<ブルース・リー映画 雑記>

 

燃えよドラゴン

1973年公開!

今思うと、初公開時、見てないんで、伝説に付き合えなくて、非常に残念に思ってます!

思えば、自分、当時、親に連れられて、ショッピングに出たとき、エスカレーターで降りてくるおじさんが、放心したように、自分を見ながら・・・?(笑)

「・・・・燃えよ・・・ドラ・・ゴ・ン・・・」て、つぶやいていたのを、鮮明に覚えてます!!(笑)

この時は、なんのことやらさっぱりわからなかったんですが(笑)、やがてTV、雑誌で、ブルース・リーという存在を知り、映画を知り、あああ、このおっさん、あの時、「燃えよドラゴン」を見たばっかりで、興奮状態だったんだな!(笑) 私を見て、ぜひ、このすごい映画を見てくれって言おうとしてたんだな!(笑)って理解!(笑)

初見は、輸入ビデオで、その後、輸入レーザーディスク、VHS、日本版レーザーディスク、TV放送、ワイド版レーザーディスク、DVD、ディレクターズ・カット版などなどで、繰り返し見てきて、劇場では、名画座で初公開時のオリジナル版を、イベント上映で、映像と音声がリニューアルされた記念版を見てます!!

もう、ブルース・リーがかっこいいですよねええええ!!

最高にいい顔してますよ!!

「ドラゴン危機一発」「ドラゴン怒りの鉄拳」「ドラゴンへの道」の時の顔と比べると、まるで別人かと思えるほど、顔つきが違う!! 痩せて精悍になってる!! この顔、憧れるなあああ・・・。(笑)

今回は、ブルーレイで、ディレクターズ・カット版での鑑賞!!

超久しぶりに見たんで、もう、新鮮!! 感激!! 痺れまくり!!!

あまりにも、最高なんで、逆に空しくなってきたのも事実。

この経験を基に、再び、「死亡遊戯」の撮影を再開させて、完成していたら、「燃えよドラゴン」を超える、映画史上最高傑作のアクション映画に仕上がっていたはずなのにぃぃぃ・・・と思うと、ほんと、残念無念・・・・。

彼なしで、完成した「死亡遊戯」は・・・・・、絶対、違うと思う。

自分は、せめて、ジャッキー・チェンのアメリカ映画デビュー作の「バトルクリーク・ブロー」の感覚で、仕上げて欲しかった!!!

間違いなく、ブルース・リーが作りたかったのは、こっちの感覚だったはず!!! ユーモアたっぷり、アクションたっぷり!!

誰か、もう1回、作り直してくれないかなああああ。

 

ロバート・クローズ監督による、この映画のメイキング本を読むと、様々な問題が持ち上がって、現場は、混乱状態!! いつ製作中止になってもおかしくない状態だったらしいので、よく完成したと思うほど!!(笑)

普通だったら、当然、凡作になってるはずなのに、この奇跡的な完成度!!

ほんと、世の中ってわからないもんですねえええ。(笑)

・・・そう思うと、傑作、名作と言われているものは、すべてのスタッフ、キャストが超限界まで力を出し切って、その念?がフィルムに焼き付けられているからこそ!!の成果、成功なんだああっていうことが、わかりますねえええ。 

軽い気持ちで作った映画は、あとあとまで残らないってことですね!?・・・・。

ほんと、奇跡的な不思議な力が、フィルムに宿ったとしか考えられません!!??

 

ラロ・シフリンの音楽も、最高ですからねええ!! サントラファン大満足!!これも奇跡的ですよ!!

こんな素晴らしい音楽が作れたなんて、まさに神業!! この音楽のおかげで、さらにさらに、「燃えよドラゴン」は、傑作になったと思います!!!

音楽が、ダメだったら、どうなってたことやら・・・。考えただけでも、恐ろしいい・・・・。(笑)

 

とにかく、大傑作です!!

久しぶりに、見て、またまた確信しました!!!