いつもありがとうございます。ヒロ之丞です。

こないだ完成したと書いたシステムを見直した(笑)。
壁コンセントを交換して、バランスが全く変わってしまったからだ。

目下の焦点は、YBA PASSION 400PRE をかませるべきかどうか。

PASSION 400PRE > sa4.0 BTLにしても、わずかながらノイズが出る。
400PRE のボリュームを絞ればほぼ聞こえなくなるけど。

PASSION 400PRE > KAV-400Xi の場合は、もはやブザーみたいなノイズが出る。
スルーシアターモードにしても、はっきりノイズが出てるのがわかるレベル。

XLRをRCAでつないでみても結果は同じだった。

音はどうか。
400PREを外すと音がプリミティブになるというか、全体にS/Nと解像度は落ちる。

低域の制動が甘くなり、量感は増える。
音の鳴りが素朴になる。素材の味的な。

400PRE > sa4.0  でも悪くなかったが、これは外したほうが音の鮮度が高く、好ましい。
400PRE > ma1.0 だと、若干「お風呂サウンド」のようなエコーが乗る。音がくどくなる。

400PRE > SV-91B は、艶やかでかなりいい音だった。
けど外してもそんなに悪くはない。

400PRE をかますことによるメリットとデメリットを比較したところ、外そうかと思う。
どうしても必要な要素は残すが、システム構造はできるだけシンプルなのがよい。

たしかにプリをかませればかませるだけの効果がある。奥行と立体感、艶が出る。
しかしかませなくても、不満のない音は出せているので。

毎度のことだが、そんなに鳴らしにくいスピーカーは所持していないので、プリメインで十分かなと。
ここにクリーン電源というか絶縁トランスを追加するつもりなので、そっちで調整できるのではないかと。

と、まあ、いろいろ理屈を述べてきたのだけれど…。
KAV-400Xiの出音が一番気に入っていて、結局はこれを残したいのだと思う。

それで配線を戻した。
けど、横着してケーブルつないだので、どこかで金属がないている…(--;

本当はハイエンドボリュームコントローラーも外して試聴すべきだが、音量を手元で一元管理できる便利さは何者にも換え難いので、そのままで。

手持ちの中で、それぞれどれかひとつだけ選ぶとしたら、
アンプはKAV-400Xiで、スピーカーはSP25…ではなく、ss1.0だな。

意外と真空管アンプ、SV-91が気に入っている。
癖がなくて自然な鳴り。

スピーカーで処分するとしたら、11LではなくAUDIENCE 52SEが先だ。
製品の完成度とかは関係なく、完全に自分の好みで。

P.S.
セパレートのほうがプリメインより音がいいか。
プリが得意。パワーが得意というのがあれば、得意なものどうしを組み合わせていいとこ取りもありうる。

けど、特に小音量派の場合は、プリメインでもセパレートに大きく劣ることはないだろうと推測する。
あとセパレート最大の問題は、音よりも設置場所である。

モノアンプ×2に、プリアンプとDACを置いたら、もう大変。
おまけにセレクタやら使い分け用の真空管アンプ(笑)まで置いたら、4段のラックでも足りない。

寝室のセカンドシステムとかあればいいんだけど。
ウチは寝室兼リビング兼書斎なので(苦笑)。