「2021総集・ロングインタビュー」-後篇- | 薔薇の宮殿「華京院"ロザリア"比呂踏」公式ブログ

この記事は、2021/11/25に発刊となったフリーペーパー「EvoL’v」に掲載されたインタビュー記事を元にしたものです。

 

2021年の終わりを迎えるにあたって、多くの方に読んでもらいたいという思いから、文章のみの形式となりますがここに掲載しました。

 

 

‐前篇-から続く。

 

12月31日には上野音横丁にて初となるカウントダウンライブにも出演が決定していますね!今回カウントダウンライブに出演しようと思った経緯についてお教え下さい!


実はこれは最近の心境の変化で。
僕は元々、ハロウィン、クリスマスetc...イベント事のライブっていうのが苦手だったんですよ。
自分の世界観とどんな風に融合させたらいいか分からない…みたいな変な不器用さがあって。
ハロウィンのライブも今年は5年ぶりに出まして、やっぱり近年のハロウィンってキャラクターものの仮装とかがメインだと思うんですが、敢えてうちは全員オリジナルメイクで行って。
けれど、これが思いのほか、違和感なく出来たんですよね。
なんだ!楽しいじゃん!って。
そんなタイミングでカウントダウンの件をお誘いしてもらって、決意しました。
もちろんカウントダウンでも、ハロウィン並みにサプライズをかましますよ!


間もなく2021年も終わりますが、今年1年を振り返ってみて…

ロザリア:いろいろあったけれど、ライブ以外ではやはりレコーディング合宿でしょうか。
今年の「魔王外伝」のレコーディングも、千葉県某所に泊まり込みで行われました。
メンバーとエンジニアさんと、一つ屋根の下で何十時間と共同生活をしながら作ったからこそ生まれた音!今年も相変わらずそんな超体育会系のバンドです。


そして注目となる2022年3月24日の単独公演【魔王伝~終章~】開催の発表がされましたね!「魔界編」にピリオドを打つ事になった理由とは?

ロザリア:もともとは2年間と決めていたし、次があることも考えていなかったんですが、結果3年目でのピリオドという決断になりました。
「魔界編」は本当に大事にしてきたコンセプトだし、今はこの3年間の中でも1番素晴らしい形に煮詰まっているので、このタイミングでピリオドを打つことへの怖さって言うのも正直ありました。
けれど、この間に培われた新しい価値観や力って言うのもあるから、それを糧に次に挑戦しなければいけないと思いました。


3年に及んだ「魔界編」のGRAND FINALとなりますが本公演の魅力とは?

ロザリア:僕にとっては言うまでもなく、とんでもない思い入れになります。
けれど、それを押し付けるだけではなく、来てくれた誰一人置いていかないライブにしたいですね!
3年間見続けてくれた人にとっては必ず納得してもらえる結末になると思うし、仮にこの日がライブに来るのが初めてって人がいたとしても、「こういうのを伝えたいバンドなんだぁ」というのを感じて持ち帰ってもらいたい。
また、実はこの日は、2年半ぶりのフル規格でのワンマンライブになります。悔いを残せるわけがないです!


ご来場されるファンの方々へメッセージをお願い致します!

魔界の王者の物語を通じて、たくさんの思い出や成長があったと思います。
お互い全部噛み締めて、この一生に一度の時間を共有しましょう。
あとは、丸2年もしくはそれ以上ライブから離れてしまった皆さんも、もしどこかで見てくれているならこれが最後の機会だよ!


ありがとうございます!3年の集大成となる「魔界編」が終幕を迎えますが、その後の展望とは?

ロザリア:魔王を超える存在へと転生して、再び動き出すと思います!
けれど、この3年間で吸収してきたものをどう昇華させるかは、もう少し考えたい。
だから、薔薇の宮殿としてのステージは少しお休みになってしまうかな?


最後に読者の皆様へメッセージをお願い致します。

ロザリア:最後までお読みいただきありがとう。
皆、この時代は生きやすい?
僕は生きづらかった。だから、居場所を作ってみた。
もうすぐ、またひとつの時代が終わろうとしているけど、この場所のことも、ずっと覚えていてくれたら嬉しいです!

Bring about revolution!
Sacrifice for a romantic revolution...