アルバムの構成も抜群で、徐々に盛り上がっていくんで、最高の気分!! うおぉおおおお、ゴールドスミスって、最高じゃん!! って何度思ったことか!!(笑)

待望の初見は、レンタルされてた輸入VHSだったかな? もう見て、大感激ですよ! 

その後、DVD化されたときに買ったんだけど、長い映画(157分)なんで、なかなか見る気がおきず、ずううっと、放置状態!(笑)

ようやく、今回、重い腰を上げて、見たしだい!!

初のシネスコサイズでの鑑賞!! 途中、インターミッションあり!!

初見のときも感じたんだけど、ホンモノの戦闘機を使っての空中戦は、大迫力!!

乗ってる俳優のシーンは、セットでの合成だけど、なぜかあまり気にならない・・・。(笑)?? 合成って、丸わかりなのに、気にならない・・・。 不思議不思議・・・。 作品によって感じ方が違うんですねええ・・・。 これがダメだったら、一気に興ざめするんですが、そうはならなかったんで、お見事です!!

地上での戦闘シーンもあり、ここは、キューブリックの「突撃」を思い出しました!! 見せ方が、なんか似てるんですよ?(笑)

とにかく、スゴイ!! 

この頃の大作映画は、金かけて作ってるんで、ほんと圧倒されます!

すべて、ホンモノの人が、大量に動いてるんですから!! 今じゃ、もう、作れないですね!! 

結局、CGIに頼るしかないんですが、これ使っちゃうと、あああ、CGIかあ・・・、なんか迫真力に欠けるなあってことで、自分なら、興ざめして終わっちゃう。(笑) 動きも不自然だし!(笑)

ホンモノに勝るものなし!!

 

そんなホンモノの迫力場面に、ゴールドスミスの音楽も最高の効果で鳴っていて、映画を劇的に盛り上げてます!!

 

残念ながら、ストーリーが、ちょっと弱いけど、・・・まあ許しましょう・・・。(笑)

重量級のアクションがありながら、結局は、女は怖い!?ってことで終結しちゃう?、尻つぼみ感のある、戦争ドラマ!になってるんで、うーーーーーんって感じ・・・・。(笑)

改めて思うに、やっぱり、戦争映画に女はいらないなあああ。(笑)