一般社団法人 広島県鍼灸師会

                    一般社団法人 広島県鍼灸師会

                               はり師きゅう師の国家資格を持つ鍼灸師の集まり、鍼灸専門社団法人の広島県鍼灸師会です。

【閑話 五】
 これは呑気な小生と雖も飛び上がった腎盂炎のハナシ。
 何度か来院していた七〇代女性曰く、一昨日(土曜日)畑仕事をしていて足裏を釘で傷つけた・・・ 
 夜になって悪寒・発熱・・・ 家族が破傷風だ、医者だと大騒ぎ・・・ 余りの辛さに触るな動かすなで一晩悶々・・・ 昨日は一日中寝ていた・・・ 今は(月)起られたので病院に行った・・・そのついでに来院した・・・ 医者は何も云わなかった・・・ 何でしょうか・・・ と。
 破傷風なら潜伏期間も何日もあるとか、咬筋痙攣反弓する位は聞いて知っていたので、それはないだろう・・・ 内心、例外と云うこともあっては・・・ と思い乍らも「まぁ腎盂炎だネ。出歩かず一週間家でお灸して又おいで・・・ 」
  二~三日してお坊さんが来院。治療中の話・・・ 「今日〇〇へ(地区名)葬式に行った・・・ 珍しく破傷風で亡くなった女性だった・・・ 」と。
 「エーッ! 」驚いたのなんの飛上った。
 同地区なんだ。名前は? 釘を踏抜いた人? ドキドキの質問。
 名前が違っていたし、大根下しで指を傷つけていたとか・・・ 井戸水を使っていたとか・・・
 「フゥ~! 」寿命が縮んだが助かった・・・
 この辺りの福山市郊外では、水道はあっても井戸がある家が多い。我家もそうだがポンプ付けて庭や畑等に使う。水道代の節約だ。
 ―なんとなく心中穏やかでない日が過ぎていたが、一週間経った月曜日ニコニコ顔で例の女性来院・・・ その顔みるや一瞬にして心の凝り(しこり)がフッ飛んだ。
 曰く、「ヤッパリいわれた通り腎盂炎でした・・・ 」病院での帰り我院に向かって歩いていたら看護師さんが追っかけて来て、検査するから引返せという。
 検査の結果は腎盂炎・・・ 尿検なんて簡単だろう
  が何故早くしなかったんだろうナァ・・・ 疑問もあったろうに・・・ 判らなくて、何も云わなくて、薬は出している・・・ 患者は納得するのかナァ・・・ 
  薬とは便利なもんだナァー。
 ― 安堵したところで同地区で破傷風で亡くなった人の話を出したが知らぬ存ぜぬだった。世の中広い。
 そんなことがあって破傷風を医学書で調べたことだった。
 少々腎盂炎の話しが続いちゃったかナ。



【閑話 六】
 六〇代男性。患者の紹介で来院。
 数日前、畑で耕運機使用中向きを変える時右の首筋を傷めたとのこと。
  初 日 右首筋~右肩井辺りに数本置鍼、円皮鍼数本貼って終了。
  二日目 右膏肓辺りまで痛むと云う。治療部位を下げて同様の施術。
  三日目 前日よりも少し下の方まで痛むと・・・ アレレ~~~ ?
 2日ほど坐位で診ていたがベッドに上げて診るが、これと云ったことは不明だが自発痛だなと思う。

 〝 うゥ~ン、胆のうかナァー 〟  と思い、一応胆のう検査を受けるようにすすめるも、今迄病気らしい病気をしたことがない・・・ 何処へ行ったらよいか分からない・・・と 兎に角大きな病院だよと伝える。一週間程経って紹介者来院。あの人今日〇〇病院で胆のうの手術すると云う。・・・ やはり胆のうだったか・・・ 病名は知らないと・・・
 一ヶ月位経って紹介者来院。曰く、あの人胆のう癌で亡くなり葬式も済んだと・・・
 「エ~ッ!  あの人、細身ではあったけど最近痩せて来てた?」
 「イイエ昔から相変わらずあのタイプでした・・・ 」と。
 それにしても早い・・・ こんなこともあるんだ・・・ 我師会では平人はいない。
 病人と死人のみというが・・・ 小生死人を診ていたのかなと思われた。
 《 余 談 》
 昔「チベット三千年の秘法」と云う本を読んだ。その中に手当てをすれば命が助かるのにと思われるのにしない。なぜかと尋ねると、今助けても近々死ぬ運命が待っていると応えた・・・ まさに死人 (=死ぬべき人) なんだネ・・・ そんなこと判らないよ。



【閑話 七】
  四〇才位の入院中の女性。二ヶ月になるが検査では何も判らず、只々体調が悪い・・・ 病名も原因も不明な為、会社の同僚等見舞に来ても返事に困っているという。再検査お願いしても、その必要はなしとのこと。見舞客の中の人で我院に時々来ていた人のすすめで抜け出して来たと。
  さあ大変。聴けども診れどもサッパリ判らない。「強いていえば肝臓かなぁ。」「病院を替えてみたらと・・・ 」と促す。
 後日談
 入院中の病院で肝臓の検査を申出てもやはり 〝 必要なし 〟 。
 「それなら他の病院へ行く」・・・「今度来ても診てやらん」
 「診て貰わない、もう来ない」とかなんとか・・・
 一寸考えられないケンカ別れだったと聞いていた。
  それから二ヶ月位経った頃、彼女の姑が来院。
 「嫁が可哀相で仕方がない・・・ 」
 「エーーーッ 亡くなった? 」
 「肝臓ガンで・・・ 転医して直ぐ判った。早くここに来れば助かったのに・・・ 長いこと放っておかれて・・・ 」と嘆く。
 転医して一ヶ月位だったという。
 「イヤイヤ、自分もそこまでは判らなかったと驚き乍ら、お悔やみをいうことでした。」
 転医して直ぐ判ったと云うことは、肝生検したと思えるが、何故早くしないのか不思議に思えることがある。患者の話や身体を軽く診ているのかナ。
  この事例も死人を診ていたということか・・・



【閑話 八】
 七〇代男性。
 一年位前、眩暈で来院。一度で治まるが二度診ていた。
 此度は往診して欲しいと。その頃はまだ夜しか往療しなかったが、近いので午后自転車で往く。随分痩せて蒲団に伏せていた。食道ガンの手術したと云う。
 「アーッ! 一年前の眩暈は、悪性不良性の貧血だったのか? 気が付かなかったナア・・・ 」と一瞬思えた。
 「もう一度元気になって働きたい」と。
 仰臥と横臥で軽く施術する。
 「電話したら又来て欲しい・・・ さて、一休みするか・・・ その前にオシッコだ・・・ 婆さん頼むよ・・・ 」
 「では、お大事に」で退出。
 後日、婆さん来院。
 爺さんに尿ビン当てたらウトウト眠り出した。
 「爺さん寝ちゃダメだ」
 「そうセカスナヨ・・・ 」でプツン。これが最期のコトバだったと。
 数分後のことだ。本人もそんなつもりではなかったと思うが、小生とて然り。
 胃の気の絶えた七死の脈状があるも勉強不足、能力不足を知るのみ。
 一年前の故人の来院時の言を思い出す。
 曰く、自分は床屋に一週間に一度、風呂は極力銭湯に通っていたと・・・ そこでは自慢話をする人が多い・・・ それも聞くのが好きだ・・・ 自慢話の中には人生のヒントがある・・・ と。
 「ウゥ~ン!」思わず謙虚な人なんだとウナッタものでした。
 
「行鍼施灸は芸術だ。道楽心がなければ出来ない業だ。
 面白いではないか  一本の鍼、一握りの艾で万病を治し得るならば、  
 愉快ではないか  鍼灸をして万薬の作用を起こさせるとしたなら。」
             柳谷素霊著 『鍼灸医術の門』より  


 

【閑話 四】
℡で「嫁がギックリ腰になった・・・ 妊娠しているけど診てもらえるかナ・・・ 」「どうぞどうぞ・・・ 」で若夫婦来院。
 風邪も引いているし熱も Cはあると・・・ 「もう臨月だネ。」と座位で診る・・・ 。
 コリャーギックリ腰ではないョ・・・ 妊娠腎だったら一大事だ・・・ 子癇でも起きたら大変だョ。まさに恐いもの不知。
 「医者に直行入院だョ」といい乍ら、ナントカ施術してモラウモノは貰ったが・・・ 。
 後日報告があるまで我が心中穏やかではなかったが、入院2日目に女児出産。母子共無事。
 メデタシ、メデタシ。
 以前、子癇を患った若い嫁さんを診ていたことがあった。
 産後一年は経っているのに脱力感があって関節やら筋肉
に力が入らないから、子供も膝の上に長くはダッコも出来
ないと云っていた。
 体力の回復も時間がかかった。
 般若面は子癇を起こしたときの顔だというしネ。
 想像を絶する痙攣なんだネ。
ついでに私事を書くと、第2子出産の時、我ヨメサンはジーサン、オヤジの介護で疲労が重なり、血圧は上がるし、足は腫れ、男物のサンダル使用したり、毎週通院・・・ 良かったり悪かったりの繰り返し。
小生も放っている訳ではないが、医者曰く「一体どんな家庭やいなや?」と・・・ 。

【閑話 三】 
 三〇代♀(二児の母)。
 商家で多忙。休養もままならず、度々腎盂炎を発病しては通院している。
 時には毎月のように発病するとか笑い乍ら云う・・・ 病院での話では腎臓も下垂し尿管もタクレテイル(分かるかな?) そこには細菌が繁殖し易い・・・  しないとダメダと・・・ 已にそのもりで、実家の母親を店の手伝いに呼んでいると・・・ 時々二児を連れて来ていたので旧知ではあったが、この期に及んでナントカならないかと思ったんだネ・・  。
 その昔、胃下垂とか遊走腎を で吊り上げても不調で来院していた人等もあるし、問題は位置や形ではないョ・・・ 貴女の場合、休養と体力づくりだ・・・  するぐらいなら二~三ヶ月〝 自宅入院 〟 したつもり休養出来ないものかナントカ云い乍ら施術。
 次の日、自分では は止めなさいとは云ったつもりではなかったけど、「   は止めた」と・・・ 
 これには一瞬驚いた次第。
 病院は儲けソコネ、我痩身は責任をカブッタ。
 週に一~二回は診ていたが、少々細身ではあるがお腹もフックラと弾力が出て来ているし、三~四ヶ月で
終了。
以後発病なし。
 思うに、家族の理解と生活習慣の改善が一番。治療は二の次。
 良いことする前に、悪いことはしないことだヨネ。
 とかくこの世は、寿命を削って生きてると思えば尚更だ。
 趣味と実益と健康法が揃った「モノ」は、ないのか
ナア・・・ 。



 

【閑話 二】
七〇歳からは午前中のみの診療にしたが、午后もやっていた頃、往診を依頼された。夜往くことにする。
 時々来院する六〇代女性。
 左腰から横腹にかけての痛み・・・ 昼間に往診した医者の診断では膵炎とのこと。
 我流の問診・切診しながら 「そうかナァ・・・ 、 風邪引いてない?」
 「歯医者に通っているけど寒い日もあるし、風邪引いたかしら・・・ 」
 「腎盂炎と思うョ・・・ 明日お医者さんに尿検でもお願いしてみたら・・・ 」

二日目
 「尿検のこと言い辛かったが言った・・・ イヤな顔をされたけど尿を持帰った・・・ 」
・・・ まぁそうだろう・・・

三日目
 医者曰く「腎盂炎でした! 」と
 体調も良好に付、後は一週間は灸をする様伝えて終り。
 ヘンな者が出入りしてお医者さんもやり辛かっただろうが、皆様医者の顔をツブサナイ様気を付けましょう。

あさじぃの備忘録

以前投稿した 赤塚不二夫と藤子不二雄 手塚治虫らも住んだ伝説の漫画家たちの青春の場所として知られる トキワ荘 
とまでは行かないが 鍼灸大好きアホな臨床経験50年近くの鍼灸師たちが青春を刻んだ 平野川沿いのリバーサイド木造三階建アパートに住んでた連中で作っているLinegroupの抜け駆け投稿です
ご参考になれば幸いです

i ボロアパートの皆様 おはようございます
まだ体調(風邪) いまひとつ シニアは回復力が激減
m i様おはようございます
回復力は落ちましたねー
散歩や軽い運動すると復調しやすいようです
お大事になさってくださいね
i m様おはようございます
お気遣いありがとうございます
s もしやi様はお母様ロスが原因では?sも親父が亡くなってしばらくして 喘息のような喘鳴が有りました
ロスは肺を弱くするのでは?
m ロスは内傷なので 外邪が入りやすくなります
時節柄 風 寒 燥あたりでしょうか
風邪は井栄穴の補法
寒邪は兪経穴の補法
燥邪は兪絡穴の補法
が本治法となります
i s様おはようございます。
ご指摘 的を射ているようです
なるべく心安らかにと 心がけているつもりですが
春を待ってa先生のように 旅をしようかと 思っています
お気遣い ありがとうございます
s mへ問うで曰く 風邪と寒邪の見分け方は如何に?
s i様の病は外邪(内傷)であらせられる sは寒邪とおもんばかっておるが
s 違うかな?
m 脉で左が右より浮いて強ければ風
脉が沈で右が左より強ければ寒
脉が一呼吸に4.5動より速ければ燥
となります
m 寒邪の場合はノドの痛みイライラが多少なりともあります
あと下肢の冷え 冷飲食での下痢や頻尿も 体がだるいなら風邪が多いです
s ロスによる気虚は如何に?  i様におかれましては ロスによる気虚が為に寒邪に侵されたとの考えで構わないでしょうか?
m 気虚は陽虚の一種なので脉は沈脈になります 寒邪は沈脈なのでそう考えてよろしいかと思います 本治法は虚経の兪経穴の補法です
i 私の為に いろいろとご心配頂き 嬉しいです(嬉しい)
s i様早速実行してみられてください そして結果を教えて下さい🙇‍♀️
s 所で推測するに殿下の虚経は肺でしょうか?腎でしょうか?
i 具体的に経穴と 治療方 教えてください 自分で施術出来る経穴 お願いします🙇⤵️
m 診てないのでわかりませんが  酒が過ぎて脾虚かなと思います
脾虚なら太白商丘の補法(鍉針を3〜4呼吸ツボに当てる)  心包経の大陵間使の補法  胆経の足臨泣陽輔の補法が本治法となります
補助穴として中脘中極脾兪です 
治療後に お小水の量が増えれば効果があったということです
息子さんに治療してもらえるなら パイオネクスのZEROか0.3〜0.6mmを身柱肺兪の3穴と肩髃の直下2寸の圧痛点の5穴に貼ってもらってください
これは鬱や精神の落ち込みに効きます
鍉針をお持ちでなければ 1〜2番の針をツボの皮膚に直角にあてて押手をちゃんとして3〜4呼吸当てておくか  空いてる刺手の親指の爪を軽く針柄にあてて針柄を3〜4呼吸の間 揺らすのも補法になります
i m様具体的にありがとうございます(ありがとう)
パイオネクスは高価なので 試供品しかなくすでに使用
針で試してみます
今回思わず長引いたのは 症状の進行状況を安易に考え葛根湯と含嗽薬をチョイスした事が要因の一つ
(お茶の葉うがい)必須
体温上げ⤴️ようと過度になってしまった飲酒(あまり反省していない)
寒いと思いつつエアコンつけずに就寝
エアコンのリモコン枕元に置いていた(残念)
皆様もこんな経験ありますよね(それで?)
m ですね😅
i 用心深いm様でも⁉️
後は入浴後速やかに布団に入ればいいものをチビチビと おかげさまで一週間の禁酒(最高)(負け惜しみです)
m 僕は湯冷めが怖いので 風呂は必ず夕飯の前に入ります😅
i やはり規則正しい生活 私はその日その日で入浴時間 変わります❗

【閑話 一】
身の丈一八〇㎝超の偉丈夫四〇代半ば曰く四年前から時々腹が痛い(右腹部を示す)・・・ 

痛みだすとしゃがみこむ・・・ 

海老の様になって治まるのを待つ・・・ 

時に風呂に入って温めると治まることもある・・・ 

地元の医者にかかっていたが原因不明・・・ 

二年前に福山市内の病院へ・・・ 

やはり原因不明・・・ 

ついに試験開腹するも何も分らず盲腸も胆嚢もキレイだった・・・ 

その後二年経つも相変わらず・・・ と。
試験開腹となれば何人もの医者が雁首揃えて鳩首会談した筈・・・ 

コリャアー大変なクランケが来たゾ・・・ 

眠気がフッ飛びファイトが湧いて来た。
 「一番最初に痛んだのはどんな時?」
 「山で木を伐採していた時・・・ 」冬だナ、力仕事だナ。

そこでピーンと酒ボケの頭に閃めいた。 
 質問はこれだけだが「判った! 腹壁ヘルニアだョ」
 「それは何ですか?」・・・
 今迄、元気ゲンキでいたから何も知らない。
 そこで、ヘルニアについて色々説明し怖さも知らせておいて、腹の皮の怪我みたいなもんだと。
 「どうすればいいですか?」の問いには、たちまち晒巻いて、力仕事をひかえてとかなんとか能書きを云々・・・ 

薄くなったか穴のあいた腹筋の回復を待つか、度々痛むようなら手術だネ。 
 成長期の子供ではないし の方が早いよ。
 折角の来院だしベッドに上げて診たけど 〝 ココダ 〟  と云う所が判らなかった。
(ヘボダネェ・・・ )
 それでもお金を頂戴する訳だから鍼灸師として格好をつけていたら「漢方薬は飲まなくていいですか?」と聞く。
 「エ~ッ漢方薬?」なんと事情を知る知人にすすめられて漢方薬店に行ったとか・・・ 。
 そこで「何処から来た? 中国山地? それなら帰りの途中に〇〇鍼灸院があるからそこで診て貰い、飲めと云われたら薬を出そう」と・・・
 〝 ウーン 〟 ウマイこと言うもんだ・・・ 内心では逃げたナ・・・ と思った。
 「飲まなくていいでしょう」で終り。素人だから判ったと思えることでした。


 これには反省点が二つある。
その①自分では自信を持っていたが、不親切でその後の連絡手段を考えなかった。    

簡単過ぎてカルテもナシ。
その②当時、紹介者の薬局の薬を飲んでいるクランケがいた。我院のことは知っていたのだろう。

紹介御礼方々小生の見立を報告すべきだったが。時を失ってしまい、我ながら不義理をしてしまった。ダメダネェ・・・
失敗も財産と云うこともあるし、五~六十年もやっていると資産家にもなれる・・・ ?

【はじめに】
 時の流れに身をまかせ流れ流され、平々凡々生き生かされてきた小生に身に余る「臨床五十周年祝賀会」を催して頂き恐縮至極に存じ候。
 恐縮してもウンもスンもないのもナンダカラ、お礼方々、己の五十年を振返って一筆執ることにしました。一応臨床をやってきた証しです。
 といっても他人に話す程のことも、聞かれても応える程のこともないけど、「何も無い」では身も蓋もないので、敢えて記憶の蓋を明けて覗いて見ることにしますが、何の役にも立たない代物です。
記憶というものは編集のようなもので、自分に都合よく創られるもの、身勝手なものと決っているらしいが、そうでないと誰もが面白くない一生を送ることになるんだろう・・・
 返礼の気持ちが少しでも伝わればと思っていますが、その点は汲んで欲しいです。
 編集した記憶・思い出話しが、皆様の一服の清冷剤になれば幸甚に存じ候。

福山地区神辺在住の 石岡治樹先生の記念誌です

臨床五十年 随想 今 も 昔
路傍の小石 2019

序にかえて
 石岡治樹先生に於かれましては、鍼灸臨床五十周年を迎えられましたことを、福山地区鍼灸師会を代表いたしまして謹んでお慶び申し上げます。
 先生は、井上恵理先生のもと 古典を深く学ばれ鍼灸治療を通して地域医療に寄与されました。
 また、本会、県師会に於いては、長く役職を務められ鍼灸師会の発展に貢献されましたことは
皆様ご承知の通りです。
 この度鍼灸臨床五十周年を記念し、『臨床五十年随想「今も昔」』が刊行出来ましたことは誠に喜ばしい事であります。
 軽妙洒脱な文章のなかにも、鍼灸臨床の証と臨床に対する心構えを学ばせて頂くおもいです。
 本会のみならず、多くの方に読んでいただければ幸いです。
 先生は、また酒と煙草を愛でる、風流人でもあられます。
そのお人柄は、わたくし共後輩にとって道しるべともなります。
 どうぞ今後とも、ご健勝にてご指導くださいますようお願い申し上げますと共にお祝いの言葉とさせて頂きます。

   二〇二〇年 三月尽

                              福山地区鍼灸師会
                                 会長 松浦 浩明

あさじぃの備忘録

いよいよ西高東底の気圧配置となり冬将軍の端っこが降りて来るようになりました
毎年 新市の一宮さん(備後一宮吉備津神社)のお祭りのどこかで雪花が散る季節です
そんな時 鼻水ダラダラって人いませんか
クシャミ鼻水は 寒さにより自律神経が乱れ寒冷アレルギーを起こす 血管運動性鼻炎を起こしていると考えられます

東洋医学では 冷えにより身体が冷えて 肺や腎が冷えにやられていると考えます

特に 鼻と肺は関連が深く 肺の不調や冷えが鼻の症状に影響すると考えられます
とくに透明な水のような鼻水は 冷えから来ます 
そんな時には 身体の中からである内臓から温めることが大切です
内臓を温めるには 肺や腎を温めるツボ 尺沢 復溜 等肺経や腎経のツボ以外に 大椎 身柱 志室 肺兪 風門にお灸をするとよいです
その他 温かい飲み物(生姜湯など)を飲む お腹を温める(カイロ 腹巻など) 身体を温める食べ物(根菜 発酵食品など)を煮炊きして温かい状態で食べます
また 適度な運動をする 湯船に浸かるなど シャワーだけで湯船に浸からない人は温めるどころか返って身体が冷えてしまいますから それならシャワーせず温かいお布団でお休みください

 

あさじぃの備忘録

山口県の下関の北の方のクソ田舎に 鍼灸学校では安子さんと同級生の後輩なのにとても偉そうな鍼灸師がいる
この後輩 在学当時に藤原知大阪市立大学助教授(現大阪公立大)に可愛がられ 藤本和風・蓮風 小野文恵 井上雅文 神戸源三など 芋ズル式に勝手に弟子入りする(過大表現お赦しを) ド厚かましい後輩なのであります

そいつと この前からの採り難い咳痰の話をしていたら 商丘 の話になった


谷 お互い風邪ひかんようにしましょうね
 asa もうひいて 治りかけですが 痰が残ります

 asa やはり脾ですかね
asa 商丘あまり効かなかった
古 お灸ですか?
古 商丘だと鍼ですよね
asa お灸でした
asa パイオネックスでも良いですか
谷 パイはしたことないのでわかりませんが取穴部位も関係します
谷 僕の場合は左足でココの凹み

asa 商丘の刺鍼は補法だろうけど 円皮鍼はどういう扱いになるのかな
谷 押手がヘタなら鍉針で
谷 皮内針は方向を決められるので補法は皮内針 瀉的なら円皮針かな?
谷 ただ 長時間パイを貼ってると補的になる気もする
asa 僕の場合商丘の目標は 圧痛 これだと 瀉で良いのかな
谷 お灸で補瀉は打ち身 捻挫以外は ほぼ考えないので、、、
すえたら治るし 治らんかったら取穴がズレてるか壮数が違うか くらいでしょうか
谷 あ ↑僕はですよ
谷 お灸の補瀉について
谷 鍼で五兪穴使う時は圧痛はまず無いので というかそこまで押さえて取穴しませんし、、、
谷 違うか 撫ぜてると商丘の位置を通過する時に少し違和感があったりごく弱い痛みがあることもありますね
asa あらそう
谷 本治法の取穴は撫ぜるくらいで取ります 僕は
asa 僕は圧痛大好きだから 澤田流坂〇先生の影響かな
谷 ギュッって感じで押さえ取穴されますか?
asa 咳に効かせてやろうと云う欲張り治療では 特効穴的にまず圧痛
asa 商丘は掌で踵包み込むように親指で内果の裏奥に
谷 ありがとうございます😊
asa 中封は逆に外に腱の裏側に親指を
谷 親指で取るのですね ありがとうございます😊

谷 僕は人差し指を皮膚に45度くらいの角度で軽く当てて 指の腹で凹みや皮膚の緩みを目標に取ってます
asa 取ると云うか 圧痛を探る場合
古 押すのは脈を診るときとお灸穴をとる時かな
asa やはり皮膚の変化は 中三本の指の腹で触らないと
asaka 僕はその中でも中指かな
谷 そうか!木下晴都先生かな?圧痛計ってありましたよね?
asaka 人差し指は そのまま押手に出来る利点があるから便利ですよね
古 先生 指太いもんねー😁
谷 坂〇先生の親指くらい?😁
asaka 圧通計は研究用症例発表用には良いけど 臨床では はっきり言って邪魔
谷 なんですねー✍️  ありがとうございます😊