クリスマスイブ。”明日はスーパーも電車もバスも何もかもが休み”というプレッシャーに、用事も無いのに何か大変な日が訪れるという緊迫感で”独り脳内で盛り上がり”つつ日中を過ごし、夜は、「寒い中教会に行くより、TVでミサが何かといいやね」と部屋で酔っぱらいながらミサを観続けました。
そして、クリスマス。地下鉄駅にはシャッターが下ろされ、当然道路にバスの姿も無く、ポーランド系のスーパーや一部パブは営業していたものの、かなり閑散とした世界。そんな街中を興味深く徘徊している姿は、これぞ”徘徊”と自覚できるものでした。とはいえ、僕も、大家さんからクリスマス夕食に誘われている。
12月の頭から住み始めたばかりの極東からの得体の知れない男性をクリスマス夕食に誘ってくださって、ほんとに恐縮です。。。
っていうか、本場(?)英国の自宅で催されるクリスマスの夕食について、知っていることが何も無い、、、
何か持って行った方がいいのか知らん? もしかして、参加者各人にプレゼントとか用意するのは当然のことなのか知らん? ワイン渡そうか、いやいや大家さんのお父さんはいつもワイン飲んでいるし、下手なワインは危ないかも、ならデザート?いやいや大家さんのお母さんが料理をするだろうから、下手に被っても危ない橋かも、、、
というわけで、PORT WINEを1本持っていくことに。
さて、18時。
大家さんのお父さんと、お母さん、他にルーム借りしている女性2人と、以前住んでいた女性1人、そして僕の6人で、今まで入ったことの無い部屋(に存在したダイニングルーム)にてクリスマスの夕食会です。
シャンパンで乾杯して、
他のルームメイトが作った稲荷ずしをつまんで、
大きなチキン(お母さん曰く、ターキーはパサツイているからチキンにしてみた)をお皿に盛って、
各自で好きなだけ、ポテトと玉ねぎのローストとか、グリーンピースとか、人参とか、パースニップ(←個人的にかなり気に入ってます)とか、ライスを甘く煮たのとかの付け合せ群を盛って、
あと、山盛りのマッシュポテトとソーセージをベーコンで巻いたの(pigs in a blanketって呼んでいた)
赤ワインを注いで、
ここで一休み。
と思ったら、お母さんが、ツリーの下に置いてあった包みを一人一人に渡してくれました。
これって、もしかして、、、プレゼント?
なんだか結構驚きました。クリスマスに食事会をしたり、小さい子供のいる家に呼ばれてプレゼントを贈ったりしたことは日本でもあるのですが、ひょんなタイミングでプレゼントを贈られたことがとんとご無沙汰だったので。
そして、それぞれに対して、それぞれを想像してくれたのを十分感じさせてくれる、それぞれ違うプレゼントでした。
ちなみに、僕のは、2012年版のロンドンがデザインされたダイアリーとキーリングとチョコレート。
なんだか、かなり有り難くて、有り難過ぎて、むしろ上手く感謝を表現し損なってしまったかも、、、と今酔いが冷めて思います。
お母さんからお父さんへ、お父さんからお母さんへのプレゼントもありました。
そして、クリスマスクラッカー☆ 「これは、両手をクロスさせて輪を作るようにして全員で一気に引っ張るんだよ」(byお父さん)というのも初めて知りました。
続いて真っ黒なクリスマスプディングの登場。一見ハギス?と思える黒さのこんなに大きなプディング、実際食べるのも、初めてかも。
PORTを開けたところで、「PORTは、自分で自分のグラスに注いだら、机に置かないでそのまま隣りの人に廻すの」(byお母さん)というのも初めて知りました。
気付けば、イギリス人2人に対して日本人4人。共通語は英語の中、(日本人参加者側にたいした面白ネタ持参も無い割には)つつがなく話題が絶えることなく3時間余りを過ごすことができたのも、大家さんのホストぶりのおかげなんだと、今更ながら思います。
どういうシチュエーションなのかも分からず、客としてのアレコレも心得ず、あっと言う間に過ぎた夕食会ではありましたが、これってきっと凄い有り難い経験なんだということは至るところに察しました。多分、明日になったらもっと増幅していることと思います。
忘年会と称して飲みまくるのも好きですが、なんだか今日のって、やはりとても凄い経験させてもらってしまったようで、、、ますます恐縮なこの頃です。と同時に、昨年のクリスマスは、日本の友人宅で酔いつぶれて気付いたら朝、布団で寝ていた、、、という恐怖体験をしていたのも思い出して、、、ますます身が引き締まる思いな年の瀬です。


