いつもありがとうございます。ヒロ之丞です。

ついに、HK-2010の音出しに成功。ノイズもほとんどない。
実はまだダイオードの一部が光らないのだが、音には関係ないのでとりあえず無視。

プリント基板ばかり疑っていたのだが、主問題は本体側の配線にあったようだ。
万策尽き、本体側の配線をくまなく再ハンダ付けしたのが功を奏した。

ピンポイントでここ、という原因は判明しなかったが、ついさっきまで音が出なかった。
最初は「ジー」というホワイトノイズだったが、最後は「ドックンドックン」心臓みたいな音がした。

本体側の配線を再調整してから、真空管の灯りが以前より強く灯っている。
着手したのが三月初旬だから、二か月くらいかかった。毎週末取り組んでたわけじゃないけど。

小坂井電子のWE310プリと比べると、真空管アンプらしい音ではないかもしれない。
けどドライな音ではなく、潤いがある。キレがあるが、淡白な音ではない。

どちらもそんなに違いはないが、HK-2010のほうが現代アンプっぽい音。クセがない。
WE310アンプはビンテージ部品を使っているせいか、余韻に味わいがある。

いずれにしても、基調はフラットな音調であり、好みである。
スイッチひとつでNFBをかけたり、いろいろできるようなので、これから試してみたい。

P.S.
大西先生に、ほぼ完成の報告メールをしたところ、ダイオードは極性が違うのではないかと言われた。
ははは。いくら何でも、そんなド素人みたいなミスを、この私が犯すとでも?

極性が違っていた…。

正真正銘、完成した。
感激した、というより、ほっとした感が強い。

P.S.2
HK-31を注文した。KT150PP。
真空管アンプのキットとしては、これを最後にしたいと思う。

もし次があるとしたら、キットではなく自作にしたい。
自分は音うんぬんよりも、「ものをつくる喜び」を味わいたいのだ。

HK-2010、長時間使用していると、突然ポップノイズが出る。
その後はポップノイズが頻発する。うーん、まだ完成とは言えないか。