<ジェリー・ゴールドスミス作品 雑記>

 

ランボー怒りの脱出

1985年公開!  

音楽は、ジェリー・ゴールドスミス!!

これも、劇場で見ました!!

監督が、「カサンドラ・クロス」で、注目したジョルジュ・パン・コスマトス! 再び、ゴールドスミスとタッグを組んだことになり、見る前から大興奮!!  確か、サントラも、見る前から聴いていたと思います!!

より、迫力を増してかっこいいゴールドスミスサウンド!!

もう、傑作間違いないと、劇場に足を運んだのでしたが・・・・。

うーーん、微妙・・・・。(笑)

その後、VHSとかレーザーディスクで見たり、音響チェック用に、アクションシーンだけをピックアップして見たりと、意外に何回も見てるんですが、作品として面白かった!っていう記憶はまるでなし!?(笑)

今回、そのへんも確かめたくて、超久しぶりにWOWOW放送版で鑑賞です!!

なるほど、なるほど・・・。(笑)

なるほどねえええ。(笑)

わかりました!!(笑)

この映画、全体的に軽いですね!(笑)

爆発とか、物量はものすごいのに、なぜか軽い・・・。??

軽いうえに、ショボいって感じ!?(笑)

監督のせいなのか?

まず、最初に、ランボーが、パラシュート降下に失敗するくだりがダメですね!

ベテランの彼なのに、こんなことで失敗するかなあああ??(笑)

ダサすぎる!!! ここは、絶対かっこよく決めなきゃあダメですよ!!

ランボーは、無敵なんだから!!??(笑)

この序盤の失敗のおかげで、早くも、雲行きが怪しくなり、案の定、ラストまでいっちゃいました!!(笑)

金をかけたアクションが連続するのに、なぜかすべてにおいて、軽くて、ショボい。(笑)    それぞれのシーンにキラーカットがないんで、劇的興奮ができなくて、ウンザリ・・・。(笑)

残念ながら、そのまずいアクション演出に(笑)、ゴールドスミスの音楽が垂れ流し状態・・・・・、しかも、あまりにもアクションが長いんで、曲が続いていかず、聴いてると、かなり無理して曲を引き延ばしてるなああって思いました!! 絵と音が相乗効果を生んでないんですよ!!

・・・これ見てたら、ピーーンときました!!

あああ、なるほどなあって!!(笑)

映画音楽は、ある時期から、世代交代もあるんだろうけど、メロディよりリズム優先の曲作りに変わってるんですね。 この手法の変化は、賛否両論だと思うけど、その理由がわかるような気がしてきました。

そう、同じリズムを刻んでさえいれば、いくら場面が長くても、音楽はずううっと展開させていくことができ、映像がもつんです!!(笑) そのほうが、作曲時間の短縮にもつながり?、効率がいい・・・・??(笑)

 

この「ランボー」見ながら、最近のリズム重視の「テネット」の曲を脳内に鳴らしながら、あああ、こっちのほうがシックリくるなあああって思いました!!(笑)

1作目の「ランボー」のときは、ここぞというときに迫力ある曲を流してたんで、効果抜群だったんですが、今回は、とにかく音楽を使いすぎですね。 

監督の指示だったのか、スタローンの指示だったのか??

「スター・ウォーズ」シリーズも、ほぼ音楽垂れ流し状態で、こっちも、聴いててウンザリすることがありましたからねえええ。(笑)

映画音楽は、本当に、効果のある場面にだけ使ってほしい・・・。

流しっぱなしは、聴いてて、不快になる場合あり!!

 

あと、気に入らないのは、ランボーを訓練し、最強の殺人マシーンに仕上げた上官が、弱すぎること!!(笑) ほとんど役立たずのデクノボウですよ。(笑)

これも、ダメだなあああ。もっと、こっちも、強くなきゃああああ!!

 

この2作目、失敗作です!!

 

ちなみに、脚本は、シルヴェスター・スタローンとジェームズ・キャメロン!!