DMC(デジタル・メディア・シティー)の衝撃
昨日紹介した韓国映画博物館は、DMC(デジタル・メディア・シティー)という、大きな大きな施設の中に入っている。
いや、これはもう「施設」の域を出ている。
一大都市である。
↓DMCホームページ
ソウルの西、ワールドカップ・スタジアムのちょっと向こう側に「上岩洞(サンアムドン)」という地区がある。
以前は何もなかった郊外の地区だ。
そこに韓国は巨大デジタル都市を作り上げた。
それがDMCである。
ご存じのように韓国は90年代、デジタル&ITを国家戦略の柱に据え、成長を加速させた。
このDMCは2000年に建設計画が始まり、未だ建設途中の、韓国の国運を賭けた「都市」である。
ちょうどイメージは幕張を想像していただければいいと思う。
巨大なビル群にデジタル・IT・コンテンツの研究機関、企業、国立施設を集中させ、さまざまな研究・事業を行っている。
こんな巨大なプロジェクトを見せつけられたら、日本のIT業界はまったく太刀打ちできないのではないかと思ってしまう。
ただただ圧倒されたのであった。