マタイ受難曲@Tunbridge wells | 日々是好日

実はここ何年もこの季節聞き続けてきたマタイ受難曲。

今年は、3月の週末にロンドンにいることが無くて、すっかり諦めていました。


それが、それが、あーあーあーあーあーあーあー、

ひょんなことから、4月26日(日)にまだマタイ受難曲をやってくれる組織、、、を発見。


アンテナは高く、腰は低く。。。。新卒の頃聞かされた言葉が甦ります。


場所はTunbridge wells、、、聞いたことないですが、Charing crossから電車で1時間、悪くないです。会場のAssembly hallもHPがあってウェブ上でチケットが購入できました(£22-)。


そして、いざ、Tunbridge wells。先日のベートーベンハウスの”熱情”の余韻の影響で、賀来千賀子の顔マネとかしながら電車に揺られます。


ってか、Tunbridge wellsってこの路線図の右下でした。


そして、Tunbridge wells駅。素朴というか、普通というか、でもレストランWAGAMAMAとかに家族連れとかがどんどん入っていたりし、、、、そんな感じの駅界隈。


とりあえず、Assembly hallでチケットをピックアップします。



想定演奏時間3時間超なので、事前に軽く食べておこうと、劇場レストランみたいなのに入ったら、


中身はWetherspoonでした。


好きですよ。


ってか、この頃、毎日利用しているような気が。。。。


そして、入場。なんか、かなり、高齢者比率が高いです。でも、高齢者がマタイ受難曲にお金払ってわざわざやってくるなんて、かなり素敵です。



なにげに、かなり、ローカルな雰囲気のホール。あ、でも、ラッセルワトソンとかもここでコンサートやるらしいです。他の日は、SISTER ACTミュージカルとかもやっているそうです。



あえて、舞台上ではなくて、観客席と同じステージというのも、新鮮で、イイ感じです。


ってか、コーラス構成員もほとんどが高齢者で、観客席に若い家族が聴きにきていて、手を振っていたり、、、なんか、子供の舞台を見に来ているのの逆パターン、これまた、新鮮で、イイ感じです。


楽器演奏は20名くらい。風格ただよう指揮者Rebecca Millerさんが最後に現れて、いざ、マタイ受難曲。


聞く僕だって、気合が入ります!


あーあーあーあーあーあーあー、あぁ、まさか今年もマタイを聴けるなんて、ありえないと思っていたので、ほんとにアリガタイです。


ってか、エヴァンゲリストはじめ独唱の方々から5メートルも離れていないので、表情含め、全てびんびん降りかかってきます。ミュージカルでありがちな、おでこの変な、マイクとかありません。RFHでも聴いたことがありますが、クオリティは素晴らしいのですが、やはり、かなり遠い世界のマタイ。それに対して、ここは、かなり手作り感むんむんですが、浴びる感がSUGOIです。


ってか、以前小さい教会で聴いたときも思ったのですが、マタイ、、、、聴くも供養ですが、歌っている皆さんもマタイを歌える喜び、誇り、供養な気持ちが伝わってきます。クリスチャンの世界にどれだけ奉納魂があるのかは知りませんが、今日、ここで、マタイを歌うこと、演奏すること、聴くこと、三位一体となって、なにやら煙みたいのが湧きあがってくるかのようです。


そして、合唱団のおじいさん、おばさんたちの表情がまたイイです。子役がやりがちな、”どう見られるか”とかとは違います。かといって、すごいロボットみたいとかでもないです。それぞれが、それぞれの生活を経てきている感みたいなのがこれまた新鮮です。日本のローカル合唱団だと、理想の型に一致団結して近づけ合わせていきそうなイメージですが、そういうのでもなくて、なんか、それぞれとっても個人なんですけど、それを、ディレクター兼指揮者の彼女が上手くまとめ上げています。


そして、独唱者がピリッと引き締めてる感。


1時間経って、休憩。ローカルなホールですが、ちゃんとBARもあるし、多数の客がアイスクリームを食べている風景も素敵です。


そして、後半。マタイは長いので、全部のメロディーを覚えているわけではないのですが、要所要所のキャッチーなメロディーは漏らさず演奏していたと思うのですが、、、、後半も正味1時間で僕の好きな第65曲が登場(ちなみに、英語での歌唱です)。(この動画の2’35から)


あれれ?ちょっと早くなくなくない?

ってか、この第65曲の次が、終曲?!?!?


僕、居眠りとかしてないんですけど!!! こういう編曲っていうかそういうのあるんですね。有料のパンフレットには全歌詞が載っているはずなんですけど、それを見ながら聴いている客も多いはずなんですけど、歌詞的につじつま合うんでしょうか???


びっくりしたなーもー


でも、たくさん拍手(ってか、昔、RFHで聴いたときは、これはそういう曲じゃないから”絶対拍手するなよ”って事前案内があったんですけど)して、退館する観客を眺めて、適当に駅に向かったら、17:39発Charingcross行きに乗れてしまいました。15時開演で、もしかしたら19時過ぎになるかも、とOpen returnで鉄道券買っておいて良かったです。


ま、なには、ともあれ、マタイ受難曲は、僕にとっての供養、奉納なので、今年も生で浴びられて良かったです。


おまけ:想定外に早くロンドンに帰って来られたので、中華街で空芯菜を買ってみました。


最小単位500グラムと巨大で、こんなの持ったままロンドン中央を歩き、地下鉄に乗っている僕は、チェルシーあたりの(ガーデニングが趣味の)ローカルとかと思われるんでしょうか。