相模原市が市民から持ち込まれた検体を無料測定してくれる記事が出ました。

検出限界値が25ベクレル/kg だそうです。

5ベクレル/kgとか、3ベクレル/kgの濃度が測れないと、安心出来ないような気がするのですが。。。。



持ち込み食材の放射性物質濃度、6月から無料測定/相模原 カナロコ 2012年5月15日

 相模原市は6月から、市民が持ち込んだ食材の放射性物質濃度の測定を民間検査機関に委託して行う。5月補正予算案で1770万円を計上。17日の市議会臨時会に提案する。

 対象は事業者を除く市内在住者。1世帯1日1検体とし、無料。市内の民間検査機関に電話で予約し、測定してほしい食材を直接持ち込むか、南、緑両区役所、市衛生試験所、津久井保健センターに届ける。受け付けは平日で1日最大10検体まで。

 検査は持ち込まれた翌日に行い、結果は市のホームページで公表する。依頼者には郵送で伝える。

 4月から適用が始まった一般食品に含まれる放射性セシウムの新基準値(1キロ当たり100ベクレル)の半分の50ベクレルを検出した場合、より精度の高い市の検査機器で再検査し、その結果も同様に公表する。

 検出下限値は25ベクレルで、当面は一般食品や自家製の農作物に限るが、基準がより厳しい飲料水や牛乳、乳児用食品は検査精度を確認しながら受け付けを検討する。

 検査機器の購入も検討したが、検体数に応じた契約を取り入れるなどコスト面のメリットから民間委託を選択した。市衛生試験所では「基準が厳格化され、市民の要望が増えることが予想される」と実施理由を説明している。21日の市議会臨時会本会議で承認を得た後に検査機関と契約を結び、予約の連絡先を公表する。6月上旬から受け付けを始めたいとしている。


消費者庁が、地方自治体に6月から順次、放射能測定器を貸与する方向で4月頃から話が進んでおりまして、その具体例が今回の発表です。
まだ消費者庁から相模原市に貸し出される測定器は決まっていないそうで、とりあえず今 北里に置いてある機種で、各区で受けて、北里に運ぶような形にするらしいです

1770万の委託費は、北里環境化学センターが、各区役所までモノを取り行って、測ってもらうという、いわば人件費のようなコスト予算らしい。

1日10件の測定能力を見てると言っていますが、5月臨時議会で通れば実現する話でありまして
、実はまだ本決まりではないようです。

今後 臨時議会の進行を注視しましょう。