9月11日、静岡放射能汚染測定室室長の馬場利子さんをお迎えして講演会を開催しました。
ご参加くださった、末松里美さんが、内容をまとめくださいましたのでご報告します。
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「いま、子どもたちになにを食べさせたら良いのか?」 末松 里美 記
9月11日、東林公民館で、馬場利子さん〔静岡放射能汚染測定室〕のお話を
聞いてきました。小さい子どものいる若いお母さんたちがたくさん集まり、
私のようなおばさんは、その熱気に圧倒されました。それでも、来たくても
来れなかった人がもっとたくさんいるとお聞きし、報告を書こうと決めました。
一生懸命メモをとり、お話の中で特に印象に残ったことを私なりにまとめてみました。
1「放射能のことを知っていますか?」
知らないのは、勉強不足です。と馬場さんはきっぱりとおっしゃいました。
知りたいことがあったら第一次情報に当たること。そうでなければ本当のことは
わかりません。公の機関はウソは言いません。隠します。
23年前、チェルノブイリからやってくる放射能が恐くて、行政に測定してもらおうと、
280万円の測定器のカタログを持って、お願いに行ったそうです。そうしたら役所の方に
『関心をもっている1%の人のために、280万円の税金は使えない。買ったらそれを維持
するために1,600万円/年の人件費がかかる。しかも、測定した値が基準値以下では、
データの発表もできない。』と言われ、納得するしかなかった。だから、自分で測定する
しかない。と測定室を立ち上げたのです。
2「放射能に特化して恐がるのはいびつ」
『横浜の水は安全ですか。』と電話がかかります。でも、放射能は測って見なければ
わかりません。そして出た値が、暫定基準の100Bq以下だったとしても、それが安全と
言えるかどうかを判断するのは、自分自身です。また、恐いのは放射能だけではありません。
馬場さんの出発点は*母乳のダイオキシンでした。その頃、確か大阪で母乳からダイオキシン
が検出されたと新聞に出ました。しかし、そのデータは公表されていませんでした。
そこで馬場さんは、自分の母乳を測りました。値は*11.4pg(ピコグラム)、現在は平均で
44.2 pgなので、まだ低かったと言えます。それでも、馬場さんは息子におっぱいをふくま
せながら泣いていたそうです。
そして、もし、自分の母乳のせいで息子にアスペルガー、自閉症などの精神神経発達障がい
が出たら、その時はアメリカに行って、その道のスペシャリストになるつもりだったと
言います。放射能以外にも、ダイオキシン、各種農薬、フッ素、ホルモン剤など危険な物は
たくさんあります。初めての恐さではありません。野菜から放射能が検出されて大騒ぎした頃、
ダイエーが「安全な中国野菜をどうぞ」と宣伝したが、中国野菜も放射能0ではありません。
農薬の恐さも忘れてはいけません。
*母乳のダイオキシンについて、インターネットで調べたところ、「厚生省の最新の調査
(平成10年)によると,コプラナーPCBを含めた母乳中のダイオキシン類の濃度は,脂肪
1g当たり22.2pg-TEQ(1pgは1兆分の1g)。大阪府における凍結母乳の調査では,
1974年をピークに母乳のダイオキシン類濃度は半分以下に減っていることがわかっています。
「くば小児科クリニック久芳康朗)」という文にあたりました。私のメモでは単位がはっきり
しないので比較できませんが、念のため、補足しておきます。
3「自分が汚染されているのに」
静岡産のお茶から放射能が検出されて、大きく報道され、『静岡のお茶が飲めなくなった。』
と言う人がいたが、自分が汚染されているのに・・・。汚染地帯は東北地方のみならず、関東地方
から静岡県まで、大学の先生は『静岡県三島市以東は、家族の中に反対がなければ移住すべき。』
とっしゃいます。東京に行くのは恐いです。57歳の自分が恐がる必要はないのかもしれないけど、
自分の姿を子ども達が見ています。すてきなマスクをして、雨の日は傘をさして、濡れないように、
ゆっくり歩くようにしています。外出したら、手洗い、うがいは30年続けるべきです。
家のローン、仕事のこと・・・、一人ひとりがどうするべきなのか、考えなければならないのは
静岡までです。
プラムフィールドのスタッフ手作りのマスクを手に、馬場利子さん
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田中優さんの講演会
原発のない社会をつくるために~いのちを大切にするエネルギーの話~
ご参加くださった、末松里美さんが、内容をまとめくださいましたのでご報告します。
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「いま、子どもたちになにを食べさせたら良いのか?」 末松 里美 記
9月11日、東林公民館で、馬場利子さん〔静岡放射能汚染測定室〕のお話を
聞いてきました。小さい子どものいる若いお母さんたちがたくさん集まり、
私のようなおばさんは、その熱気に圧倒されました。それでも、来たくても
来れなかった人がもっとたくさんいるとお聞きし、報告を書こうと決めました。
一生懸命メモをとり、お話の中で特に印象に残ったことを私なりにまとめてみました。
1「放射能のことを知っていますか?」
知らないのは、勉強不足です。と馬場さんはきっぱりとおっしゃいました。
知りたいことがあったら第一次情報に当たること。そうでなければ本当のことは
わかりません。公の機関はウソは言いません。隠します。
23年前、チェルノブイリからやってくる放射能が恐くて、行政に測定してもらおうと、
280万円の測定器のカタログを持って、お願いに行ったそうです。そうしたら役所の方に
『関心をもっている1%の人のために、280万円の税金は使えない。買ったらそれを維持
するために1,600万円/年の人件費がかかる。しかも、測定した値が基準値以下では、
データの発表もできない。』と言われ、納得するしかなかった。だから、自分で測定する
しかない。と測定室を立ち上げたのです。
2「放射能に特化して恐がるのはいびつ」
『横浜の水は安全ですか。』と電話がかかります。でも、放射能は測って見なければ
わかりません。そして出た値が、暫定基準の100Bq以下だったとしても、それが安全と
言えるかどうかを判断するのは、自分自身です。また、恐いのは放射能だけではありません。
馬場さんの出発点は*母乳のダイオキシンでした。その頃、確か大阪で母乳からダイオキシン
が検出されたと新聞に出ました。しかし、そのデータは公表されていませんでした。
そこで馬場さんは、自分の母乳を測りました。値は*11.4pg(ピコグラム)、現在は平均で
44.2 pgなので、まだ低かったと言えます。それでも、馬場さんは息子におっぱいをふくま
せながら泣いていたそうです。
そして、もし、自分の母乳のせいで息子にアスペルガー、自閉症などの精神神経発達障がい
が出たら、その時はアメリカに行って、その道のスペシャリストになるつもりだったと
言います。放射能以外にも、ダイオキシン、各種農薬、フッ素、ホルモン剤など危険な物は
たくさんあります。初めての恐さではありません。野菜から放射能が検出されて大騒ぎした頃、
ダイエーが「安全な中国野菜をどうぞ」と宣伝したが、中国野菜も放射能0ではありません。
農薬の恐さも忘れてはいけません。
*母乳のダイオキシンについて、インターネットで調べたところ、「厚生省の最新の調査
(平成10年)によると,コプラナーPCBを含めた母乳中のダイオキシン類の濃度は,脂肪
1g当たり22.2pg-TEQ(1pgは1兆分の1g)。大阪府における凍結母乳の調査では,
1974年をピークに母乳のダイオキシン類濃度は半分以下に減っていることがわかっています。
「くば小児科クリニック久芳康朗)」という文にあたりました。私のメモでは単位がはっきり
しないので比較できませんが、念のため、補足しておきます。
3「自分が汚染されているのに」
静岡産のお茶から放射能が検出されて、大きく報道され、『静岡のお茶が飲めなくなった。』
と言う人がいたが、自分が汚染されているのに・・・。汚染地帯は東北地方のみならず、関東地方
から静岡県まで、大学の先生は『静岡県三島市以東は、家族の中に反対がなければ移住すべき。』
とっしゃいます。東京に行くのは恐いです。57歳の自分が恐がる必要はないのかもしれないけど、
自分の姿を子ども達が見ています。すてきなマスクをして、雨の日は傘をさして、濡れないように、
ゆっくり歩くようにしています。外出したら、手洗い、うがいは30年続けるべきです。
家のローン、仕事のこと・・・、一人ひとりがどうするべきなのか、考えなければならないのは
静岡までです。
プラムフィールドのスタッフ手作りのマスクを手に、馬場利子さん
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田中優さんの講演会原発のない社会をつくるために~いのちを大切にするエネルギーの話~
