『仰ぎ見給え』
仕事でも学問でも、一生懸命であるが故に、悩みが生じたりすることが多い。
あとになって考えると、何であんなことで悩んでたんだろう?と思ったコトがある人も多いと思うけど、結局のところ、心に余裕があるかどうか・・・なんだよね。
自分は「手を止める勇気」という言い方をするんだけど、前に進まなきゃいけないと焦れば焦るほど、心に余裕がなくなり、深みにはまっていく。
そんな時こそ、あえて歩みを止めて、深呼吸することで、心に多少のゆとりをもたせることって大切じゃないのかな・・・と。
こういう殺伐とした世の中だからこそ・・・。
『半鐘が鳴れば』
鎌倉時代に、「いざ鎌倉」というフレーズがあったけど、当時の「御恩と奉公」という主従関係を一言で表しているものだよね。
まあ、縦社会の典型だよね・・・と言われればそうなのかもしれないけど、自分はそれだけではなく、「日本人」であるが故に・・・という気質や気概のようなものも含まれているように思う。
だけど、時代の変化とともに、気質や気概のようなものが薄れ、希薄な人間関係がデフォルトのような状況になっているけど、ここ数年、ソーシャルメディアの活用を含め、「つながる」ということについて、見直されている時期なのかな・・・と感じている。
だとすると、古き良き時代の人間同士のつながりが復活する可能性はゼロではないように思えるし、そうなって欲しいな・・・と思ったりも。
『徹底的に』
何かアクションを起こす場合、「○○する」もしくは「○○しない」という2択だったものが、今では「○○しなくてもいい」という、ニュートラルな選択肢が結構多いように感じる。
例えば、「就職しなくてもよい」というのもその1つ。
こういうニュートラルな選択に対して、「なぜ?」と問いかけると、返答がない、もしくは、どっちつかずな感じの返答であることが多い。
そもそも、「就職しなくてもよい」には、部分否定的なニュアンスを感じていて、「就職してもいい。だけど・・・」というのと大差がないように思う。
要は「甘え」。
今日、車の中で聞いていたラジオの中で、今の若者は日本の外に出ていこうとしないという意見へ、リスナーが反論をしてた。
でもその内容が、「昔と時代が違う。3年の時点で就職を考えなくちゃいけないし、留学している間、大学に納める学費も必要だし、そうなるとバイトもしなくちゃいけないし・・・気軽に留学できる制度を作って欲しい」みたいな内容で、聞いていて「?」という感じに。
これも「甘え」の1つじゃないかな。
留学、大学への在籍、就職・・・という選択肢を全て取るのは自分の勝手で、そうしなくちゃいけないという決まりなんてどこにもない。自分がやりたいのが「留学」だったら、その他を捨てて「留学する」と決めればイイだけの話。
でも、それって覚悟がいるよね。
やるんだったら覚悟を決めて、徹底的にやらないと、ただ、行動したという事実が残るだけで、得られるものなんて何もない。まあ、本人がそれでよければいいんだけど・・・。
『古仏』
以前、鎌倉の近くに住んでいたこともあり、古仏を目にすることも何度かあった。
古仏の微笑みを見ると、心のささくれがとれるかのような感じにもなるんだけど、人間の微笑みで同じような感じになるか・・・というと、おそらく同じではないように思う。
何が違うんだろうな・・・?
松下幸之助さんは、「古仏のほほえみは、他を思うほほえみである。自分を超えたほほえみである。」とおっしゃっている。
自分を超えた・・・というのは、凡人には難しいと思うけど、「他を思うほほえみ」であれば、仏とは天と地の差があるかもしれないけれど、可能なことかもしれない。
例えば、ビジネスにおいて、顧客の利を思う姿勢は必ず相手に伝わるのと同じように・・・。
自動車保険の更新
さっき自動車保険を更新。
今回は「家族に関する補償」をどうするか・・・というものが自分の中で重要な課題だった。
というのも、つい先日、自分自身は傷害保険に加入したものの、相方と子供に関しては、何もしていないからどうしたものかと。
自転車or徒歩での保育園送迎時のトラブルだったり、子供の運動のケガetcが想定されるだけに、これらをカバーできるようなものってないかな・・・と思って。
平日は22時までサポートセンターに電話がつながるので、イロイロと知りたいことを聞いて、ファミリー傷害特約を付加して、何とか今日中に更新手続きが終了!
これでひと安心。もちろん、何も起きないのがイチバンだけどね。
保険
つい最近、人生初の保険に加入した。
数年前に救急車で搬送されてしまった時を境にして、体に変調をきたすことが多くなったように感じていて、今は大きな問題は抱えていないけど、加齢とともに・・・という不安があるからね。
身の周りでも、手術をした人もいれば、入院中の人もいるし・・・で、今まで以上に人ごとじゃないな・・・という感じがあるのも確かだけどね。
あとは・・・もうすぐ不惑の年に入ってしまうこともあるけど、スポーツは出来る限り、続けようと思っているんだけど、去年の7月に、腓腹筋断裂をやってしまって、仕事に松葉杖で・・・ということもあっただけに、その保険という意味も多少はあるかな(苦笑)
掛け金が少額だから、それほどの見返りはないんだけど、いざという時のことを考えると、ないよりはマシかな・・・と。
まあ、それでも何もナイのがいちばんいいんだけどね。