<ジャッキー・チェン作品 雑記>

 

プロテクター

1985年公開! ジャッキー・チェン主演のアメリカ映画!! ブルーレイで初鑑賞!

ジャッキーの映画は面白い!!ということが、最近遅ればせながら気付いて(笑)、いろいろ調べ始め、自分が面白そうだなあああっと思った作品は、WOWOW放送版とか、レンタルDVDをチェック! コンスタントに見ていこうと決意!! その原動力のひとつが、バージョン違いの多さ!!

そうそう、これは、ジャッキー映画を見るようになって初めて気付いたことなんだけど、彼の映画にも、いろんなバージョンがあったんですよ!!

自分、ブルース・リー映画だけかと思ってましたから!?(笑)

日本の配給会社が、オリジナル版で不満なところを?、わざわざ、日本のファンに合うように、公開前にいろいろ独自に改変する、ええええ、こんなことやってもいいのおおお!?っていう究極の離れ業!!(笑)

それが、編集やら、音楽やら、その他アレコレと(笑)、多岐に渡るんで、のちにオリジナル版がソフト化されたときに、あれ?劇場で見たときと全然違うぞ!! なんかつまんなくなってるぞっ!!ってなことになるわけです!!(笑)

リーの映画が、初めてアメリカで、ビデオソフトになったとき、まず見て驚いたのは、あのかっこいい怪鳥音が、腑抜けた雄叫びに吹き替えられてたこと!!(笑) どう聴いても、カッコ悪いのに、アメリカでは、これでいいんだって思ってるところが?スゴイよなあああ!?(笑)

「死亡遊戯」もしかりで、オリジナルは、吹き替えられており、ジョン・バリーのサントラにも、かっこ悪い吹き替え怪鳥音が、収録されてます!!

日本版では、さすがにこれでは、リーのファンがガックリすると思ったのか、他の映画のリーのホンモノの怪鳥音を、アテレコし、最高にかっこいい「死亡遊戯」に仕上げてくれて、つくづく日本人って、なんて幸せなんだああああって、思いましたねえええ!!(笑)

とにかく、リーの映画のアメリカ版ソフトを見ると、劇場で見たときのあの興奮が、まるで感じられないので、あああ、あの時見た日本の劇場公開版をもう一度見たい!!見たい!! そういう思いを抱いたブルース・リーファンが続出!! 

結果的に、現時点で、「ドラゴン危機一発」は、劇場公開版は残ってなくて、「ドラゴン怒りの鉄拳」は、残ってたけど、わずか数分カットされてたフィルムでのブルーレイ化。「ドラゴンへの道」は、日本版のネガが奇跡的に残ってて完璧にブルーレイ化。でも、字幕がなくて新しく作られたため、当時と違う翻訳のため、違和感を感じてしまうらしい・・・。

この字幕問題は、かなり重要で、自分は、キューブリックの「時計じかけのオレンジ」を劇場で見てるんだけど、数十年後にようやくビデオ化されたとき、新訳になってしまったので、ガックリきましたからねえええええ。

えええ、これ、劇場版と違うじゃん!!(笑) 劇場版の訳のほうが、わかりやすく意訳されてておもしろかったのにぃぃ!!ってことに。(笑)

今の字幕は、直訳に近く、なんか、読んでて、固くて、違和感あり。

 

さて・・・・りーの話に戻ると(笑)、

「死亡遊戯」も、日本劇場公開版は、無事ブルーレイ化され、ひと安心。

 

幸いなことに、ジャッキー映画は、日本劇場公開版も大切に保管されてたようで、主要な作品は、ちゃんとブルーレイ化もされ、オリジナルと、日本版の両方楽しめる、お得仕様となっており、なんかうれしい。

すべて見て比較したわけじゃあないけど、日本公開版のほうが、フィルムルックで、字幕も焼き付け字幕、日本人好みの改変で、当時見た人だったら、その時のまんまの感動が得られるので、ほんと素晴らしいことだと思う!!

今、日本で、保管されているあらゆる映画の劇場公開版をすべてHDテレシネして、ブルーレイ化してほしいなあああ!! 無理だろうけど・・・???

 

この、「プロテクター」のブルーレイは、3バージョン収録されていて、非常に興味深い!!

①  オリジナルのジェームズ・グリッケンハウス監督版!!

②  日本劇場公開版!!

③  ジャッキー・チェンによる追撮、再編集によるジャッキー・チェン監督版!!

今回、自分が、まず見たのは、日本劇場公開版で、これは、ジャッキー・チェン監督版をベースにしているようです。エンドクレジットにNG集があるんですが、これは、日本公開版にしかないようです!!(笑)

まだ、比較してないけど、ジャッキー監督版及び日本劇場公開版は、グリッケンハウス版のアクションシーンのほとんどを撮り直し、出演者も増やして新しいエピソードを追加していた模様!!

もう、ジャッキー映画から、目が離せない!!??(笑)

 

 

蛇鶴八拳

1978年製作で、日本公開は、1983年!

昔、TV放送で見たことあったけど、ほとんど記憶なし!(笑)

ジャッキーが主演だから見たわけではなく(笑)、ブルース・リー映画で、超絶美人ぶりを発揮した、可憐なノラ・ミヤオが出ていたから!!(笑)

ブルース・リーに熱狂した青少年たちは、間違いなく、ノラ・ミヤオの美しさにも、ノックアウトされたはず!! 日本人好みの奇跡的な?美人さんだと思います!! 自分も、かなり魅了されましたよ!(笑)

でも、この作品におけるノラ・ミヤオは、まったく記憶に残ってなかったんで、それも確かめたく、録ってあったWOWOW放送版で、初めて、まともにシネスコサイズで鑑賞しました!!

いやああ、オドロキました!! 

冒頭から、引き込まれましたねええ!!

ジャッキーが延々と武芸を見せてくれるんですが、シネスコサイズということもあり迫力満点!! うおおおおお、この映画、なんかすごいんじゃあないか!!とのっけから期待度満点ですよ!!(笑)

それと、あのTVドラマ「ルーツ」のテーマ曲が、劇中何度も使われてました!!

うぉおおー、著作権無視!!(笑) でも、効果的!!(笑)

美しいノラ・ミヤオは、ここでも美しく、ただ美しいだけかと思ってたんですが、意外と大活躍!! 彼女、けっこうアクションできたんですねえええ。大発見です!! 

全編、闘い、闘い、また闘いと、死闘の連続で、普通だったら、飽きるはずなんだけど、いろいろ闘いに趣向を凝らしてるんで、飽きることなく、スゴイアクションの数々が楽しめます!!

ストーリー展開が、いい加減で、矛盾だらけなんですが(笑)、まあ、面白かったんで、それには、目をつむりましょう・・・。

(ジャッキーは、傷を負って、敵につかまったのに、手当されてないのに、数日後、いつのまにか元気になって、脱走しちゃうとか、映画の前半、あれほど死闘し合って、お互い死人を出してる組どおしが、後半になると、いつのまにか、仲良くなって、新しい敵を倒すために、協力し合ってる・・・・などなど・・・。(笑))