初めてミュージカルWAR HORSEを観たのは5年以上前。
その時の衝撃といったら、つい先日のことのように思い出せるし、語れと言われれば延々と説教できそうです。
馬を操る発想と技術、ミュージカルというより舞台と思わせつつでも、狂言回し的な歌い手さんの存在感とか、仔馬が大人の馬になる瞬間とか、大尉が吹っ飛ばされる演出部分とか、なんかもぅ、ほんとに僕、当時、度胆を抜かれてしまって、、、、ロンドンの舞台と言えばすぐにWAR HORSEが口から出てくるそんな感じでした。
1度観た舞台をもう1度観ようというのは、実は滅多に無くて、オペラ座の怪人とマシューボーン振り付けのメアリーポピンズくらい、、、な気がします。
でも、ずっと気になっていたWAR HORSE。
いつでも行く気満々でも、なかなかタイミングが合わなくて、、、、でも、今日、はっとヒラメイテ、即、HPで当日券の席を検索して、即購入して、夜の部、観てくることが出来ました。
ナショナルシアター、£30以下の席でもリクトリクテッドでは無かったです。
開演前、暗い舞台を前に、今、ここに戻って来られたこと自体に、かなりしみじみしてしまいます。
2階席には空席が見えるものの、1階席はほぼ満席で開演。
遠い記憶が甦り、ストーリーはすいすい頭に入ってきます。と同時に、たとえ馬ジョーイとアルバートが心を通わせていく前半部部であっても、その先にただよう不幸を察して、しんみりした気分になります。
そして、第1の個人的ヤマ、仔馬が大人の馬になる瞬間の演出。
あれ?確かに今回も存在したのですが、気のせいなのか、初めて見せつけられた時ほどの衝撃がありません。
そして、ますます、舞台は戦争の色が濃くなり、お気楽極楽能天気な展開とは全然別次元。
そして、第2の個人的ヤマ、大尉が吹っ飛ばされる演出。
あれ?確かに今回も存在したのですが、気のせいなのか、初めて見せつけられた時ほどの衝撃がありません。
なんでだろう?
舞台全体の展開が、長年の上演によって、こなれてきたとかあるんでしょうか?気のせいでしょうか?
あれ?フリードリヒの部分って、こんなに尺を割いていたっけ???
あれ?アルバートって、純粋というより、なんかネジがずれてるティーンエイジャーみたいな香りが、、、
あれ?頑張ってるけど、アルバートのお母さん役が若い、、、、もっと肝っ玉なはずなんだけど。。。
なんか、、、期待度の事前込め度が高かったせいか、意外なぶぶんでの、あれっ?な部分の方が気になってしまう感じ。。そんなものでしょうか?でも、先日、何回目かに観たオペラ座の怪人は、さらなる新しい発見があって、興奮度増量していたんですけど。
ってか、、、、たまたまだと信じたいですが、
僕の真後ろの家族連れ、英語でもドイツ語でもフランス語でもスペイン語でも無い欧州語で、母親から子供への囁きが止まりません。別に、こういうの今回が初めてではないですが、舞台を見に来て、最中に囁きが止まらない人って、何なんでしょう?
ってか、、、、たまたまだと信じたいですが、
僕の隣りの家族連れ、英語でもドイツ語でもフランス語でもスペイン語でも後ろの家族連れのでもない欧州の国の家族、青年がしきりにスマホのスイッチをいれて画面の確認をしています。これって、ホントに迷惑。暗い会場で、隣りでスマホの光る画面が目に飛び込んできます。それを、止めないで、一緒にスマホ見ている馬鹿な親。
なんか、これが、現代ってやつなんでしょうか。いろんな人がいる現代。いろんな人がいろんなリズムで勝手に生きてる現代。
真後ろの家族も、隣りの家族も、悪びれる風でもないし、悪意がある風でもない、でも、常識が無い。って、常識って何ナノ?他の人が嫌がること、他の人に迷惑になることは控えましょう、っていうのは世界の常識じゃナイんですかね。ってか、そういうことに気付かない、気にしない風土で歳を重ねてしまうことだって、土地によってはあるんでしょうね。あっちの国が最高で、こっちの国がズッコケとは言わないですが、なんか、、、(先日のドイツ弾丸でも、ずっこけた人が想定外の数いたし)、、、時代は進化する一方向ってわけではないんですね。
それが、現代。
そんな、集中力をそぐような観客に囲まれた僕が不幸といえば不幸だったのですが、それでも、狂言回し役の繰り返すメロディーは脳裏に鮮明に焼きつきました。
そんな、想定外のもろもろにモヤモヤさせられるのも、これも一興と、前向き、に。
おまけ:舞台後でもチャイナタウンは営業中の店舗が結構ありました。蘭州拉麺の看板を出しているところがあって、
初めての店だったのですが、意気揚々と入店し、ビールを飲みながら待っていたら、、、(注文受けて、ビールも出した後なのに)「この麺は手作りだから、この時間は作れないの」って。。。代わりに、武漢熱干麺に挑戦。
「very spicy~」って言われたのですが、底に控える辣油ゾーンをやりくりして完食。ふと、先日、ドイツには美味しいものがたくさんあるのにローカルの人はなんで上海食べ放題店とかに入るんだろう、とか思ったのですが、かくいう自分も、ロンドンでは、普通の顔して中華料理をバンバン食べていたのでした。




