上野に入管が、キタ━━━(゚∀゚)━━━!!! (2)
店のドアを開けると、顔見知りのママがすぐに出迎えてくれた。
「こんにちは、ママ。なっちいる?」
するとママはちょっと困った顔をして、「いえ、それが・・・いないんです」と申し訳なさそうに言う。
「なんで?? 今日来るって連絡しといたんだよ」
するとママは僕の耳元で「実は・・・入管が来たの。だからなっち、逃げたのよ」とささやいた。
そうだったのかーーー( ・д・)/--=≡(((卍
1階にいたのは入管だったんだーーー。
とにかくなっちに電話しよう。
僕は急いでビルを下り、ふたたび1階のエレベーターホールへ戻った。
1階では、さっきの若い「警視庁」のおにーちゃんに、韓国人らしきおじさんがからんでいる。
「オーバーステイくらいどうだっていいだろっ。毎回毎回こんなことやって、何になるって言うんだよ」
おにーちゃんは相変わらず無表情。
この人、やっぱり警察官だったのね。見た目は学生だけど・・・(服装もパーカーにジーパンだった)
僕はそんなおじさんと警官を尻目に道路を渡り、なっちに電話を入れた。
幸い、なっちはすぐ近くにいて、すぐに落ち合うことができた。
時刻は午後10時半。とりあえずもうクラブは無理だから、僕たちは行きつけのピアノバーへ行くことにした。
(つづく)