チェ・ジンシル シンドローム(3)
韓国の与党・ハンナラ党は、チェ・ジンシルの死をきっかけに、ネットの有害性・弊害が明らかになったとして法規制の検討に入った。
ネット上での悪性ルーモーに対し、サイバー侮辱罪を導入すること、およびネットに書き込む際にはすべて実名で行うこと、の2点がその骨子である。
(韓国には住民登録番号があるので、パスワードと組み合わせれば、投稿者の特定が可能になる)
この法案は故人の名をとって「チェ・ジンシル法」と呼ばれてい る。
法制化までにはさまざまな問題がクリアされなければならず、現在のところ、まだチェ・ジンシル法はできていない。
日本でも最近、芸能人のブログに悪質な書き込みをした一般人が警察の捜査を受けている。
韓国の現状は決して対岸の火事ではなく、近い将来の日本の姿でもあるのだ。
かつて韓国芸能界を席巻し、同時代の女性にチェ・ジンシルシンドロームを巻き起こした “国民女優” は、その死をきっかけに、再び韓国社会に大きな影響を及ぼすこととなった。
韓国社会は今、もう一つの「チェ・ジンシルシンドローム」の渦中にあるのである。