ヒースローからダブリンまでの飛行時間はわずか55分。
朝1の6:40発の飛行機に乗れば、ダブリン市内でIrish breakfastがとれてしまうことに、そしてとっている自分がなんだかとても妙な感じです。
ダブリン。ガイドブック”地球の~”によれば、1000年を超える歴史と豊かな伝統、、、、アーティストが集う活気あふれる街だそうで。
確かに、一見ロンドンと同じ空気なようで、でもやはり何かが違う。以前、スコットランドのエジンバラを訪ねた時の第一印象に近いような、なんか和むけれど、何かが違う、非日常感。でも、某ソウルのような大声でわめいている人々とか、某上海のような並べない人々といったのとは違って、なんだか丹精な空気感が漂います。
今回は、街の中心のパブが集まるTemple barという地区に宿をとったので、主要な見どころはほとんど徒歩で周れました。歴史的な建築物、(ボローニャを歩いた時にも察した)大学街ならではの若さと落ち着きが両立しているような区画、アイルランド料理を始め多種多様な食事処、そして何より、夜になると(平日でも)かなりな賑わいになるTemple bar界隈。。。短期旅行者をかなり飽きさせない条件が揃っています。
朝にアイリッシュブレックファスト(イングリッシュとの違いって、ホワイト&ブラックブディングの有無?)を食べて、散策して、トリニティーカレッジのオールドライブラリーのケルズの書をじっくり眺めたり、また散策して、小さいながらも見応えのある展示品が揃っている考古学歴史博物館を見て、また散策して、クライストチャーチでお祈りして、また散策して、、、
歩いて楽しい街並みというのはいいものです。
そして、夜。19時を過ぎると、Temple bar界隈の多数のパブから、生演奏が聞こえてきます。見れば、ギターをメインとした1~3名によるライブが。アイリッシュ音楽といっても、エンヤとかシニードオコーナーとかしか知らなかったのですが、むしろフォーク、カントリーのような音色の楽曲が展開していました。
あるパブでは、60年代から80年代のメジャーな曲をギターで歌っている馴染み易いところもあったり。
今回は、生リバーダンスを見てみたかったので、宿のオネイサンもおすすめしていたArlington hotel(オコンネル通り側のホテルの方)のライブを観ました。食事付きのパッケージだと舞台近くのテーブルがとれたみたいで、それはそれでイイと思うのですが、たった1度のアイリッシュ夕食チャンスだったので、今回は他で食事を済ませ、ここではバーカウンターからBulmarを飲みつつ眺めました。(平日でも、バーゾーンもかなり混んでいたので、絶対リバーダンスをしっかり観たいなら食事付きでもいいと思います。メニューは微妙でしたけれど、€29.95-ですし)
っていうか、リバーダンス。上半身はほとんど動きが無いので、単調退屈なのかと思っていたら、、、、
全然かなりな衝撃的面白さでした。間の取り方とか、カウントの刻み方、ステップの多様さ、複数人で展開時のフォーメーションの面白さ、どれもかなり惹きつけられる面白さでした。
実はかなりハードなダンスなのかもしれません。
基本、SHOWは、アイリッシュ音楽のライブをメインに展開し、時々リバーダンス軍団(4人くらい)がステージに上がってきて、2分くらいリバーダンスを行い、また音楽ライブに戻ります。なんだかもっともっとリバーダンスを見ていたいって思っているところで、ダンサーが去ってしまうのも、むしろ構成的にイイ感じでした。
全曲全く知らない曲でしたが、なんとなく胸にしみいるコード展開のアイリッシュ音楽と、制約があるなかで見たこともない(って当然なんですけど)振付が続出展開するリバーダンスとの掛け合いは、かなり見応えがありました。→あまりにテンションが上がって、つい、会場を去る時に、今日の演奏者PUCA&FriendsのCDを買ってしまったし。。。
そして、Temple bar界隈に戻ってみれば、まだまだこれからますます盛り上がる予感なパブが連立しています。
なんか、すごいところだと、思いました。
アイリッシュ音楽が、現地の老若男女にどういう位置づけで沁みているのかは分かりませんが、実際、街には何件ものアイリッシュ音楽専門店もみかけたし、どのパブでのライブもかなりな賑わいで盛り上がっていました。ということは、聞くお客の側もかなり年季が入っているというか、成熟している風なのを察しました。
なんか、すごくイイなと、思いました。
日本だったら、、、、民謡酒場?演歌を聴かせる居酒屋?なんだか経営的にもバランスが難しそうだし、実際幅広い現地人客が連日集うのかってのも心もとない気がしてきました。でも、あったらあったでいいのになぁ。その土地に根付いた音楽のライブが毎日聴けてお酒が飲めるところ。
実際のところ、そんな盛り上がりのあるTemple bar地区の安宿に泊まったので、かなり部屋まで音楽が響いてきたのですが、それも気にならないほど熟睡できる濃い1泊2日の1日目となりました。