2012年2月11日からfacebookのUI(ユーザインタフェース)、機能が変更された。まだ全ユーザ対象ではないので、まだ新しい機能に移行していないユーザもいるようだが、かなり大きな変更になった。
facebookは世界で7億人ものユーザ(2011年1月段階では6.1億との報道もある)がおり、UU(ユニークユーザ)数もgoogleを超えたとのことで今話題のソーシャルメディアツールである。日本ではソーシャルメディア、特にSNS(ソーシャルネットワークサービス)と言うと、mixi、GREE、モバゲーなどを想像する人も多いが、これらは下記の理由で本来facebookが目指しているSNSと一線を隔す。それは「リアルな世界に基づいているか否か」と言う点である。これは2010年11月にTechWaveに投稿されたエントリーに基づく。
「SNSとはインターネット上でのリアルの友人・知人との交流の場である。そして、ソーシャルとは『リアルな友人との関わりあい』のことを指す」と言うものだ。
facebookと日本のSNSの違いを訪ねると、匿名か実名かと言うことに注目が行くことが多いが、実はそこが重要なのではなく、リアルな友人との関わりあいを重視したメディアか否かと言うことである。
facebookでは友達のつながり、ウォールの書き込み、写真のタグ付け、すべての機能が自分と関わりのある人同士のつながりを重視している。そして、そのつながりの中でいかに「リアル」のつながりを広げていくかと言うことにのみにこだわったUIになっている。
では、国内のSNSはどうか。そうはなっていない。mixiにしてもGREEにしてもモバゲーにしても、ログインして見える内容はニュースっだったり日記だったりと、特につながりに関係ないものが表示される。また、つながりに関係ない機能も多々ある。以前DeNAのCOOだと思ったが「リアルのソーシャルグラフはmixi、ネットのソーシャルグラフはDeNA」と言うような内容の話をしたことがあったが、実はソーシャルグラフ=リアルの友人との関わり合いであって、ネット内で成立するような関わり合いはソーシャルグラフとは言わないのである。(一部SNSではネットを通じてリアルにつながりを構築することを「出会い系」として禁止している。)
なので、facebookは2/11のシステムの更改においても「ソーシャルグラフ」を重視した変更を大胆に行った。企業の管理者として「いいね」や「コメント」を残す場合と1個人として残す場合の場合分けなど、実社会に基づいたソーシャルグラフを実現する方向に着実に進んでいるのである。
一方で国内のSNSはどうか。mixiはAPIの公開と言う形で様々なサイトからのつながりを模索したが、実際それを行うことでどのような関わり合いを構築しようとしているのか描けていないため、迷走している。GREE、モバゲータウンはソーシャルゲームと言う分野で互いに蹴落としあいを行っているが、実際ソーシャルゲームの先にあるものが描けていないため、単なるゲームプラットフォームになってしまっている。そして、その結果、改修を行う度に、機能追加が行われるためにユーザが翻弄される。それどころか、大胆な変更を行わないことが多い。
今回はSNSを例にとってみたが、それと似たことはWeb業界においては多々見られることである。コンセプトのないままに大きくなり、その結果大きくなったサイトを維持することに注力し大胆に変更しなくなる。それは、どのようなコンセプトの元サイトを運営しているのか、そしてそれにより社会にどのように貢献しようとしているかと言う根本がないためである。今後はこの点を考えサイトを構築する、インターネットサービスを構築する、そのようなことがない限り、ぱっと出のサービスが一瞬大きくなることがあっても、生き残ることはないと思う。
実際、トヨタ、松下、ソニーなどもどのような社会を創造するかを考え、それを実現してきたと言うことを考えてほしいと思うし、自分ももう一度考えて今後進んでいきたいと思う。
facebookは世界で7億人ものユーザ(2011年1月段階では6.1億との報道もある)がおり、UU(ユニークユーザ)数もgoogleを超えたとのことで今話題のソーシャルメディアツールである。日本ではソーシャルメディア、特にSNS(ソーシャルネットワークサービス)と言うと、mixi、GREE、モバゲーなどを想像する人も多いが、これらは下記の理由で本来facebookが目指しているSNSと一線を隔す。それは「リアルな世界に基づいているか否か」と言う点である。これは2010年11月にTechWaveに投稿されたエントリーに基づく。
「SNSとはインターネット上でのリアルの友人・知人との交流の場である。そして、ソーシャルとは『リアルな友人との関わりあい』のことを指す」と言うものだ。
facebookと日本のSNSの違いを訪ねると、匿名か実名かと言うことに注目が行くことが多いが、実はそこが重要なのではなく、リアルな友人との関わりあいを重視したメディアか否かと言うことである。
facebookでは友達のつながり、ウォールの書き込み、写真のタグ付け、すべての機能が自分と関わりのある人同士のつながりを重視している。そして、そのつながりの中でいかに「リアル」のつながりを広げていくかと言うことにのみにこだわったUIになっている。
では、国内のSNSはどうか。そうはなっていない。mixiにしてもGREEにしてもモバゲーにしても、ログインして見える内容はニュースっだったり日記だったりと、特につながりに関係ないものが表示される。また、つながりに関係ない機能も多々ある。以前DeNAのCOOだと思ったが「リアルのソーシャルグラフはmixi、ネットのソーシャルグラフはDeNA」と言うような内容の話をしたことがあったが、実はソーシャルグラフ=リアルの友人との関わり合いであって、ネット内で成立するような関わり合いはソーシャルグラフとは言わないのである。(一部SNSではネットを通じてリアルにつながりを構築することを「出会い系」として禁止している。)
なので、facebookは2/11のシステムの更改においても「ソーシャルグラフ」を重視した変更を大胆に行った。企業の管理者として「いいね」や「コメント」を残す場合と1個人として残す場合の場合分けなど、実社会に基づいたソーシャルグラフを実現する方向に着実に進んでいるのである。
一方で国内のSNSはどうか。mixiはAPIの公開と言う形で様々なサイトからのつながりを模索したが、実際それを行うことでどのような関わり合いを構築しようとしているのか描けていないため、迷走している。GREE、モバゲータウンはソーシャルゲームと言う分野で互いに蹴落としあいを行っているが、実際ソーシャルゲームの先にあるものが描けていないため、単なるゲームプラットフォームになってしまっている。そして、その結果、改修を行う度に、機能追加が行われるためにユーザが翻弄される。それどころか、大胆な変更を行わないことが多い。
今回はSNSを例にとってみたが、それと似たことはWeb業界においては多々見られることである。コンセプトのないままに大きくなり、その結果大きくなったサイトを維持することに注力し大胆に変更しなくなる。それは、どのようなコンセプトの元サイトを運営しているのか、そしてそれにより社会にどのように貢献しようとしているかと言う根本がないためである。今後はこの点を考えサイトを構築する、インターネットサービスを構築する、そのようなことがない限り、ぱっと出のサービスが一瞬大きくなることがあっても、生き残ることはないと思う。
実際、トヨタ、松下、ソニーなどもどのような社会を創造するかを考え、それを実現してきたと言うことを考えてほしいと思うし、自分ももう一度考えて今後進んでいきたいと思う。

