<実相寺昭雄監督作品 TV雑記>
怪奇大作戦 第23話 呪いの壺 第25話 京都買います
1969年にTV初放映された日本の怪奇ドラマの2本!
2本とも、監督は、実相寺昭雄!! 先日見た「帝都物語」の演出が、素晴らしすぎて、自分の感性が刺激されまくり、眠っていた脳が覚醒!して、最高に気分が良くなったんで(笑)、もっともっと脳に栄養を与えるべく、しばらくは、集中的に実相寺監督の作品を見ていこうかと決心!(笑)
映画だけでなく、TV作品にも、領域を拡大!! レンタルDVDで初鑑賞!
いやああ、ほんと、素晴らしい!! 見事です!! あっぱれです!
「帝都物語」で見せてくれた神業的なテクニックがここでも、満載!!
どのカットを切り取っても絵になってる構図の素晴らしさ、柔軟で安定したカメラワーク、シュールな光と影の巧みな見せ方、アップと引き絵の絶妙な編集、切れ味のいいスピーディな展開、劇的効果の上がる音楽の使い方などなど、最初っから、実相寺監督って、すごかったんだなあああって、思わせてくれる2本でした。
またまた、脳が覚醒!!(笑)
自分、こういう演出が一番好きかもしれない!?(笑)
ただ、
この演出に見慣れちゃうと、他の監督の作品が、あまりにも、お粗末に見えてくるかもしれないんで、それが、ちょっと心配か・・・。(笑)
怪奇大作戦 第4話 恐怖の電話 第5話 死神の子守歌
こっちは、1968年にTV初放映された2本!
2本とも、監督は、実相寺昭雄!! レンタルDVDで。
特徴のあるアップ映像の連続、スピーディな編集、ドラマチックな展開、音楽を生かした画面構成と、・・・一貫して、映像に緩みなし!! 超絶に引き締まってます!!
もう・・・、最初っから、この演出ですよ!! ほんとすごいです!! ビックリです!! 天才です!
脚本も、超ヘビーな内容で、最初、子供向けの番組かと思っていたんですが、完全に大人向け! 加えて、実相寺監督のハイレベルな演出! 見応えあり!
1話、わずか25分くらいなのに、2時間の長編映画を見たような充実感あり!、
完全に脱帽です!!
演出の教材として、後世のクリエイターたちに、今一度、勉強のために見せたほうがいいかもしれませんねええええ・・・・。(笑)
ウルトラマン
第14話 真珠貝防衛司令
第15話 恐怖の宇宙線
第22話 地上破壊工作
1966年初放送! 実相寺昭雄監督のウルトラマンを改めて見ようと思い、、6話ある中のまずは、3話を鑑賞! 子供時代から、再放送などで、飽きるほど見てきており、今回は、WOWOW放送版のハイビジョンリマスター版で、鑑賞! いやああ、素晴らしいですねええ。
実相寺監督作品として、意識して、かまえて?(笑)、見ると、もう、この時から、既に、スタイルが確立されており、子供向けなのに、大人の演出をしてくれてる!ってことがよくわかります!(笑) 今見ても、十分、大人の鑑賞に堪えられ、えええ、これが、ウルトラマンの話なのおお? 怪奇サスペンス映画みたい!!って、錯覚するほどのレベルの高い映像満載!!
それら特徴ある実相寺演出が、TV、映画、すべての作品で、見られるし、聴けるんだから、ほんと、感心します!!
他の監督で、ここまで徹底してる人って、いないと思う。
見る価値あり!!
今回、気になった点は、第15話。子供たちの落書きが怪獣になる話なんですが、話がうまくつながってないところが多々あって、見てて違和感がありすぎ。(笑)
脚本が、思った以上に長くなってしまい、書き直す時間がないまま、そのまま撮入したんじゃあないかな・・・? で、あまり深く考えずに(笑)、無理やり何シーンか削っていったんで、いろいろ矛盾点がでてきたんだと思います。
22話は、初めて見たとき、トラウマになったやつ!(笑)
サングラスをはずしたときの外人美女の顔がもう、不気味で不気味で・・・。
14話は、真珠を食べる怪獣が登場するんだけど、怪獣が満足するほどの真珠の量は絶対ないと思う(笑) 真珠の大きさと怪獣の大きさ、あまりにも違いすぎる!!(笑)
ウルトラマン
第23話 故郷は地球
第34話 空からの贈り物
第35話 怪獣墓場
1966,67年初放送! 実相寺昭雄監督のウルトラマン!!
WOWOW放送版で、鑑賞!
昔、TVの再放送で何回も見て、DVDでも見てきたんですが、今回、ハイビジョンリマスター版で、初めて見たせいか、新鮮な気分で、堪能することが出来ました! 最新技術恐るべし!(笑) 初放送版のマスターより、画質はいいんじゃあないでしょうか?(笑)
実相寺演出も、快調で、ユーモアもあるし、悲しさもあるし、主張も強いし、映像的にも、内容的にも、大人向け!! 見事です。
特に、シーボーズの出る35話めは、音楽の良さもあり、子供の時、見たときは、泣きましたねえええ。(笑)
・・・改めて、面白いことに気づいたんですが(笑)、23話のジャミラの時、ジャミラの姿を見ただけで、あれは、人間のジャミラだ!って、即断言!(笑) なんで、すぐにわかるの!?(笑)
35話のシーボーズの戦いのとき、ウルトラマン、時間切れで、最初からの目的である、シーボーズを宇宙に連れていく役目を果たせなかったんですよ!(笑) で、2回目に変身したときは、その役目をロケットに任せちゃってる!(笑) おいおい、今度は、戦ってないんだから、エネルギーが有り余ってるのに、どうして?(笑)って、感じで、変な矛盾がいっぱい!(笑)
ウルトラセブン 第8話 狙われた街
1967年初放送! 実相寺昭雄監督のウルトラセブン!! 懐かしい!
WOWOWで放送された、ハイビジョンリマスター版で、鑑賞!
あの有名なメトロン星人との戦い! 演出がもう完璧で、見てて寒気がしてくるほど!!(笑) 素晴らしすぎます!! シュールな演出、シュールな戦い、光と影を強調した映像、クライマックスの夕焼けの美しさ、音楽の良さ・・・、これは、文句なしの傑作!
メトロン星人は、タバコを吸う人類に着目をして、タバコの中に、人を一時的に狂暴にする薬を仕掛け、お互いの信頼を失わせて、地球侵略を試みようとするわけですが・・・・・・。
話の中での注目ポイントは、・・・人類の50%は、タバコを吸っている・・・と言及していたこと。 当時は、そうだったんでしょう。はたして、今は??(笑)
また、最後のナレーションで、こう言ってました。 ・・・このお話は、遠い遠い、未来のお話・・・・我々人類は、宇宙人に狙われるほど、まだまだお互いを信頼してませんから・・・。
・・・うーーーん、当時も今も、人類は、変わってないなああ。(笑) だから、宇宙人は、地球に来ないんですね!?(笑) なるほどなるほど・・・・。奥が深い・・・。(笑)
ウルトラセブン 第43話 「第四惑星の悪夢」
1968年初放送! 実相寺昭雄監督のウルトラセブン!
子供の頃見て、トラウマになった1本!(笑)
人間とそっくりのロボットたち!が、独裁者として君臨し、本物の人間を支配している不思議な惑星を舞台にした衝撃のサスペンスドラマ!!
WOWOWで放送されたハイビジョンリマスター版で鑑賞!
いやああ、傑作です!! 大傑作といっていいかも!
子供向けとは思えない、シュールさ! 恐ろしさ! リアルな処刑シーンまであります!! これが夢のなのか?現実なのか? 曖昧にしているところも、レベルが高い!! 特に今回は、最初っから終わりまで、実相寺演出が炸裂しまくっており、身震いするほど、痺れましたねええええ!!(笑)
構図がものすごいんですよ!! 全編キラーカットばっかり! 音楽、音響効果もいいし。
まるで、フランスの前衛SF映画を見ているような香りあり!!
たとえウルトラセブンが出てこなくても成り立つほど!!
素晴らしすぎです!!
また、行方不明になったダンを心配するアンヌ隊員のカットも、漏れなくあるんで、ほんと、隙がない!! ラストも、誰も思いつかないような?(笑)、予想外の締めくくり方で、・・・もう完璧!!
ウルトラセブン 第45話 「円盤が来た」
1968年初放送! 実相寺昭雄監督のウルトラセブン!
WOWOWで放送されたハイビジョンリマスター版で鑑賞!
昔のヒーロー物って、主題歌はもちろん、劇判も素晴らしすぎて、見てて聴いてて、興奮したり、感動できたりするものが多く、うれしくなってしまうんですが、冬木透によるセブンの音楽もそんな傑作音楽のひとつで、毎話、劇的効果が抜群なんで、感涙することもしばしば・・・。(笑) 今回の話でも、感動する話には、必ず使われるクラシックの室内曲のような美メロが炸裂で、ひたすら感動です!!(笑)
今回驚いたのは、宇宙人の容姿の色!! ものすごい鮮やかなんですよ!!
魅とれるほど美しい!! ハイビジョンリマスター版の恩恵だと思うけど、昔見たときの印象とぜんぜん違う!(笑)
当時は、これほどまでに、色で感激したことはなかったのに!!(笑)
実相寺演出のほうは、前回の「第四惑星の悪夢」より、かなりおとなしめですが、クライマックスのセブン対宇宙人の戦いは、シュールすぎるほどシュール!(笑) まともに組み合った戦いをしてないんですよ!(笑) 宇宙人は、笑いながら空飛んでるだけだし(笑)、セブンは、戦ってるポーズをしてるだけ!(笑) いやああ、大胆ですねええええ。(笑)
また、地球に来襲してくる円盤の大群も不気味でシュール!!(笑)
おまけに、ラストも・・・・・・。
これって、子供番組のラストじゃあないです・・・!!??(笑)
妙に、心に引っかかる大人のドラマの締めくくり方・・・・。前衛的というのか、実験映画的というのか? ・・・・・。(笑) 実相寺監督恐るべし!!
シルバー仮面
第1話 「ふるさとは地球」
第2話 「地球人は宇宙の敵」
1971年初放送! 実相寺昭雄が監督した、2本のシルバー仮面!
昔、見た記憶があるようなないような・・?(笑)レンタルDVDで鑑賞!
うーーん、これは・・・。(笑) ちょっと、シルバー仮面自体に魅力がないですねええ・・。はっきりいってダサイ!(笑) 変身シーンがなく、いきなり変身してるし、眼があるようなないような、ハッキリしない顔・・・、特に小学生がはいてるズボンを思わせるコスチュームは、一番バツですね。 この姿で、もう、ウンザリです!(笑)
また、子供向け番組なのに、実相寺監督なんで、大人向け! しょっぱなの第1話から、暗くて重苦しく、見てて、子供たちは、かなり違和感を覚えたんじゃあないでしょうか!? これでは、子供たちの心を、つかめなかったんじゃあないかと、推測! 自分も、「シルバー仮面」という新しいヒーロー番組が始まったという記憶はあったけど、あまり印象に残ってないのは、このせいか・・・。(笑)
1話めは、タイトルが出てくるのが、まず、遅い! タイトルロゴがダサイ!
音楽がダサイ! 前述したように、ヒーローがかっこ悪い!
ダメダメのヒーローですが、とりあえず、全話見てみようとは思ってます!
3話めから、監督が変わるんで、変化があるかも!?
驚いたのは、2話目!! 展開が早すぎて、ついていけない!!(笑)
2時間でじっくり語るべき話をわずか25分くらいに、凝縮してしまっているので、超ダイジェスト!! こんな展開、今まで見たことなかったんで、ビックリです!! この脚本は、ひどい!(笑)
注目したのは、編集。浦岡編集室とクレジットされてます!! 編集界の巨匠、浦岡敬一が編集していたのか??
ウルトラマンティガ
第38話 「花」
第40話 「夢」
1997年初放送。
ウルトラQから始まったウルトラシリーズは、自分、ウルトラマンレオの途中から見るのを挫折。(笑) それ以来、まったく見てなかったんだけど、今回、新生ウルトラマンシリーズの中で、実相寺昭雄監督作品があるってことで、ピックアップ!! その話が収録されているDVDだけをレンタルして、初鑑賞!! 他の話を見たわけではないけど(笑)、この2話だけは、主要スタッフも、実相寺組なんで、やはり子供向けとは思えない異質な演出、撮影、編集、音楽、音響効果となってます! 昔我々が目撃した「ウルトラセブン」の衝撃が、新しい世代の子供たちを直撃!って感じか。(笑) 感受性が高いだけに、なんか、いつもと違うぞ? と胸騒ぎ・・・?(笑) 気になって気になってしょうがなく、成長してから、ようやく、そうか、監督が違うのか! だから、他と雰囲気が違っていたんだな! ふううん、監督したのは、実相寺昭雄っていうのか、この人、映画も撮ってるみたいだし、ちょっと見てみるかなああ・・・ってことで、・・・・・・、あとあと、私のように、さらに衝撃を受けていくというパターンになっていくんでしょう。(笑)
歴史は繰り返す・・・・。
とにかく、ウルトラマンなのに、強烈にレベルの高いシュールな映像が満載で、、ここまで徹底して、子供番組で、やる必要があるのか!!って思うほど。(笑)
ウルトラマンティガと怪獣との闘いも、付け足しのような感じで、あくまでも、ドラマが主体になってます!! すごいなあああああ。
「花」では、「D坂の殺人事件」(1998)の三輪ひとみが、「夢」では、「乱歩地獄」(2005)の浅野忠信、「帝都物語」(1988)の嶋田久作 その他実相寺作品でお馴染みの俳優がゲスト出演しているところも、注目。
いやああ、面白かったです!!
ウルトラマンダイナ 第38話 「怪獣戯曲」
1998年初放送、実相寺昭雄監督作品。
レンタルDVDで、初鑑賞!!
これも、主要スタッフが実相寺組で作られてるんで、ウルトラマンティガより、もっともっとスゴク見せちゃおうってことなのか?、さらに気合の入ったシュールな映像で攻めまくってる怪作!?になってました!(笑) もはや、ウルトラマンは、どうでも良くって?、監督が好きなように好きなだけ、撮りたい映像を撮りまくった感あり!(笑)
内容も難解!(笑)、ウルトラマンダイナと怪獣の戦いでさえ、強烈にシュール!(笑)
子供にとっては、いい迷惑だったんじゃあないでしょうか!?(笑)
こういう映像に見慣れてない子供たちは、驚いたでしょうねええ。
見終わった夜は、よく眠れなかったんじゃあないでしょうか?(笑)
昔と違って、フィルム撮りではなく、ビデオ撮りのせいか、特撮部分は,きれいで、汚れた感じがなく、きれいでノッペリしてるんで、リアルな質感がない。
ウルトラマンと怪獣との闘いも、見方によっては、ヌイグルミショーに近い感じあり・・・??? これは、自分がフィルム映像を見慣れているためにそう思うのか、ホントにそうなのかは、ちょっとハッキリしない。
最初から、ビデオ撮りの映像に接した人たちが、フィルム映像を見た場合は、逆のことを思うかもしれないからネ!(笑)
ウルトラマンマックス
第22話 「胡蝶の夢」
第24話 「狙われない街」
2005年初放送! 実相寺昭雄監督作品。レンタルDVDで、初鑑賞!
相変わらず、どの話を見ても、実相寺監督らしい、シュールな映像、演出、カメラワーク、編集、音楽、音響効果なんで、いいかげん飽きてきちゃうんですが?(笑)、それは、続けて見ているから、そう思うだけで、まともに順番に見ていけば、時折こういう変わったものがあると、斬新で、頭がやわらかくなる?効果もあるんで、まあいいかと。(笑) 子供たちの感性も刺激されたでしょう。
思うに、実相寺監督のタッチって、TVも映画も、江戸川乱歩作品の雰囲気に近い・・・・(暗い、陰湿、グロ、不気味、怖い、異常、猟奇、トラウマ・・・・。)
だから、新生ウルトラマンシリーズの実相寺版は、ウルトラマン乱歩!!??って言ってもいいんじゃあないでしょうか! その一言で、わかる人には、即伝わりますね!(笑)
例外は、「ウルトラマン」と「ウルトラセブン」のときだけじゃあないのかな?
「怪奇大作戦」は、もろ、乱歩だし!?
今回、感激したのは、24話で、「ウルトラセブン」に出てきたメトロン星人が、あの時、セブンに倒されたのに、実は生き延びていた!?っていう設定で、再び現れたこと!! これだと、ウルトラマンマックスとの対決、決着は、いったいどうなるのか、まったく予想がつかず、その成り行きに、興味津々でしたが、非常にうまい締めくくり方になっており、ちょっと感動しました!!
いやああ、いいですよぉ! ウルウルです!(笑) 実相寺版ウルトラマンの最後を飾るにふさわしい、素晴らしい作品!! シュワッチですネ!(笑)
シルバー假面
第1話 はなやしき 50分
第2話 於母影 40分
第3話 鋼鉄のマリア 40分
自分も見た記憶がある、あの懐かしき特撮ヒーロー「シルバー仮面」のリメイク。3話で構成されていて、各話監督が違う。2006年に、3話まとめて劇場公開されたらしい。
今回自分が見たのは、レンタルDVDで、1本に1話分しか収録されていなかったんで、3本借りることに! 効率悪いなああ・・・。(笑)
見た理由は、第1話を実相寺昭雄が、監督してるから!(笑)
そうじゃあなきゃあ、見ませんよ!?(笑)
・・・で、予備知識まったくなく見たので、かなり、驚きました!!
オリジナルは、昭和時代の設定だったと思うけど、このリメイクは、大正時代!(笑) 明らかに?実相寺監督の意向だと思うけど、まさにムードは、シルバー乱歩!になってるんですよ!!(笑)
現に、劇中、江戸川乱歩が出てきます!!(笑)
さらに、オドロイタのは、今回のシルバー仮面って、なんと女性なんですよ!!
女性が、シルバー仮面に変身する!!
ヒーローだと思っていたら、ヒロイン!! この意外性にビックリ! でも、これが、なかなかいい!(笑) 女性らしいルックスのコスチュームがピッタリハマってて、仮面かぶってるのに、美人に見える!!(笑) 魅力的!! 初登場シーンは、衝撃を受けました!!(笑)
それと、さらに魅力を増してるのは、怪人と戦ってるときに、なぜか勇ましい声ではなく、か弱く悩ましい声を上げてること!!(笑)
見てて聴いてて、不思議な気分になります!(笑)
妙な気分になります!(笑)
今まで、こんな声を出して、戦ってた特撮ヒロインは、いたっけ??
これも、実相寺監督の意向なのか?(笑)
で、この第1話、いつもの実相寺演出が炸裂してて、いやああ、面白いのなんの!! 50分の中編なのに、120分くらいのボリュームあり! 展開がスピーディで、快調な疾走感で、大満足!! あまりに面白かったんで、続く第2話、第3話に超期待したんですが・・・、あれれれえええ、なんと、見事に失速!! 監督が代わったことが大きいのか、実相寺演出に似せてはいるものの、展開にまったく切れがなく、テンポが悪くダラダラ・・・。ぜんぜん、面白くない!(笑)つまんない!!(笑)
この落差にビックリですよ!! 俳優陣も、やる気がなさそうで、生き生きと輝いてない!! うーーん、監督が代わると、こうも変わってしまうのか・・・。
圧倒的な力量の差を見せつけられたような、気がしましたねえええ。
肝心のシルバー仮面も、2話と3話は、魅力薄・・・・。戦い方、見せ方に工夫がなく、これでは、女性が演じてるメリットが全然ない!!(笑)
第1話は、初登場だったので、あれで良かったと思うけど、次からは、これを超えるもっと派手で、女性の魅力を生かした戦闘が必要だったと思う!! 初登場の戦い方と変わってないんですよ!
よって、この作品、第1話だけ、傑作!! 2話と3話は、見なくてもいい凡作です!!