リンパ嚢胞 | 婦人科系希少ガンの闘病記〜外陰がん

婦人科系希少ガンの闘病記〜外陰がん

2019年5月
婦人科系希少ガンの外陰ガン(扁平上皮癌)と診断されました。

6月手術 ・両鼠蹊部リンパ節郭清 ・ⅢB

現在は経過観察中

稀な癌のため情報が少ないので、もしかしたら参考になる方がいらしゃるかもしれない。。と思い体験記を綴ります。

こんにちは


つたないブログに

ご訪問ありがとうございます




昨年のことを振り返って書いております



20年ほど前からの

デリケートゾーンの湿疹が

希少ガンだったと診断されたのは

20195月のこと


個人クリニックから

2つの病院を経て

2019年5月

国立がんセンターへ辿り着き

6月に入院・手術









手術前

リンパ節を切除したら


何かしらの形で

100%リンパ浮腫の可能性がある


とは

言われていましたが




術後9日目には

蜂窩織炎になりかけている!


と言われるくらい


太ももが真っ赤に腫れて


一日中

アイスノンで

冷やさないと


熱くてヒリヒリ

 


まるで


火傷か 

日焼けし過ぎ


のような状態です




朝食後

昼食後

夕食後

眠る前

カロナール4


夜中も

痛くて

起きるので


ロキソニン



一日5回も!


解熱鎮痛剤を

飲んでいました


今考えると

こんなに服用して大丈夫なのか?

と思います



そのうち

鼠蹊部のすぐ下が

膨らんで


横長のコブのようなもの

ができていました!



ちょうど


手のひらを

横に当てると


スッポリ包めるくらいの

大きさ



不安になり


ネットで調べると


どうやら

リンパ嚢胞

というものらしい 


コブの中にリンパ液が溜まっている状態





そして


気づくと


浮腫で

足首が無くなっている!



先ず

足首の下が


浮腫んで膨らみ始め


くるぶしは見えなくなり



そのうち


ふくらはぎ〜つま先まで


ほぼ同じ太さ!


まるで


クマのぬいぐるみの脚


または 


ガバのバレリーナ! (^^)


ガバのバレリーナは、

大好きな昔のディズニー映画の『ファンタジア』に出てきます。




この脚を見ると



さすがに

不安になります。。(-.-;)~~~





この時の脚は


ベッドに腰掛けた状態から

足の力だけでは


1ミリも動かせない!



ベッドの上に

脚を上げるためには



自分の腕で

自分の脚を一本ずつ持って


ベッドに

持ち上げなければ

なりませんでした〜





このひどい状態の脚に


看護師さんたちは



かなり

同情してくださり



何人も

次々と病室にきて


痛いよね〜


腫れてるね〜


心配してくださる




一方で




先生方は


あまり興味がなさそう⁈



病気と直接関係がないからか?


腫れてる脚も


鼠蹊部下のコブも


見ようとはしませんでした。。





病棟担当の先生は


ある程度の

浮腫や腫れは

皆んなあるから


仕方ない


すぐにはよくならない


月単位でよくなるから

気長に待ってください


とにかく


うまく付き合っていくしか無い



とだけ…(-.-;)




主治医のK先生は


ドレーン付けていた穴から

リンパ液が出てこないなら


痛い痛いと言いながら

退院してもいいですよ



…(*_*)…ビックリ!!




この脚で?


退院 ⁈



どーやって


生活すればいいのかな



もしこの状態で

退院になって


生活することを考えてみた




まず家事は

かなり大変かも



病棟では

点滴棒に捕まって

歩いていたので


ネットで

杖を調べて注文しました


やはりここもセンスにこだわり

ドイツ製の色がきれいなものにしました〜(^^)



車の運転は絶対無理 



1人で買い物はもちろん無理!




家族と買い物に行っても

車椅子を借りなくては。。(TT)




みんなに迷惑がかかる



階段はどうする?



などなど



考えてはみますが



まだまだ

思考能力が停止していて




うまく考えられない〜




あー!

そうだった


ウチには

まだ1歳の孫がいる…


起きている間中 動き回るヤンチャな男の子。。



やはり

退院は無理です〜泣(T-T)




どうしよう〜




看護師さんに相談すると


自分の意思や希望を

ちゃんと言ったほうが

良いですよ!


励まされました




それと


こんなに腫れて

熱を持っているのだから


抗生剤の点滴を

してもらうことも出来るはず


とも言われました




一日中

解熱鎮痛剤を

服用しているせいなのか


熱は37.57くらい

高熱にはならない


血液検査でも

さほど炎症の値は高くない


なので




点滴は必要無し!


判断されました




それでも




実際の脚は


真っ赤に腫れて

熱を持って

痛くて




もぅどうするれば良いのか

わかりません (T_T)




私の脚は 板挟み状態






毎晩

夜中に痛くて目が覚め


痛み止めを飲んでも

眠れない



仕方なく

都会の夜景を眺めながら


痛い脚をナデナデ



悲しいね〜

早く治りたいね〜

脚に話しかける。。。笑




そうしているうちに


だんだん


空が明るくなっていきました。。



ちょうど、夏至あたりの時期だったので、

毎日病室から美しいく眩しい朝日が見られました!