いつもありがとうございます。ヒロ之丞です。

VE ZEN BLACK EDITION
評判のよい、VEのインナーイヤーイヤホン。
BLACK EDITIONは、カルダスケーブルにしてるとかで、高価。

まあカルダスケーブルといっても、いろんなグレードがあるんだけど。

音は素晴らしい。イヤホンの閉塞的な音場を、かなり克服してる。
STAXほど大仰でなく、コンパクトに使えるイヤースピーカーという感じ。

イヤーパッドが付属しているが、チクチクするのが好きではないので、なしで装着。
耳へのすわりが悪いのと音がダダモレになるが、気にせず外出(笑)。

最近流行のピキピキしたハイレゾサウンドではない。
どこか緩い、郷愁を思い起こさせる、人肌を感じさせるアナログサウンドだ。

各氏のレビューからもっと低音強めかと思ったが、自分の耳にはきわめてフラットだ。
音は柔らかくてさすがに優秀だが、ケーブルは電線然としていて、タッチノイズ不可避。

とかく上位グレードは、クッキリ聴き疲れする気負った音になることが多いのだけど、ZENに関してはそれがない。MONK+との違いが見出せないかもしれない(笑)。

まあ、イヤホンというカテゴリーに限定すれば、かなりイケてるんじゃないでしょうか。
ただ音場の広さがスピーカーに匹敵するとか、そういうレベルでは全然ない。

高インピなので、SUZANNEでもOK。
扱いが難しいが音は極上。赤兎馬イヤホンである。

SUZANNE、やっぱり調子が悪い。修理に出したい。
ていうか、問い合わせても返信ないので送りつけてやる。

おまけでVE MONK+が2個、MONKが1個ついてきた。
MONK+は、はじけるキャンデー、ドンパッチのような(イメージ)、チープな袋に入っている。

SUZANNEで使う目的で320ΩのVE ZENを入手したけど、
MONKとiPHONEで、自分的には満足のクオリティー。

軽装で散歩のときは、これで十分だなぁ。
ケーブル柔らかいし。

iPHONEでこれなのだから、QP1Rなんかで聞いた日には、もう無敵である。
LAYLAなんて買うカネがあるなら、MONK+を300個以上買うべきだ(笑)。

それかピュアオーディオのために貯金しなさい(笑)。
それなりのdac、アンプ、スピーカーと揃えると、100万円くらいは行ってしまうので。

さらに上を見ればキリがないのだけど、破滅への道なので情報遮断(笑)。

MONKとMONK+だと、MONK+のほうがバランスが低音寄りで自然だ。
MONKはBAに対抗するためか、中高域をクッキリ出そうとしてる。これくらい分離してれば十分。

P.S.
やっとSV-91BからスピーカーセレクタにつなぐスピーカーケーブルをSPC100に交換した。
ゴッサムのスピーカーケーブルでも全然悪くなかったけど。

スピーカーセレクタからスピーカーまでは相変わらずゴッサムケーブルなので、そんなに違いはない。
けど上流から変化させると、柔らかさを保った中にも多少、中域がハッキリした気がする。

音が若干腰高になった分、低域の見通しもよくなった。金物系の音がよりクリアーに聞こえる。
例によって交換前の音をあまり覚えてないが、レンジ広くなったかも。

押し出しが強くなったというか、SOULNOTEぽい音になってきたかも。
自分はガツンと直線的に迫ってくる音は、あまり好みではないが。

まあ、これはプラシーボというか自己満足の範囲を出ない。
スピーカーを選ぶが、SV-91Bもなかなかいい。

FT-sa1.0RBと聞き比べたけど、音の押し出しはSV-91Bのほうが上で、堂々とした音。
きめの細かさでいうと、FT-sa1.0RBのほうが上。よりフラットだと思う。

で、自分の好みは、SV-91B。
FT-sa1.0RBをある程度の時間聴いてると、聴き疲れしないフラットの威力を思い知らされるけど。