日常の質を底上げする、ホテルライクな共用空間。
仙台市内に位置する、マンションの
玄関・共用部リニューアルプロジェクト。
「中心部へのアクセスが良く、
静かで住みやすいエリアでありながら
空室が発生してしまう。
そんな不動産オーナー様からのご相談を受け、
建物の価値を高め、居住者が日々心地よく
暮らせる環境を再構築しました。
既存のエントランスはテナント区画に紛れ、
住居の入口としての認識が曖昧な状態でした。
そこで色数を抑え、
門型の構成が自然と目に入るようにデザインを整理。
建物へ帰る導入部としての
「迎え入れる印象」を強く持たせています。
また、まるでオフィスのような印象を
与えていた廊下や階段は、
落ち着いた色彩とテクスチャで統一し、
ホテルライクな空間へ。
外気が吹き込まない「完全な内廊下」という
建築特性を活かし、一般的なマンションでは
採用しづらい上質な床材をあえて選定することで、
住まいの価値を静かに底上げしています。
各住戸前のインターホンと部屋番号は、
縦長の木パネルを背景にまとめることでノイズを消し、
ホテルのような整然とした美しさを生み出しました。
部屋そのものに手を加えなくとも、
毎日通るエントランスや廊下が心地よく整うことで、
人の気分や暮らしの質は大きく変わります。
帰りたくなる、建築へ。
住む人の心に静かに寄り添い、
不動産としての価値を再び輝かせる
共用部リニューアルの完成です。







