Hiro Financial Partners FP事務所の「保険ってね…」

Hiro Financial Partners FP事務所の「保険ってね…」

あまり知られていない保険の世界
保険や貯蓄を知っておこう

HiroFinancialPartners wrote

 

 

「自転車保険」はご存知ですか?

児童生徒、学生の親御さんであれば聞いたことはありますよね。

 

基本的に「ケガの保険」です。

交通事故に限定されるので、一般的な「傷害保険」よりは掛け金

がお安い。

 

最近は自治体がこの保険の加入を義務付けるケースも目立っています。もはや「必要保険」

 

ニーズが高い事には間違いありません。

(何がいいのか)

「個人賠償特約」です。

 

時期や場所はここでは割愛しますが。

数年前の出来事ですが。

 

「自転車運転中の小学生が、高齢者の方を撥ねて、後遺障害が残るような事故を起こした」

 

この事故は(裁判)になり、判決が下りました。

自転車を運転していた小学生の母親に対し賠償が命じられその額

凡そ9,500万円!「監督義務を果たしていない」

 

厳しい結果となりましたが、裁判4年の間、撥ねられた高齢者の方は意識不明のまま。目を覚ますことはありませんでした…。

 

この母子が「自転車保険」に加入していれば。

「個人賠償特約」で支払いをカバーできた…

 

まだ、日本では。

「賠償」意識が希薄で「お金で解決する」ことに心理的な抵抗感があるよう。

欧米のような、ニュースになるほどの「高額事案」はなかなか目にすることはありません。

 

その意識は徐々に変わってきているのでは。

 

月々何百円の、しかも怪我の補償があるのだから…

入るべきだと思います。

 

この補償(個人賠償特約)

家族全員が対象、で。

家で飼っているペットが人に噛みついたり

の事故もカバーしてくれるんです。

 

 

 

 

 

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「学資保険」

*一般論でお話します。

 

運用環境もあるのですが、加入時期にもよって「マイナス」が出てしまいます。

ただ。あまり多いケースでは無いような…

 

実はこの保険。

販売した営業職員のコミッション(手数料収入)は「0円」です。

*どこの保険会社でも、ではないと思いますが。

 

「学資保険」は所謂『ドアノッカー商品』。

保険会社に儲けが出ない仕組み(併せて営業職員にも)の商品。

 

で。目論見としては。

他の保険(死亡保障や医療・がん保険)商品への誘導を図るという。

つまり。

保険会社の儲け無し→「ご契約者のニーズ喚起」→保険会社の儲かる商品を売る

という構図。

*手数料0円の営業職員は「学資保険」を売っただけでは収入にはなりません。

 

そうすると。

「学資保険」だけで言えば「良い保険商品」ということになります。

何故なら。

保険会社の儲け無し=ご契約者の加入メリット「大」

だからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

簡単に言えば。

 

20年間。

「1,000万円」の「保障」を買ったのです。

 

正直。

こういう保険商品を(ご案内したい)とは全く思いません。

 

今、満期を迎えられて。

(年齢を 20年 重ねられ)

当時と(病気になる)リスクを比較してどうですか?

 

(お亡くなりになる)リスクが大きくなっているのに「保障はなくなる」

*すいません、おそらくそういう商品かと。保障は1,000万円ありました?

 

仕組みから言って。

この「満期保険金」を受け取られた時点で1,000万円の死亡保障は無くなっています。

 

「お姉さんのお友達」はちゃんと説明されたのかな。

 

あと。

お母さんがこの保険の掛け金を負担していたなら。

この満期保険金。

税金が少しややこしい、ですよ。

*本来、であれば。

 

詳しく見ていないので。

何とも言えませんが…