いつもありがとうございます。ヒロ之丞です。
DYNAUDIO AUDIENCE 52 SE
これは一聴していいと思った。DYNAUDIOは昔のほうが好きかもしれない。
輪郭をハッキリ出す感じは52SEにもあるけど、音に重みがある。
EXCITE X14と何が違うのだろう?
音の重心の位置かな。離れて聴いてもシャカシャカしない。
X14はもっと上に重心があり、腰高でスッキリ軽かった。
解像感は出やすいが、内実が伴わないままにエッヂだけ強調してる感。
ピラミッドバランス好きの自分には、ややチグハグなバランスに聞こえた。
もっとも30分くらいしか聴いてないので、エージングしたらわからないけど。
一方、AUDIENCE52SEは鳴りが自然だ。ヘンな明るさがない。
DALI GRAND COUPEのようなマッタリ感、安心感をもちつつ、もう少しクッキリさせた感じ。
もしかすると高音は弱いかもしれないが、高音には興味ないので(笑)。
MENTOR MENUET SE、X14では気になった、STEVE PERRYのボーカルが低いとこまでつぶれない。
ウォームな環境にはウォームに適応してくる。
このスピーカー自体は無色なのだろうと思う。
直感だが、自分にはFOCUS110やCONFIDENCE C1より、SP25のほうが合っている気がする。
どちらも未試聴だが、そんな気がする。見た目もあるけど。
低音を愛する自分には、中型~大型のブックシェルフが狙い目なのだと思う。
あるいはトールボーイになるのだろうが、音のまとまりが失われそうで怖い。
エルサウンドのボリュームが、音の暴走を許さない。下品な音は出させない。
それで音場が小ぢんまりと狭まらないのはさすがだ。
SOULNOTE sa4.0
エルサウンドのボリューム直下でも問題なし。
電源別筐体じゃないけど、パワー感はma1.0やsa1.0Rよりある。
大味な音ではなく、柔らかくダイナミック。
ていうか、ma1.0より好きな音かもしれん。
AUDIENCE 52SEについては、ma1.0よりもいいかもしれない。
ワイドレンジなのがよくわかる鳴り方。
SOULNOTEのアンプを検討しているのであれば、sa4.0でいいと思う。
プリアンプまたはボリュームを持っていないならsa3.0。
sd2.0またはDACを持っていないならda3.0。
ma1.0FT、高かったのにどうしよう…(笑)。
ma1.0は、柔らかくて甘い音がする。
質実剛健なSOULNOTEファンには、微妙な評価になると思う。
音の鮮度でもsa4.0のほうが勢いよく飛び出してくるので、アピールがいい。
第一印象ではおそらくsa1.0のほうがウケがいいと思われる。
もはやMASTERS SX-3000BDはいらないかと思ったが、音が全然違った。音像が膨らむ膨らむ。
RK501の制動下で、ここまで膨らませられたら大したもんですよ(笑)。
SX-3000BDは、なんでこんなに雄大な音が鳴るのか不思議だ。
やはり真空管の恩恵だろうか。このダイナミックさが捨てがたい。
DALI GRAND COUPEのジャンパーケーブルをベルデンからゴッサムに変えた。
低域の見通しもよくなり、馴染みのある音になった。
SOULNOTE試聴会の布陣よりもマッタリ緩く、自分好みの音になった。
自分はMA10、LA10のラインには興味ない。
Cz302ESはインシュレーターがないほうがいいと思ったが、金属っぽい響きが載ったので再考。
黒檀のインシュレーターをかませたら、そっちのほうがよくなった。
現在、スピーカースタンド5台。
そのうち4台まではTAOCのスパイク受けをかましている。
高価だけど、スピーカースタンド使うならこれは外せない。
これをかますと、低音の分解能が上がり、タイトになる。
低音の質にこだわるマニアにはマストアイテムだと思う。
逆に、低音が緩く広がり、包み込まれたい場合は不適。
P.S.
sa4.0、右のXLRが接触不良なのか音が出づらい。
中古品はこういうのがねえ。
…と思ったら、アンプセレクタからスピーカーセレクタにつなぐ線が外れていた。
P.S.2
SUZANNEを売り切るため、セールスポイントを探していろいろ聴いていた。
ヘッドホンで聴くJAZZが抜群だった。もはやDAPで聴く音とは思えない。
しばらく聴いてたら、手放すのが惜しくなってきた(笑)。
QP1Rでも別に悪くないんだけど、力みのない端正な美音になってしまう。
SUZANNEのチューニングがことごとくJAZZにはまる。力感ある低音が、JAZZで生きる。
ワイドレンジで厚みのあるBASSが、JAZZの情熱を表現する。
この音が外で聴けるとしたら、それは幸せなことだろう。
惜しむらくは、ステレオミニジャックではなくてステレオジャックにして欲しかった…。