手元の動かし方…
(掌屈、背屈、ヒンジ、コック、てこの動きetc)
腕の使い方…
(回旋、肘の動き、肩甲骨の動き、etc)
ここまで小さい動きを説明してきたが
ここでは身体の動かし方。
下半身、上半身をどのように動かしたら
ボールに最大効率良く、エネルギーを与える事が
出来るのか❗️
みたいな話になる
飛んで曲がらない身体の使い方!なので
嬉しい限りだ 😆 😀 😀
腕や手元の動きでは上腕のごくわずかな
筋肉しか必要としません。
身体の動きでは、大きな筋肉を使います。
主に上半身は腹斜筋、
下半身は足(太もも)の筋肉になりますが
ここでも関節と筋肉の使い方、動かす方向
順序で、身体のスイングが構築されます。
手や腕の動きはぬきの身体の動きになるので
腕は胸の前で合わせた形で覚えても良い。
(スイング初動でのフォワードプレス、
手元のてこ動作によるヘッドの動き初め、
次に動く動作と考えてもらっても良い)
まず初めに動くのは左肩。(左図)
左肩は下に動かす。
左サイドベントを縮め、右サイドベントが伸びる
(サイドベントとは側屈の動き)
下に動かす事が大事で、ここでいきなり
飛球線方向(前方)には動かさない!
多くの人がサイドベントの使い方を知らない!
多分できていないので、これを正しく行うと、
ギッタンバッコンみたいな動きになる。
でもそれが正しい❗️
胸と脊柱は Tの関係を保ったまま
脊柱は左に傾く。
背骨を軸と考えている人には違和感ある動き
と感じられるかもしれませんが、
スイング全体の軸は首の後ろ!
と考える事で、
これが頭を動かさないで身体を動かす方法と
理解できる。😀
この脊柱の傾きは、身体での「てこの動き」を
作り出し、効率の良いエネルギーを発生させる。
肩の縦の動きは飛球線方向への
正しいベクトルとなり
地面反力を使える足の動かし方の
土台となるので、極めて重要です!
まず サイドベントを使って左肩を下げる❗️
ここが身体のスタート。
次に…
次に肩は回転する。(左図)
下がった左肩が、飛球線方向を向きながら、
ボール後方まで押し込まれる。
※ 胸を回転してはいけない!
胸は飛球線後方を向くが
その動きは腰の回転によりなされる。
※ 腰も回そうとしたらいけない💦
腰を回そうとすると身体を捻ってしまうので
ここではあくまでヒップターン。
腰は下半身! 腰と感じている部位は
骨盤上部でありヒップです。
ヒップは下半身、足に連結しています。
ヒップを動かす為には(飛球方向に向ける)
左膝が曲がり、右足が伸びます。
(曲がらなければ動かない身体の構造)
この動きにより、腰が回転し、胸が右を向きます
左膝が曲がり、右膝が伸びる事で
体重は左から右にシフトして
シフトした右足が回転軸となり
そこで初めて45度の腰の回転に
胸の回転が加わります。
胸の回転はサイドベントの動きに助けられ、
左サイドベントが縮み、右サイドベントが伸び、
右肩甲骨が背中側に開きます。
腰の回転は45度
胸はさらに45度 (エックスファクター)
これが理想ですが身体の硬い人は
胸の回転は少なくても良い!
トップの出来上がりです❗️
ダウンスイングはバックスイングの裏返し
基本的には、バックスイングで行った動きを
逆の順序で戻せば良い事が多く、
ダウンスイング、インパクトは
受動的に行われる部分が多いのです。
上図で示した右側の写真をイメージしてください。
ダウンスイングのスタートでは!
左足の踏み込みにより
重心は 右踵から左踵へと移ります。
左を踏んで、右踵が上がる!
この動作は同時に行われなければなりません。
この下半身始動の切り返しが
シャローイングを引き起こします。
右サイドベントを縮める事により
右肩が下がり、
左サイドベントが伸びる事により
左肩が上がり…
右手でのイメージ!
インパクトでは腰はアドレスから45度開き
胸は飛球方向を向いている。
インパクトのイメージは身体の正面ではなく
右腰の前で行われている!❗️
と感じなければならない!
インパクトでは
右肘は右腰に近く、曲がったままの状態。
これは身体の回転でつられて動く腕が
右サイドベントが縮んだ身体に
ついてきた結果と考えても良く
能動的に引きつける必要はありません。
背中もお尻も飛球線後方から見えるインパクト。
前傾角度がキープされている。
前傾角度とは
バックスイングでは左脇腹で作る
インパクトでは右脇腹と頭を結んだ線と言える
このように前傾キープする為には、
バックスイングでは左脇腹が縮む事によって
できるバックスイングの前傾。
インパクトでは右脇腹が縮む事による前傾。
この両方のサイドベントの伸び縮み無くしては
前傾角度の維持は達成されません❗️
右肩が下がり、左肩が上がり
腰は45度開いている。
前傾角度はキープされ
右腰の前でインパクト!
ダウンスイングからインパクトは
かなりの点でバックスイングの裏返しなのだが
明らかに違う点は
バックスイングのトップでは
右肩甲骨はひらくが
インパクトからフォローにかけて
左肩甲骨は開かない!
このインパクトを可能にする為には
絶対にバックスイングや切り返しで
フェースを開かない事が第一条件❗️
シャットなバックスイングを作れないと
このインパクトではただ単に、
振り遅れた開いたインパクトとなる💦
身体はスイング中、止まる事なく
インパクトでは身体は開く❗️
これが正しい身体のエネルギーの使い方で
身体に優しいスイングとなります。
身体を縦に動かす事により
シャットなバックスイングで(閉じる)
身体を開く事により、
インパクトでは(開く)
これが身体を使った
閉じて開くスイングとなります❗️❗️❗️
身体のてこの動きはどこで発生するのか?
バックスイングでは両サイドベントの
動きにより脊柱は左に傾きます。
ダウンスイングからフォローでは
逆に右に傾きます。
この動きが 首の後ろを軸とした
身体の振り運動を引き起こします😀
脊柱は傾きながら腰のスライドにより(バンフ)
下側が揺れるように動きます。
頭は不動なのでスエーとは違います。
地面反力はどこでおこるか?
地面反力を使うには
肩を縦に動かす事が必須です。
バックスイングからの切り返しで
左足を踏み込みこむと同時に右足が曲がる。
この動きは重心移動の役割と
足の力によるスイングのパワーとなります。
左右の膝の曲げ伸ばしは
地面を蹴る動きになります。
サイドベントの伸び縮みと
膝の伸び縮みで地面から身体を突き離す
動きになります。
地面反力は、伸びて縮んでの動きです。
(頭を下げて上げてじゃないですよ💦)
だいたいこんな感じですが…
ボディーターンとかではないですよ〜
ボディーターンは
身体を使った開閉式スイング!⤵️
このスイングは難しい…💦
柔軟な身体じゃないと出来ない😅
それは違います!
腕力や、筋力に頼る事なく
ボールを飛ばす秘訣です😀
ゴルフのスイングは身体に負担の無い、
効率の良いスイングを求めて進化していきます!
バウトリストが手首を痛めやすいなどと
言っている貴方は医学者ですか?
各人の関節の可動域(柔軟性)によって
どこまで動くかは変わりますが、
基本的動きは変えなくても良いのです。
その人に合ったスイングを教えるなどは
その人のスキルにあった教え方を
しているだけで、
専門用語で本格的なスイングを教えても
理解出来ないだろう!
みたいな線引きを、教える側がしてしまうのです。
開いて閉じるスイングの人の場合!
身体を開いたインパクトでは振り遅れ、
フェースが開いたままでつかまりません!
いわゆるごく一般的な日本人ゴルファーです。
フェースが開いた人がボールを捉まえる為には
このように 身体を開かないで
手打ちする必要性に迫られます。
開いたフェースは閉じる必要性に迫られます。
右腕は伸び、上体は伸び上がり、
身体の正面でインパクト。
背中もお尻も見えません!
何が良いか悪いかじゃないですよ😅
このようにアームローテーション、
フェースターンスイングと
近年のボディースイングでは
まるで動きが違います❗️
と言うお話で…
今回は終わりにします 👋
追伸
ゴルフを始めたばかりの人は皆んな
フェースは開いて上がるのです。
インパクトでフェースが開きっぱなしに
なるのです。
その為、スライスに悩み…
ボールを捕まえる為に、
身体を止めてフェースターン!
昔は私もそうでした。💦
でも…いつか気づきます。
開閉中の一瞬のスクエアなインパクトを
求めていたのでは、
一生、答えが見つからない事に…
長年の癖の付いたスイングを変えるのには
3年かかりました 😰
ゴルフ歴35年
思えばずいぶん遠回りしてきたもんだ ❗️😅👋