市販薬の副作用で、過去5年間に15人が亡くなられていることが、消費者庁の調べで分かったそうです。

 市販薬のインターネット販売が解禁され、薬が簡単に購入できるようになりましたが、かぜ薬や痛み止めなどの市販薬で、まれに重い副作用が起きるケースがあるとして、消費者庁は、異常を感じたら、すぐに医師に相談することなどの、注意を呼びかけています。

劇薬などを除くすべての市販薬は、2014年6月、インターネットでの販売が解禁されています。

消費者庁では、こうした市販薬で副作用が起きたケースは、去年3月までの5年間に約1200件報告されていて、このうち15人が死亡し、後遺症が残ったケースも15件あったということです。

 スティーブンス・ジョンソン症候群と呼ばれる高熱が出て皮膚が赤くなり、視力が低下する副作用や、だるさや吐き気が続いて肝障害に至るケースなどがあるようです。

市販薬の種類はネットなどの情報で調べても全く出てこず、分かりませんが、いずれもかぜ薬や解熱剤、痛み止めなど、市販されている医薬品を飲むことで起きているということで、対処や治療が早いほど重症化を防ぐことができるということです。

 消費者庁は、医薬品を利用して異常を感じたらすぐに服用をやめて医師に相談することや、医薬品を購入するときはアレルギーや持病などについて薬剤師とよく相談するよう注意を呼びかけています。

 市販薬でも命に害を及ぼす副作用が出る可能性があることは分かっていましたが、普段 あまり副作用については意識していなかったので、注意するにこしたことはありません。

これから、少し意識を持ちつつ注意しようと思います。