病院ラジオの撮影 | 婦人科系希少ガンの闘病記〜外陰がん

婦人科系希少ガンの闘病記〜外陰がん

2019年5月
婦人科系希少ガンの外陰ガン(扁平上皮癌)と診断されました。

6月手術 ・両鼠蹊部リンパ節郭清 ・ⅢB

現在は経過観察中

稀な癌のため情報が少ないので、もしかしたら参考になる方がいらしゃるかもしれない。。と思い体験記を綴ります。



こんにちは



つたないブログに

ご訪問いただき

ありがとうございます







昨年のことを

振り返って書いております





20年ほど前からの

デリケートゾーンの湿疹が

希少ガンだったと

診断されたのは

20195月のこと


個人クリニックから

2つの病院を経て

2019年5月

国立がんセンターへ辿り着き

6月に入院・手術











週末の病院は静かです


普段は中々こないエレベーターも

週末はすぐに来るので

お見舞いに来る人には助かります(^^)






術後8日目の土曜日


夫が

病室に入ってきて


ニコニコしながら言いました



今 

エレベーターで

サンドイッチマンの人と

一緒になった!




サンドイッチマンって⁈

芸人さんの?

えー?なんで?!




なんか撮影があるらしいよ




そういえば


病院のあちこちに

NHKが撮影に来るという

チラシがあったような気がする




リクエスト募集

と書いてあって


何かな?


と思っていました


 

これは

病院ラジオというNHKの番組のことでしたが、私はこの時はこの番組のことを知りませんでした






私はどちらかというと

ミーハーではないタイプ


でも

サンドさんたちには


なんとなく親しみが持てる

感じがします♡



見たら福が来る感じ?! (^^)




多分

最上階のレストランに

行ったのだろう


ということで…




相変わらず

腫れて痛い脚を

引きずり


点滴棒につかまりながら


よろよろと

エレベーターに乗り込み


最上階へ!



レストランをのぞくと…



奥の窓側に 

サンドさん達が


スタッフの方々と

お食事されてました〜♫



声をかける勇気はないので



レストランの隅っこから


そーっと眺め


また病室に帰りました


怪しい病人





午後になって

来た娘は



一階のロビーで

撮影してる


患者さんが 

インタビューされてるよ


と…





またまた

点滴棒につかまり


ヨロヨロと

エレベーターに乗って


一階ロビーへ!! 





ロビーの片隅の

サロン的な場所に


テントが張られ

撮影していました!



周りに患者さんや


ご家族たちが


大勢見学しています





ある程度のエリアから先は


「テレビに映る可能性がある」


との張り紙も



もし

映ってしまい


知り合いに見られたら…



この病院に

入院していることが


分かってしまう…(◞‸◟)




まだ

自分の病名や

がんであることも


公に出来なかったので…


絶対に

撮影されない


柱の影から


撮影見学



ますます怪しい人。。(^^;;





この時の病院ラジオは

『希少ガン』がテーマで



18歳の可愛い女の子が

インタビューされていました



その堂々とした姿に


勇気あるなぁ〜と

感心して見ていました



私には

とてもできない。。



でも

きっと


この可愛い女の子の患者さんも

ここまで来るのには


辛いことを沢山

乗り越えているからこそ


なんだろうな



ずっと見学してたかったけど


何しろ脚が痛いので 


長く立ってはいられない



明日も

撮影がある


と聞いたので



また明日も見に来ようと


病室に戻りました





夜になって


更に脚の腫れが


酷くなってきて(TT)


太ももは真っ赤に腫れている!


まるで日焼けの酷い状態みたい…




看護師さんが

見かねて


アイスノンを

持ってきてくださり


冷やしながらも



明日は勇気だして

サンドさん握手して貰おうか?


なんて話を

家族と呑気にしていました(^^)


相変わらず能天気です







病院ラジオは


インタビューされる方の

リクエストした曲を


かけてくれます♫




皆さまは


もし 病院ラジオに

リクエストするとしたら…



どんな曲を選びますか?




私は


何故か?


入院した日から


ずっと心の中に

浮かぶ曲がありました 


どうして? 特にファンでもないアーチストのこの曲だったのか?は、未だにわかりません。


特に、途中の一説が頭をグルグル回っておりました。。









住みなれた この部屋を 

出てゆく日が来た


新しい旅だちに  

まだ戸惑ってる


駅まで向かうバスの中

友達にメールした


朝のホームで 電話もしてみた

でもなんか 違う気がした


古いギターをひとつ持ってきた

写真は全部 置いてきた





何かを手放して 


そして手にいれる


そんな繰り返しかな?





つよがりは いつだって 

夢に続いてる


臆病になったら 

そこで途切れるよ


走りだした電車の中

少しだけ泣けてきた



窓の外に続いてる この町は

かわらないでと願った


古いギターをアタシにくれたひと

東京は怖いって言ってた


答えを探すのは 

もうやめた

間違いだらけでいい



赤い夕焼けがビルに途切れた

涙をこらえても


次の朝がやってくるたびごとに

迷うことだってあるよね?


正しいことばかり選べない

それくらいわかってる





           『TOKYOby YUI









この時の病気ラジオは

20198月に放映されたものです。


人気ブロガーapricotさんも

この時の病院ラジオについて書かれていますので

見てみてくださいね♫