少しだけ長くなるけれど、よかったらお付き合いください。
◆「魔王伝」終章について
既にお伝えしているように、この3年間続けてきた、「魔界の王子の悲劇の物語」をコンセプトにした「魔界篇」を締めくくる最後の公演です。
3年前のその日から、この日のことは頭に描いていたけれど、当初の画とは重なる部分もあれば、大きく違っている部分もある。
だからこの日は、ずっと前から描いていた長年の夢と、この3年間の活動があったからこその日であり、自信を持ってこれが集大成だと言える日になると思います!
ライブ本篇では、これまで紡いできた物語を・・・
アンコールでは、本当の意味での終章を・・・
だから、二部制的な楽しみ方をしていただけるんじゃないかな?
ずっと見続けてくれた皆へは、きっと納得のいく結末を見せることができると思うし、仮にこの日初めて見てくれる人がいたとしても、一番伝えたいことは伝える!誰一人置いていかないライブにしたいと思っています。
◆このタイミングでピリオドを打つ理由について
昨年夏、自分自身が体調を崩したときに、いろいろと考えました。
世の中の状況がいろいろ変わってしまってから2年間。
僕たちは一度も止まることなく活動を続け、2作品の音源も発表し、たくさんの人たちに届けることができました!
一方で、ライブ活動に関しては、当然かなり厳しい状況が続いていたけれど、それでも熱心に応援してくれる皆がいてくれるおかげで、何とか活動できているところでした。
僕はいつも、征くべき時か、待つべき時か、臆病なくらい自分の肌感で察知して判断してから行動します。
心身ともに動けなかったとき、その肌感が、このままでは自分たちも、そしていつも熱心に支えてくれる皆も、共倒れしてしまうかもしれない。
そんなことを感じたんですよね。
・・・残念ながら、このままでは、まもなく時代の波に、皆と一緒に淘汰されてしまうでだろうと。
併せて、3年間続けてきた「魔界篇」も、今が最高の状態だと思ったんです。
楽曲も出揃い、メンバー含め非常にクオリティの高いものを発信し続けられている!
一方で、これ以上惰性で続けては、それも色褪せてゆきかねない。
今、ピリオドを打つからこそ、有終の美が飾れるかもしれない。
漠然としているかもしれないけれど、それがこのタイミングを選んだ理由です。
◆今後の活動について
この先については、本当にまだ何も具体的に決まっていない。
こんなことは何年ぶりだろう・・・と思います。
これを、実質「活動休止」と呼ぶのかもしれないけれど、
敢えて「活動休止」という言葉は使わないでいます!
他に行く場所なんてないことは自分でもよく知っているので、この終章が終わった次の日から、僕は次のことを模索し始めます。
ソロプロジェクトの場合は、僕自身が辞めない限りは終わらないということを言い続けてきましたが、その言葉のまま、決して終わりにはしません!
けれど、それには少しだけ時間がかかるかもしれない。
手前味噌だけれど、この3年間を通じて作ってきた、「魔王伝」「魔王外伝」は音楽性・クオリティ・コンセプトどこを取っても、胸を張って世に出せるの作品だと自負しています。
楽曲制作やレコーディングに関しては、正直ここまでやるバンドもそう多くないでしょう。
となれば次回の作品は、これを超えていくことが最低条件になります!
なので、準備すべきハードルは高いと思っています。
その一方で、僕自身が人生を賭けて活動をしてきたように、人生を賭けて(少し大袈裟かもしれないけれど、いつもライブを優先してくれるという意味で)応援してくれている人たちも、数少ないながらもいてくれることも知っています。
そんな人たちに対して、
「しばらく休みます。そのうち戻ってくるから待っててね」
ではあまりに無責任だとも思うんです。
なので、そういった人たちがいてくれる限りは、これまでのペースとはいかないけれど、ライブ等で会える機会は作り続けます。
だから、「どうか、心配しないで待っててね!」
「待っててね」という言葉には、重い責任があると思っています。
さて、泣いても笑っても、あと2週間!
これだけ語ったからには、もうあとは悔いのないように全力で駆け抜けます。
そして必ず、当日この魂を皆に届けます!
また、遠方だったり、どうしても来場が難しいという方のために、ハイクオリティな映像配信も目黒THE LIVE STATIONが準備してくれました。
3月24日、どうか僕を見届けて下さい!
■前売りチケット(プレイガイド・チケットペイにて、3月24日10:00まで)
https://www.ticketpay.jp/booking/?event_id=36249
■【映像配信視聴チケット(4月7日までアーカイブ視聴可能)】
https://twitcasting.tv/megurolivest/shopcart/138764
