興味深い体験 | 日々是好日

ちょっと面白い(interestingという意味で)体験をしました。


ここ数年、英国で外国人と一緒に仕事をしているわけですが、、、


いきなり英国人(生粋かどうかは分かりませんが容姿も外国人で英語を話していました)の50代男性から怒鳴られました。


意訳すると

・お前の態度が気に入らない。

・名前を言え。

・会社にレターを出してやる!


なにをそんなにいきなり口角泡を飛ばして怒鳴っているのか、言い分を聞くに徹しました。


トリガーは、他の接客中だった僕に何かを依頼したかったが、すぐに対応してもらえなかったこと。


気分を害してしまったことは申し訳ないので謝り、苗字を聞かれて会社に言うというのも止める理由がないので、伝えようとしたその瞬間、


英国人の同僚が間に入ってくれて、

いろいろと(日本人の僕には無い切り口の発想で)言い返してくれて、

結局、苗字は言わないでケースクローズとなりました。


英国人上司にも報告したのですが、「あの人は、疲れているんだよ」と言われました。

英国人同僚たちからは、

「あぁいう客は、他にも沢山いるから、気にするな」

「飛んだ災難だったね」

「あれは暴力だよ」


振り返れば、何年も外国人と働いているのに、こんなトラブルに巻き込まれたことも無く、こんな慰められ方もされたことが無かったので、逆にさらに自分だけ凹みました。


こういうことがあったこと自体は、反省するべきは反省して明日からの経験にしていけば、とも思うのですが、


個人的に衝撃だったのは、


大の大人、とおみうけする人間が、

それも、英国人、とおみうけする男性が(この部分には記号的なものがありますが、差別の意図はありません)、

”名前を会社に言うぞ”というのを、冒頭での、切り札のように口にしたこと。


ま、日本なら、あるかな、と思うセリフですが、海外で言われて、結構びっくりしました。


「名前を会社に言うぞ」の真意って何なのでしょう。

・名前を会社に言って、お前のプロモーションに影響を与えてやる、ってことでしょうか。

・こういう社員がいることを会社に言って、会社のカスタマーサービス向上に貢献してやるぞ、ってことでしょうか。ハテナ?


なんだか、寒々しい風が僕の体を通り抜けていきます。


それなりに長くカスタマーサービスの世界で働いてきたので、

人それぞれに、見えない奥深くにも、トリガーを作動させる要因があることも承知しているつもりです。

人それぞれに、いろんな表現、いろんな言葉選びをする人がいることも承知している、つもりです。

なので、公共の場で、怒鳴れる人がいるということも承知しているので、そのこと自体には別に動じません。


でも、

”名前を会社に言うぞ”って、なんか、”先生にいいつけてやるぞ””お母さんにいうからな”みたいな匂いがして、なんか、いい歳してお気の毒な気がします。


でも、、、

「人生いろいろ、会社もいろいろ、社員もいろいろ」。 。  。。。(小泉総理の”いろいろ”動画はこちら)


先日利用した、上海✈ロンドン線機内でも、機内アナウンスを聞いていなくて、行儀が悪いのは、外見中華な人ではなくて、外見英国な人だったのを思い出しました。


もちろん、英国な人だって、素晴らしい人、普通な人、ヘンテコリンな人、いろいろです。


でも、

分かっちゃいるんですけど、

”英国(生粋かどうかは分かりません)”で、”いい歳”した、"男性”が、、

「いいつけてやるぞ」って、、、、、


やっぱり、なんか、寒々しい風が僕の体を通り抜けていきます。