哀愁の清涼里(チョンニャンニ) (3)
清涼里へは地下鉄の1号線で行く。
以前も書いたが、ここは国鉄・京春線の始発駅である。
駅に隣接してロッテ百貨店もあり、昼間は買い物客でにぎわう、きわめて健全な街である。
そんな健全な街である清涼里。実はもう一つの顔がある。
それが・・・
韓国人なら誰でも知っている・・・・・
そう、あなたが思ったとおり。
紅燈街である。
平たく言うと売春街である。
ソウルには俗に5大置屋街と呼ばれる街がある。
清涼里、ミアリ、龍山(ヨンサン)、永登浦(ヨンドゥンポ)、千戸(チョノ)である。
その中でも、清涼里は最も有名な街だ。地元の人は置屋がある番地が588番地であることから「588(オーパルパル)」と呼ぶ。
ロッテ百貨店に向かって右手の路地を50メートルも進むと、、、、
見えてきた。
ピンクの明かりが見えてきた。
(こんな近くに見えるんだ)
紅燈街とはよく言ったものである。
怖気づく悪友くんの手を引いて、いよいよ588へ突撃した。
(つづく)