「こどもまもりたい」は、相模原市内で子供達が幸せに暮らせるかどうかを知る為に、市内のお母さん達が結成した有志の会です。

相模原市役所が行った放射線調査や、土壌中の放射能調査の結果は全て出ましたが、その結果については、「健康に影響を与えるレベルではありません」の一言だけの公表しかされていません。

今、一番に市民が不安に感じている事は、放射能を放出しているセシウム等が一体どれほどの量が堆積しているのか?

そして、どれほどの放射線を放出して、身体に影響を与えるのか?、そして行政はそれに対して、どのように市民の健康を維持して守っていくつもりなのか?

6月から、相模原市役所に署名にて要望を提出したり、個別にて要望を提出したりと、多くの活動をしていますが、一向に、市役所の放射能に関しての対策における、見解や方向性がハッキリと見えて来ません。

「こどもまもりたい」は、市民が自らの生活圏の状況を調べるために、結成され、情報を集めて、市民間で情報を共有するために活動をしていますが、事務局の私が言うのも おかしいですが、こういう事は、行政や市役所が本当は担うことです。

毎日、行政の煮え切らない姿勢に腹立たしさを感じておりますが、

今日は、この相模原市がどのような状況にあるのか、「こどもまもりたい」の見解でありますが、何回かに分けて、記事を記そうと思います。(行政や研究者の出した見解ではないので、納得出来ないご意見もあるかと思いますがご了承下さい)




福島第一原発から毎日漏洩している放射性物質について記します。


東電の見解によりますと、福島第一原発から、一日に240億ベクレルの放射性物質が空気中に漏れている事が報告されています。

240億ベクレルは、殆どがセシウム134と137と言われており、放射線量に換算すると、1シーベルトいかない位で、重量に換算すると0.2グラムほどのセシウムが漏れています。

漏れているセシウムは1粒、0.0006ミクロンの大きさで、タバコや蒸気などの粒子よりも遥かに小さく、埃1粒の1/1000くらいの大きさのものが、0.2グラム漏れている事になります。

ちなみに、計算では、セシウム1粒が放つ放射線量が0.01マイクロシーベルト/時になります。



ここで、一番の問題が240億ベクレルのセシウムが、相模原に降り注いでいるのか?という事です。


以下は、茅ヶ崎、新宿、さいたま、水戸のモニタリングポストの8月1日~8月7日までの放射線数値です。(単位はマイクロシーベルト/時 東京新聞の放射線情報より抜粋)

このモニタリングポストは、地上から高い所にありまして、茅ヶ崎4.8m、さいたま18m 水戸3.5m 新宿18mに設置されたもので、毎日午前10時に計測した数値です。(もしかすると高さが一部違うかもしれません)

モニタリングポストの役割は、核戦争や原発事故の際の放射能の存在をいち早く 感知する為にあり、地上から放射線の影響を受けないように高所に据えられているのが特徴です。


     茅ヶ崎    新宿     さいたま     水戸

1日   0.05   0.07    0.059   0.098
2日  0.048   0.07    0.055   0.101
3日   0.05   0.07    0.053   0.100
4日  0.048   0.07    0.051   0.100
5日  0.046   0.07    0.051   0.100
6日  0.050   0.07    0.051   0.101
7日  0.051   0.07    0.055   0.103


4ケ所の数値は、1週間で増えたり、減ったりしています。新宿などは全く変わらない数値を示していたりしています。

ちなみに、関東地方の福島第一原発事故前の自然放射線量は0.044~0.079マイクロシーベルト/時、と言われています。

また相模原市の自然放射線量は、現状で地面を6cm掘った場合に、0.036マイクロシーベルト/時を計測しているので、0.045~0.035マイクロシーベルト/時くらいであったと推測出来ます。


原発事故前の自然放射線量と、現在 モニタリングポストで計測された数値とを比較した場合、ほとんど開きがないので、現状では空気中に放射性物質の飛散は極端に少ないものと考えられます。


もしかすると、数値の微量の増減が、240億ベクレルの拡散された姿かもしれません。


また、雨が降った日と、晴れた日の放射線量も、シンチーレーション式の線量計では大きな増減が計測されないので、雨の中にも放射性物質はほぼ入っていないものと考えられます。


ただ、そうなると240億ベクレルの行方が、どうなってしまっているのかが気になる所で、0.2グラムのセシウムが、どの地域まで拡散されているのか、研究機関の正式な見解が欲しい所です。


モニタリングポストの数値と、フィールドで計測したデーターからは、以上の様な考察が考えられます事を、市民レベルでお粗末ですがこのブログを借りてお知らせ致します。


また、地上付近で計測される放射線は、3月12日、15日、21日の3日間に、堆積したセシウムから放射しているものと考えられ、日によって同じ場所にて放射線量の増減が確認される場合は、周辺の地面よりランダムに放射されている放射線の影響の可能性があるとも言われています。