先日、仙台の街から1つの店舗がなくなりました。
日常に、もっと...
Design makes life better (“motto”)
閲覧頂き、ありがとうございます。
仙台を拠点とする設計事務所を運営する
北欧と珈琲を愛する空間デザイナーの
牧野 広英 です。
自己紹介は こちら
テナント内覧
仙台のアーケード内の
店舗が1つなくなり、
今月頭から解体工事が始まりました。
解体工事が付き合いのある会社さんなので
現場を見させていただきました。
普段は、お店が無くなっても
無くなっちゃったんだー。
で気にもかけないぐらいですが、
今回の店舗は私にとって
とても思い入れの強いお店でした。
無くなってしまった店舗は
Wacoal発の下着のセレクトショップ
2016年に私が東京の事務所勤務時に
担当した案件でした。
私がまだまだペーペーのころで、
自分の将来の具体的ビジョンがハッキリとしないまま
がむしゃらに仕事をこなす日々の中で
話が来た地元仙台の案件でした。
地元で自分の仕事が形になるチャンスと
今まで以上に力が入っていたのを覚えています。
グランドオープンを迎えた時には、
今までの完成時とはまた違った感動がありました。
自分の生まれ育ったこの街で仕事をし、
この地域のために、ここで暮らす人、ここに訪れる人のために
日常をもっとよくする空間を作っていきたい。
この仕事を機に、
地元で仕事をしたい!
という思いがより一層強くなり、
私の将来のビジョンがハッキリと固まりました。
それから、あっという間に8年近く。
今は1つの夢である仙台での開業を叶えました。
また、このAMPHIで知り合うこととなった、
建物を管理している不動産会社さん、
施工をして頂いた施工会社さんは、
独立を果たした今、
お仕事を一緒にしています。
“縁”とは不思議なものです。
店舗の寿命は短いものです。
公共施設や建築とは違って、
店舗設計というのは入れ替わりも激しく
お別れも早いのが現実。
コロナが流行ってより一層に。
仙台の街でもお店が変わるのはしょっちゅう。
その無くなっていく数多くの店舗の1つに過ぎないけれど
私の人生を大きく変えてくれた店舗に感謝をしつつ
解体されていく姿を見つめながら
より仕事に励んでいこうと思いました。
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