昨日発生した地震・・・
いまだ、多くの方々が苦しんでおられます。
日本中の方々が、今、胸を痛められていることと思います。
自分自身も、この地震を通じて、今、深く感じたことがあります!!
きっと大事なことだと思うから、今日はそのことを、自分自身の昨日の体験をもとに、ここに綴らせていただこうと思います!!
その①～地震発生～
３月１１日、１５時前の東京・・・
今日の仕事を終え、そろそろ帰ろうとしていたとき、
小さな事務所にて、その揺れを感じました!!
慌てふためいて、机の下へ飛び込む人・・・
身内の安否を心配し電話しまくる人・・・
そのとき、自分はというと、頭にあったのは帰宅してからの明日以降の予定のことだけ・・・
いろいろと予定が狂ったら困るから、電車とか早く動いてほしいなぁとか・・・
一言で言ってしまえば、全然大事だと考えていなかったのです!!
その②～混乱の発生～
外に出ると、街の様子が明らかにおかしいことを感じました。
道路・飲食店・病院・・・いずれも、いつもの同じ場所よりは、だいぶ閑散としているように感じました。
唯一、駅前だけは、様子が違ってました。
駅は完全に閉鎖され、駅前にはおびただしい数の人々が群がっています。
中には、何とか対応しろと、ＪＲや警察官に文句を言っている人もいます。
混乱を起こさぬようにと、警官隊も多くいて、物々しい雰囲気だと思いました。
間もなく、本日は運転を再開しないことがＪＲから発表されたようです。
携帯電話は通じません!!
公衆電話に長蛇の列ができています!!
１６時ころ送られたメールが、１８時ころ届きました。
飲食店は空いているのに、コンビニには長蛇の列ができています!!
食糧の棚は、あっという間に空っぽです!!
タクシーはあっという間に埋まり、道路も一気に渋滞してきます。
結局、大渋滞の環状８号線を、羽田方面から車で帰宅することを決意。
最高時速１０㌔・・・第２京浜に差し掛かる前、車内で聞いていたラジオから第３京浜の復旧を知り、第３京浜に差し掛かる前、東名高速の復旧を知り、通常は１時間強の距離を４時間かけて帰宅しました。
その③～地球からのメッセージ～
でも、本当のショックはこの後でした!!
帰宅後、テレビから流れていた東北地方の映像は驚愕のものでした!!
すべてが破壊しつくされ、押し寄せた津波の中、瓦礫が浮かんでいているだけの街・・・
今回の惨事を始終見ていて、痛いほど感じたことは、我々人間は、日頃思っているよりずっと無力だなぁということです。
どんなに、偉い人でも、お金持ちでも、携帯電話を剥がれてしまったら・・・移動手段を剥がれてしまったら・・・
もう何も出来ないのです!!
それは、我々が作り上げた世界での、"偉い"や"お金持ち"であって、それが崩れてしまったら、何も残らないのだから・・・
そのとき、唯一頼ることができる、大切になるものは何でしょう？
自分自身のカラダ（肉体）と、人間としてのココロ（魂）ではないでしょうか？
すべて崩れ去ってしまった世界でも、元気なカラダと、人間としてのココロがあれば、人と人とが助け合って生きていくこともできるんです!!
逆に、我々がそのココロを失ったら、世の中は混乱し、我々はそのすべてを失うでしょう。
今や、我々人間が作り上げたものの上に成り立っているこの社会・・・
それは、ときに便利で、我々を助けてくれるけれど・・・
土台としなければいけないところ"原点"は、本当は他にあるのではないか・・・
俺は、この大惨事から、そんな地球からのメッセージを感じました。
さいわいにも、俺は今、元気です!!
身内意識は、どうも俺には馴染まない。。。
今の自分に何か出来ること、模索してみたいと思います☆