第6話〜告白 | Distance~時を超え距離を超えた二人の物語

第6話〜告白

二人で過ごす時間は冬から春へ、
そして夏から秋へとあっという間に過ぎていった。
何の進展もないまま‥‥

寒い秋の夜、
ひろは今夜こそ、今夜こそみきへ思いを告白しようと思っていた。
いつものようにみきを家の前までクルマを着けた。

緊張するひろは思いきってみきへ自分の気持ちを伝えた。

「オレと付き合ってくれないか」

少しだけ時間をおいてみきは答えた。

「うん、私でよかったら」

お互いに精一杯のセリフだった。
その返事にひろは天にも昇るような気持ちになった。
気持ちが一瞬にして高ぶるのを感じた。


ひろはみきを引き寄せた。
そして二人は初めてのキスをした。

「それじゃ、おやすみ」
「うん、おやすみ」

再会してから10か月が過ぎた夜だった。