アルバム「白熱」についての感想を付け加えるのならば、楽曲群のバラエティーさを欠く、ということ。1曲1曲のペラペラ感、アレンジの貧弱さに加えて、アルバムを通して曲調が一本調子ならば、これ何を言わんや。
残念ながら、ツッコミどころが多いアルバムと言わざるを得ない。Black keysとか聴いているのならば、もっとフィジカルに訴えるような曲を書けるはずなのにな。さては、最近聞き出したのか…?
教育現場を実際に踏み込んで熟知した政治家や、教師、その他「物言える人」が、現状の課題を生々しくレポートして欲しいですね。情報が少なすぎる。教育現場が閉鎖的という仮説も立てられます。知る人ぞ知る、という世界?
教師出身の政治家ってあまり聞かないですね。誰かいましたっけ。教育と政治って親和性が低いのか。
それから、日本の子どもの学力は、昔と比べてそんなに落ちているのでしょうか?アジア諸国の学力が昔と比べて上がったということではない?つまりは追い上げが激しいから、今まで以上に頑張らないと取り残されるよってことか。
「人が気づかないことに気がつくのが天才である」って、英語教材DUOの例文であったような。こんな天才が一人、二人いれば国は十分富むのでしょう。凡人の私からは、こういう天才は憧れるなあ。学力は置いといて、個性的でおもろい、トンガッタ人材を生み出すような教育も面白そうですね。
ただ、和をもって尊しとなす日本社会では、なかなかそういう天才は育たないのでしょうな。聖徳太子の金言は、いったい何年間日本国民を支配するのでしょうか。いくらグローバル社会だからといって、これだけは譲れない日本人の専売特許かも。
ソウルフルなミュージックに、摩訶不思議な映像。坂本ワールドが横溢する世界。
これからもどしどし名曲を書いてください。遠くから引き続き応援します。
新作、早く買いたいです。
シンガポールに暮らして1年と8ヶ月あまり。今改めて思うが、自分が好きな食べ物は、
シメサバ
カツオのたたき
たまり醤油
のり
日本米
さつまいも入りの味噌汁
だいたいこんなところだ。つまり、この国の屋台にあるものは一切ない。ちなみに、上に挙げた食べ物は毎日だって食べられる。シンガポール料理で、毎日食べられると思ったものは皆無だ。
この結果にひとまず安心している。シンガポール料理を愛してしまったら、どうしようと思っていたからだ。だって、日本に帰りたくなくなるじゃない。そして、体は嘘をつかないということが判明した。小さい頃から慣れ親しみ、しっかりと自分の舌に馴染んだ食べ物というものが、厳然と存在するのだ。
そう言えば、シンガポールの屋台に行っても、インド料理の店に並んでいるのは圧倒的にインド系と思しき人たちだし、讃岐うどん屋の前に並ぶのは日本人がほとんどだ。
海外生活によって、自分の故郷、ひいてはアイデンティティーみたいなものを改めて実感できた。オーバーかもしれないが、人は自国を離れてみて初めて、真の愛国心を持つようになるのかもしれない。
久しぶりに轟音を聴いた。久しぶりにゆら帝を聴いた。まだこのアルバムを取り上げていないことに気が付いた。私が渡星してから、彼らは活動を停止してしまったという、まことに悲しい事実を思い出した。
98年の時点で、彼らはすでに自分のスタイルというものを持っていた。3ピースであるが、ポリスと違ってボーカルはベースを弾かずに、ジミヘンばりのギターを披露する。ギターの音にあまり装飾をつけたがらないのが彼ら流。ドラムのタムはたいていカラカラに渇いている。スコーンというより、ターンという風な表記に近いと思う。それからベースは、やはり前面に出ている。そりゃ3ピースだから、後ろに引っ込んでいては意味ないですわな。
「わかってほしい」。切り込むギターリフはキンクスを思わせる。キンクス・ミーツ・ジミヘンの風情。
有名な「発光体」。ピンク・フロイドのファーストを髣髴とさせるサイケデリック・エースの空気が横溢しまくっていて素敵この上ない。「もう一度 頭搾ってにじみ出てきた緑の液体がぼくの全てさ バカだろ?」とのたまう。バカである。
「アイツのテーマ」。端正なメロディーを持つロックンロール・ミュージック。ギターのリフがパキパキしているゆら帝の曲は名曲である場合が多いが、これもその好例。
「3×3×3」。おどろおどろしいバンドという評価を象徴するような曲。東京都国分寺市在住S本さんの長男けずる君は、5歳の誕生日を直前に控えた1972年9月2日午後、家の前でタンポポの茎を裂き開き乾かす途中で行方不明となる。6時間後無事保護されたものの彼の変化に気が付いた者はいなかった。
S本けずる君は、もちろん坂本慎太郎のことだろう。5歳の誕生日を前にして、おかしなことになって、大人になっておかしなバンドを組むことになったというわけだ。解散なんて、野暮なことはホントにして欲しくなかったな。
と、サイトを検索していたら、坂本氏、ソロを出すんだ!こりゃ、面白くなりそうだ。そうこなくちゃ。
ここシンガポールでは、幽霊の話がちょくちょく話題になる。高島屋の周辺に出るとか、あのコンドミニアムに出るとか。高島屋は、元お墓だった場所、あのコンドは、建設中に人が落下して亡くなったらしい。
私と妻の話をしよう。
私自身、霊的なものを信じるほうではなく、また霊感と呼ばれるものも強くないほうだと思う。ただ、先日記事にしたが、夕食時、酒を飲みながらくつろいでいると、玄関の靴箱のほうで、何か白いものが一瞬出てきた。白いシャツか、布みたいなものだ。それが、ゆっくりと靴箱に吸い込まれるように消えていったのだ。その瞬間、鳥肌がぞおっと立ったものだ。
妻の話。子どもの寝室を掃除していたら、白い壁から小さな子どもがすうっと出てきたらしい。呆気にとられていたら、今度はまたすうっと壁の中に吸い込まれていった、という。
「酔っ払ってたんとちゃうん?」「そっちも疲れてたのやろ」お互いそう言うしか術がない。まあ、気にかけてくれる人の前に幽霊は出るというから、知らぬ存ぜぬでいるのが良いのかもしれない。彼らは究極の「かまってちゃん」らしいから。
先日、モリッシーの老いに吃驚したが、スミスの名曲が最近耳にこびりついてはなれない。2分に満たない短い歌。美しい。UKにあこがれるのよね、こういう曲を聴くと。
ギターで弾きたいから、念のためコードもチェック。