いつもありがとうございます。ヒロ之丞です。

ゴールドムンドのプリアンプが届いた。

注文時に午前中で指定したのに、届いたのは18時近く。
これは西濃運輸のせいではなく、購入したショップが指定忘れの模様。

GOLDMUND SR PRE2 EVO
ゴールドムンドの中で、SRシリーズはエントリーモデルのようだ。
価格的には、エントリーモデルでもう十分、お腹いっぱいです(笑)。

フォノコライザーがないのにしようと思った。使わないからだ。
当該機種は、最新のA20モジュールを搭載しているとのことだったので、これにした。

重量が軽い。MM8とペアを組ませるのが気の毒になるくらいに。
けど、見た目のチープさは感じない。

こちらも寝起きは悪そうだ。
低音がボワつく。

常時通電が基本らしく、電源スイッチがない。
一日つけっぱなしてから聴くと、解像度がおそろしく高くなる。

パッシブプリ+MM8だとS/Nの低さが一聴瞭然だが、SR PRE2を噛ますとさすがにS/Nはよくなる。
比較的新しいプリアンプなので、そのへんは問題ない。

30分くらい暖まってから聴くと、だいぶん低音は締まってくるけど、硬いというほどではない。
平面的な音に感じる。奥行に乏しい。ハイスピードで軽い。

現代プリアンプとして優秀だと思うけど、この音ならGOLDMUNDじゃなくてもいい気はする。
良くも悪くも、クセがない。

低音の量感もあるし、無難な音。
往年のムンドファンはガッカリするかも。

A2モジュールやA20モジュールは、ムンドではなくステラの仕事らしく、
初期GOLDMUNDのファンからすると邪道?らしい。

小音量時のボリュームが急激に変化するという問題あり。爆音。
これはSRシリーズだけでなく、MM27MEとかでも同様らしい。詰めが甘い。

ウチの場合、ハイエンドボリュームコントローラーがあるので無問題。
…と思ってたら、ハイエンド~はXLRしか使えなかった…(--;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

仕方ないので、ハイエンド~のRCAタイプを注文することにする。
それが到着するまで、VOYAGE MPDクライアントソフトのソフトウェア制御で音量調節する。

現状の音では、KAV-400Xiには勝てないなぁ…。
XLRとRCAの差もあるのかなぁ。

ハイエンド~を噛ませば、もう少し緻密で端正な音になるはず。
それとプリアンプのボリュームを最大固定できるので。音場は狭くなるかも。

P.S.
1時間くらい経過したら、だいぶん気持ちいい音になってきた。
あと電源ケーブル替えたら化けるかも。

というわけで、WINDOWS PCに挿してたAET SINを、PRE2に換装。
さすがにSINの威力は凄い。これでいこう。

RCAケーブルも、実はFUNDAMENTAL製。
GOLDMUND純正にするつもりはさらさらなかったりする(笑)。

2時間くらい経過したら、KAV-400Xiと比べても遜色ない、柔らかく躍動感のある音になった。
KAV-400Xiと聞き比べると、まだKAVにアドバンテージがあるのを感じる。ボリュームの違いもある。

けど、この音であれば文句はない。やはりSINの影響が大きかったようだ。
KAV-400Xiぬきでもこの音が出せるということに驚いた。

その大部分は、KAV-400Xiに帰属する音ではなかったのだ。
この音は、システム全体が協調して生み出している成果だった。

P.S.2
MM8直結だと、S/Nの低さが気になった。H20と比べると顕著。
けど、PRE2をかませてやることで、現代アンプと比肩できる音にはなる。

解像感を強調したいのか、高域がキツイ(鋭い)ことがある。
MM8の高域がバッサリ抜けて重いので、バランスはとれるけど。

現状の組み合わせでも特に悪くはないのだが、正直物足りない。
現代アンプらしい音は、kAV-400Xiだけで十分という気はする。

いずれ、GOLDMUNDの一桁台プリアンプとの組み合わせも聴いてみたい。