ad:tech東京体験記 ~全般編~ | 市ヶ谷物語

ad:tech東京体験記 ~全般編~

$神保町物語

初アドテック体験、めちゃくちゃ興奮しますね。

どちらかというと直接顧客を向いた仕事が長いので、
この手のカンファレンスにあんまり出た事がありませんでした。
4月にオプトに戻ってきてから、仕事がメディア関連になったこともあり、
積極的に参加するようにしています。


僕が感じたアドテックの価値ですが、

・業界(インターネット全体)の中でも
最先端のリテラシーをもった人たちの考えを直接聞ける。
しかも非常にたくさんの人たち、
しかも同じ場所で。

・普段なかなか会えない人たちと、
(たとえば同業他社さん)
簡単な近況交換ができる。
これは僕にとっても非常に重要な機会です。
わざわざアポとるのもおかしな話ですから。

・一方的なプレゼンではなく、トークセッションがメインなので、
(しかもその分野のトップランナーたちばかり)
その場でしか聞けない本音や狙いなど、
普段のメディアなどで書かれていること以上のものが生まれる事が多い。
「あ、そうおもってるんですね」的な感じ。

・まったく論理的ではありませんが、
とにかくすげー!
はい、これ以上説明できないです。。。


そんな価値を感じる一方で、


・1セッション50分はちょっと短すぎでは?
普段からガンガン仕事を一緒にしているわけではないので、
まずは、前提というか、一般論から入る。
各人5分としても大体4,5人でやると
それだけで半分の時間が過ぎてしまう。
(これはさとなおさんのブログにも書かれていた。
 モデレータは責任重いです。
 →ad:tech tokyo 初日に参加してきた

・これも時間に関係するのかもしれませんが、
もうちょっと質疑応答があってもいいかなと思いました。
議論が盛り上がるセッションであればあるほど
twitter上で、その何倍も盛り上がっていました。
セッション別のハッシュタグを発行すれば拾うのも簡単でしょうし。
ぜひ実現してほしいですね。

・モデレータにもうちょっと
事業主、広告主側のマーケティング担当の方をいれてもいいのかな、
と思いました。
後で書きますが、僕が出たセッションで
モデレータをつとめられた三井住友銀行の増子さんの視点は
われわれ広告業界の視点とかなり違います。
ですので、テクノロジーはなんのために発展しなければならないのか?
という観点を必ず思い出させてくれます。


という僕の主観的な感想です。


また、今回弊社では役員などのほかに、
若手社員から公募で聞きたい人を募集し、
レポーターとして参加してもらいました。

僕が最初にこの手のカンファレンスに出たときの感動を
味わってもらいたかったからです。

もちろんミッションとしてレポートを提出してもらいますので、
その出来具合も非常に気になる所です。

でも、それより単純に

「アドテックすげー」
「インターネットすげー」
「知らない言葉ばっかり出てきた!」
「最先端の人たちはこんなこと考えてるのか!」
「もっと勉強しなきゃ!」


そんな感動を感じて欲しかったんです。

その狙いは、出席してくれた彼、彼女たちの真剣な横顔を見てれば、
一瞬で分かったんで、もう大満足です。


社員向けのフィードバック会はそのレポートをもとに作成しますので、
11月の中ごろになるかなと思います。
社員の皆さんはお楽しみに。

どんな事が話されたのか?
は、ハッシュタグを追ってれば大体分かると思いますけどね(笑)

全体の感想を書いてたら、長くなってきたので、
個別のセッションの話はまた次回に。