いつもありがとうございます。ヒロ之丞です。

ORTHO SPECTRUM USB-201
めぼしいDDCがなかったので、国産のこれを。
ORTHO SPECTRUMは、INFRA-NOISEという名前でも出ている。

チップは、TE7022の模様。
ct1.0がTE8802Lだと思われるので、ダウングレードの男(笑)。

まだ駆け出し?の頃、XMOS搭載のRASTEME RUDD14でエライ目に遭った。音がデジタル臭くなった。
なので、JPLAYが推奨しているXMOSには、実はあまりいい印象を持っていなかったりする。

音質は、ct1.0のほうが厚みがある。USB-201はスッキリして、音のボディが薄くなった感じ。
USB-201の音が「濃い」というレビューを見かけたが、まあ相対的な評価なので。

前後の関係でも、音が後退して引っ込んだ気がした。アグレッシブさが影をひそめた。
その分、音の滲みが低減し、より聴きやすくはなったのだけど。AET SINの使い始めもそうだった。

付帯音という点で、ct1.0はリッチ、USB-201はスリム。
情報量の多さといってもいいかもしれない。

好みとしては、圧倒的にct1.0が上なんだけど、USB-201を残すことにした。
この筐体のコンパクトさが気に入った。CDを聴く習慣ないし。

あと、なぜだかわからないけど、デスクトップで音楽プレイヤーを最小化すると、音が止まる。
バックグラウンドで音楽を鳴らせないという事態になった。

PC本体に挿していたAET SINをUSB-201の電源ケーブルに交換したところ、とてもよくなった。
やはり両者の音の方向性が合致していたということだろう。洗練された音。

ORTHO SPECTRUM DAC-1
なぜかDACまで購入してしまった(笑)。
そもそもがMODEL2を生かすという構想だったはずなのに。

これもコンパクトサイズだ。MODEL2より小さい。USB-201と重ねられる。
NANO-COMPOではないが、デスクトップのコンポ的なたたずまいが好ましい。

MODEL2と比べると、音的には真空管バッファの差が大きい。響きが違う。
それを除けば、ほぼ対等の音がする。スッキリ無駄のない、筋肉質な音。

ちなみにDAC-1のDACチップは、PCM1704らしい。
もうバーブラウンから抜けられない…。

結構、音出しまでが大変だった。率直に音が出なかった。JPLAYの問題なのかがわからず。
問題の切り分けのため、まずJPLAYでなく、WINDOWS PCからUSB-201にUSB接続することにした。

ゴチャゴチャやってるうちに、JPLAYでも音出しが成功した。
いまのところ、ロック外れは起こっていない。

P.S.
数時間流しっぱなしにしておいたら、案の定、耳のエージングが完了した。
このスッキリした音が、リファレンスとしてインプットされたのだ。

これまでの音は、残響が多く冗長な音と感じるに違いない(笑)。
真空管の暖機とも相まって、全く問題のない出音となった。

P.S.2
軽妙な音楽を流して何時間かが過ぎた頃、ロックが…外れた(涙)。
かといって、中華や韓国製XMOSのDDCを買い足す気も起こらず。諦めるつもり。

気になっているのが、オーディオPCであるFC5のメモリが8GBしかない点だ。
これを64GBにしたらどうなるか、最後に試したい。最近のメモリって高いんだな(--;

クロック・ジェネレーターは見送り。調査したが、効果が見込めそうにない。
これ以上、端正な音になっても困る(笑)。

大西先生のプリとパワー。
小坂井電子のEL34PPを完成させたらおしまい。あとは小物をちょこちょこと。

あくまで予定は未定だが…(笑)。

P.S.3
ANKER USB3.0ハブを使っていた。
これのUSB接続ランプがついたりつかなったりして不調だった。

USB3.0のケーブルがあったので、それに交換したら、改善した。
機器がUSB2.0のものばかりだから使えないと思っていたのだけど。

USB3.0のSUZANNEを、USB2.0のケーブルを介したUSBハブにつないでいたため、
障害が起きていたと思われる。気が付けば何てことないんだけど。