仕事でNYへ行くことになったので、BROADWAYのMUSICAL”KINKY BOOTS” を観てきました。
実は、つい先日までこの作品のことは全く知りませんでした。
もともと英国の映画だったというのに。
で、先日のTONY賞発表がらみで、ふと「シンディローパーが楽曲を担当している」というのを小耳に挟んで依頼、なにかと気になる存在化していました。
別に特別な思い入れはシンディローパーにあるわけでもないのですが、でも、30年位前に夜のヒットスタジオで歌っていた姿を覚えているし、当時マドンナと比較されてその老け顔と実年齢の差についてとやかくささやかれていたのも覚えているし、でも現在においてもその老け顔の進化が全然進んでいないのも驚くべきアメージングさだし、、、、ぶつぶつ、、、、といいながら、僕の”知っている”数少ない洋楽アーティストなので、これも何かの縁かと引力に導かれて、いざマンハッタン。
事前にWEBでチケット情報もみたのですが、ほとんど残席が、ナイ。いやいや、7月9日からはDAY TICKETの代わりにLOTTERY TICKETというのが始まるらしい、、、お得だけど絶対確保じゃないし、、、
と、”お得”も捨てがたいながら、滅多に行くことも無い(=自ら望んでもいない)NY。
とりあえず、朝一10時に劇場窓口を訪ねてみました。
※ただいま、カメラ修理中なので、写真、無し、です。
ポートオーソリティバスターミナル近くの45番通り、The Al Hirschfeld Theatre。いきなり、「SOLD OUT」の看板が。
とはいえ、チケット窓口に人がいたので、尋ねてみると、、、
「1席だけあるよ。$147-。あと、立見席は$37-。」
$、$、$!
1,4,7!(立見席は、せっかくの作品に対して体力的に自信が無いので検討外)
定価とはいえ、ウエストエンドよりもかなり強気なお値段設定。しかも、場所は2階席、前から2列目とはいえ一番右端のRESTRICTED VIEW。
アベノミクス、円安、、、つい日本円に換算してしまい、あれも買える、あれとあれとあれも買える、あれも食べられる、、、、、のに、、、、と邪念が脳内錯綜しましたが、されど30年来のシンディ。「ここは買いだ!」とチケットを購入することにしました。
あとは、夜7時の開演まで、”いかに体力を消耗しないか”が課題になります。居眠りしてもモッタイナイし、されど今日のNYは(雨予報だったのに)全然な猛暑。
というわけで、日中のほとんどを、ショッピングモールJERSEY GARDENS(ニュージャージー州にあるOUTLETも入っているモール)の中で静かに体力温存しました。7月4日のセール日和を過ぎた今、マンハッタンでのセールにそれほど魅力品も無さそうだったし。。。。
で、いざ、KINKY BOOTS。
18時30分頃にはすでに劇場前に長蛇の列が出来ていました。
これって、もしかして、いまだ当日券やリターンチケット待ちの列?と思ったら、なんと、普通に入場待ちの列でびっくり。
ほんのり、熟年層のカップルが多い香り。
KINKY BOOTS。ストーリーを事前にWEBで簡単にチェックしただけでの参戦でしたが、げい
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素晴らしかったです!
UPLIFTINGとはこういうことか、と体感する、ノリの良い爽やかで分かりやすいミュージカルでした。
☆シンディの楽曲素晴らしいです。まるで、演歌のように、それぞれのシーンの心情をねっちりと歌いあげていきます。そして、ミュージカルっぽい発声を生かすかのような、曲調、転調、響きっぷり。TONY賞受賞も納得の充実の楽曲群でした。
☆芸達者が多い。そりゃあ天下のブロードウェイですから力量が凄いのは当然っちゃあ当然なんですけど、でも、主役のTONY賞受賞のLola役のBilly Porterはもちろんのこと、Lauren役のAnnaleigh Ashford(この人、見るからにLegally brondeっぽいなぁと思ったら、やっぱり演ってました)とか、いち労働者のTony RossとかJennifer Perryとかもみんな輝いていて(でも、一歩前に出たがるって感じではなくて)生の舞台に注目しどころが沢山あって、かなり見ていて高揚しました。
☆振付も好み。この振付も今回TONY賞を勝ち取ったようですが、かなり僕の好みでした。他の舞台を見ていると、よく”何か新しいものを創造して、観客に見せつけなくっちゃ”みたいな頑張り感というかプレッシャー感を察するときがあるのですが、この舞台の振付は、もちろんよく練られてはいるのですが、そういった強迫観念からは少し外れた”緩さ”みたいのが察せられて、それがむしろかなり新鮮で好感度大でした。
☆ま、毎度のことですが、ロンドンウエストエンドと違って、観客の率直な反応というか安易に盛り上がる度も相変わらずイイ意味で絶好調で、ノリノリでした。とはいっても、意外と年齢層の高い客層。それも夫婦連れというのが目立ったせいか、幕間には”紳士用トイレに大行列が発生”という珍景色に遭遇。
☆ま、ストーリー展開(脚本?)的には、ありがちで、かつ、後半ちょっと、むりやり付け足して膨らませた感がしないでもない唐突シーンとかがいくつかあって、個人的にはアレレなこともありました。
☆でも、それを忘れさせるほどの、圧倒的な楽曲と、圧倒的な演者の技量、そして、一番気に入ったベルトコンベアが錯綜(?)するシーンのような創造力! (2分16秒あたりからの部分)
いやはや、いやはや、旬のものを観るのも、いいものだと思いました。
ほんとUPLIFTINGなひとときをありがとう!なKINKY BOOTS。
今NYで、ロンドン産のMATILDAがHITしているように、この作品もロンドンでガンガン行ける匂いがプンプンします。う~~~んアミューズが出資しているらしいですけど、日本人版は、、、無いだろうなぁ。でもワールドツアー版はいつかあるかもしれない、、、、でも、観客系を含めてこのKINKY BOOTSミュージカル、かなりブロードウェイにフィットしている気が、余韻含めて、もりもりしています。