<ブルース・リー映画 雑記>

 

死亡遊戯

1978年公開!

世界中のブルース・リーファンが完成を待ち望んでいた超話題作!!

ブルース・リーファンだったら、絶対見逃せない映画!!

絶対、見なくてはいけない映画!! 

・・・・それなのにもかかわらず(笑)、自分は、なぜか劇場には見に行ってなくて(笑)、初見がTV放送だったという、この失態・・・。(笑) 

今思うと、どうしてなんだろうって思います。??(笑)

その後、レーザーディスクとか、数年前、当時の日本初公開版のフィルムを上映するイベント上映会で、見たことあり!!

「燃えよドラゴン」のロバート・クローズ監督、あの007シリーズのジョン・バリーが音楽!! 

最強の布陣なのに、なぜか垢抜けない不思議なタッチの怪作に仕上がってました!!??(笑)

今回、ブルーレイで、国際版を鑑賞!! 

クライマックスだけホンモノのブルース・リーが出てきて、あとは、あまり似てるとは思えないソックリさんで、なんとか場を繋ぐストーリーを展開!!(笑) いやああ、苦しい、苦しい。ブルース・リーをまったく知らない人が見ても、かなり違和感を感じるんじゃあないかなあああ。

たとえ、怪鳥音を発していても、所詮、ニセモノ!!

興ざめするばかりです!!

自分含めて、ファンとしては、こういう無理やりこしらえた映画より、ブルース・リーが、撮影したすべてのフィルムを、そのまま、ノーカットで見せてくれたほうが良かったと思う。なんといっても、これこそが、一番見たいんで!!

その後、その期待に応えるがごとく、ドキュメンタリー映画2本が作られ、ある程度、主要なシーンは、収録されていたけど、やはり、そのままの形で、見せてほしかった・・・。編集は必要ないです。NGカットも、そのまんまで、かまいません!! ファンは、ブルース・リーのすべてが見たいんで!!

 

オリジナルネガ、まだちゃんと保管されてるんでしょうか!? 

 

日本公開版とアメリカ版は、映像はほぼいっしょだけど、怪鳥音が違い、アメリカ版は、超ダサイ怪鳥音!!(笑) ジョン・バリーのサントラにも収録されてるんで、聴くのが恥ずかしいほど!!(笑) 

さらに拍車をかけるのが、香港版! これがオリジナルなのか?、オープニングとエンディングの映像と音楽が超ダサく(笑)、視聴に耐えられない!!(笑)

クライマックスのホンモノのリーとの死闘では、一人分、なぜかカットされてるし、温室での、ニセモノって丸わかりのダサイ死闘シーンがあるのも香港版!!(笑)

また、「ドラゴンへの道」「ドラゴン怒りの鉄拳」「ドラゴン危機一発」のカットをいくつか使ってたり、チープな合成などなどで、絶対使ってはいけない手法を大胆に挿入、誰が見ても残念ながらの怪作になってます!! いいのは、ホンモノのリーの格闘場面だけ!!

興味深いのは、ロバート・クローズ監督による、「燃えよドラゴン」のメイキング本に書かれてたんだけど、クローズ監督は、この「死亡遊戯」で、「燃えよドラゴン」時のNGカットを使いたかったらしい・・・。でも許可の確認がなかなかとれず、時間切れで、断念・・・。

この、NGシーンは、もうひとつの怪作、「死亡の塔」で、使われてましたけどね!(笑)

 

当初、007のジョージ・レーゼンビーがキャスティングされてたというから、クライマックス、猫目の巨人!(笑)を倒したリーが、塔を降りていき、ラスボスである、レーゼンビーと、最後の死闘を繰り広げたんじゃあないのかなああって、自分は、勝手に推測します!!??

また、当初の設定は、確か、五重塔だったと思うんで、本当は、あと2人、凄腕格闘家の相手がいたはず・・・・・。 

昔の雑誌を読むと、日本武道館で、日本人との決闘シーンも撮るつもりだったらしい・・・。

リーの恋人役は、もちろん、美しいノラ・ミヤオでしょう!!

 

いずれ、CGIによるブルース・リーのホンモノの「死亡遊戯」が作られることを夢見ます!!!