第66話〜祈り
一日中ふたりでいることがこんなに幸せだとは、
ふたりとも思っていなかった。
目覚めると隣にいることがどんなに幸せなのか‥‥
それは逢えない時間が長ければ長いほど。
ひろが前から見たかった原爆ドームを訪ねた。
記念館に入って、展示物をあれこれ見た。
ひろは見学しながら戦争の惨さを改めて知ったが、
それよりも、大切な人への思いを痛感した。
それは『愛』だった。
それを思ったとき、なぜか涙が込み上げてきた。
同じものを食べられること
手をつないで歩けること
一緒のベッドで眠れること
いまこうしてみきといられることはすべてのことがつながっているからだと、
そのときに思い、感謝したのだった。
それはみきも同じだった。
愛するものすべては、
必然的に自分の目の前に存在していること。
そしてそれは永遠であると。

ふたりとも思っていなかった。
目覚めると隣にいることがどんなに幸せなのか‥‥
それは逢えない時間が長ければ長いほど。
ひろが前から見たかった原爆ドームを訪ねた。
記念館に入って、展示物をあれこれ見た。
ひろは見学しながら戦争の惨さを改めて知ったが、
それよりも、大切な人への思いを痛感した。
それは『愛』だった。
それを思ったとき、なぜか涙が込み上げてきた。
同じものを食べられること
手をつないで歩けること
一緒のベッドで眠れること
いまこうしてみきといられることはすべてのことがつながっているからだと、
そのときに思い、感謝したのだった。
それはみきも同じだった。
愛するものすべては、
必然的に自分の目の前に存在していること。
そしてそれは永遠であると。
