哀愁の清涼里(チョンニャンニ) (6)
悪友くんはどうなったか・・・・
寒空の下で待つこと20分。
出てきた。
帰ってきた。
生還した。
悪友くん、放心状態で戻ってきた。
みなさん、20分で何ができると思います??
缶コーヒーを握りしめ、寒空の下で待っていた20分は僕にとっては長いものだった。果てしなく長い時間に思えた。
悪友くんにとっては・・・・あっという間。文字通り、一瞬の出来事だった。
まさに時間の相対性理論。
「どうだった?」
僕の問いかけに悪友くん、ひとこと。
「・・・・すごかった」
何がすごかったのか、読者のみなさんのご想像に任せるしかない![]()
ただ、満足してくれたみたいではあった。
一抹の虚しさを感じながら・・・・
ああ、清涼里。
悪友くん、終生忘れえない体験となったことだろう。
(清涼里編 終了)