いつもありがとうございます。ヒロ之丞です。

表題の件について。前も書いたことがあるかもだが。
CDの時代にプリアンプは不要、とする意見がある。

プリアンプ必要論者は、どちらかというと音質面での好影響を訴える。
パワーアンプ直結だと、平面的で奥行がないとか。

本人がよければそれでいいのだが。
プリアンプ、パワーアンプ、それぞれに独自の音色がある。個性がある。

それを組み合わせると、音がよくなる場合もあればミスマッチになる場合もある。
それは実際に試してみないとわからない場合が多いであろう。

自分の拙い経験では、プリアンプはなくても奥行は出る。
電源トランスを使用しているからだ。これはある意味、プリアンプ以上の効果がある。

それプラス、エルサウンドのハイエンドボリュームコントローラーも使っている。
まあこれもパッシブプリの一種なので、プリアンプを使っていることになるのかもしれない。

この音が気に入らなかったらどうしようもないが。
幸い、自分はこの音が気に入っている。ボリュームの役割は大きい。

なので、しばらくはプリアンプはなくてもいいかなという感じ。
それよりもプリを導入して、パワーアンプと音がバッティングすることを恐れる。

いまのところ最高に気に入っているKAV-400Xiはプリメインアンプなので。
それ以外で、いろんなタイプのパワーアンプを聴いてみたいと思う。

それで琴線に触れるパワーアンプがあれば、そのメーカーのプリアンプを検討したい。
DAC、アンプ用に割り当てられる電源トランスの差込口が4個しかないので、増やしたい。

特にパワーアンプ用には、さらに大容量の電源トランスを奢ってやりたい。
それも含め、コンセントに空きが出たらプリアンプを検討する方向で考えたい。

BTLはモノアンプ(パワー)用のコンセントが2個口必要なので、あまり望ましくない。
複数のステレオアンプを使い分けたい。これぞ、というアンプに出会えたら、BTL化もいいけど。

あとはXLR入出力が習慣になってしまったので、その方向で考えたい。
RCA入出力しかない機器は、候補から外す。

XLR入力はついていても、出力はRCAのみというアンプもあるので要注意だ。
端子よりも音質が最優先だろうと言われそうだが、まず形から入るタイプなので(笑)。

P.S.
FT-sa4.0×2(BTL)を売りに出すので、音チェックのため仮配線。
ORBのXLRセレクターを介さず、パッシブプリから直結したところ、音がよくなった(笑)。

sa4.0の音について、芯が冷静すぎるというインプレッションを書いたが、
それはXLRセレクターのせいだったかもしれない。

それと電源ケーブル。これまでFUNDAMENTALのACC180を使っていたのだが、
出自不明の電源ケーブルに交換したところ、意外にもバランスがよくなった(笑)。

SOULNOTEは基本的に高域が金属っぽい鳴りに傾きやすい。
BEYER DYNAMICほどとまでは言わないが。BEYERのは極端すぎるので(笑)。

逆に感度の鈍いケーブルのほうが、音の重心が低く、リアルな音だ。
自分が求めている音が、ハイレゾ系でないことも明らかとなる。

ある時期以降のsa4.0には、ACC180が標準で付属されていると思う。
音が合わないと思ったら、電源ケーブルを安物に替えてみることをすすめる。

解像度が上がれば気持ちいい音かというと、意外とそうでもない。
やはり自然な音には、少なからずノイズが含まれているのだと思う。