前回の続きになります。
今回の冬至を超えていくために、書くことによってまだ残っている思いを完全に手放していこう、と思います。
わたしにとっての大きな転換点であり、それと同時に大きく傷付き、大きな痛みを伴った出来事は、しろじに紅くを強制的に退会させられた、事でした。
前回のブログで述べたように、それは必然の出来事であり、その時に感じた直感でも"これで良いんだ"と分かってはいたのですが、自我の感情はそうはいかず、落ち着くのに何ヶ月もかかりました。
その原因を述べていくと、
わたしが、当時の師匠が入院した時に、ご主人の方から『入院費や未払いの保険料を払うのにお金を貸して欲しい。』と頼まれてお金を貸した事に始まります。
その後も、『手や言葉がまだ不自由で、仕事が出来ないからお金を貸して欲しい』と生活費をお貸ししたり、『○十万円貸して欲しい』など、何度もお貸ししたり、お渡ししたりしました。
お貸しした分だけでも結構な金額になりました。
また仕事が出来るようになったら毎月一万円ずつ返す、ということでしたが、返してもらえたのは最初の3回だけで、返して欲しい、と言っても返しては頂けませんでした。(これは辞めてから返済が始まった今現在でも数万円、全金額の数パーセントしか返ってきていません。)
お金に困ってはるならしょうがないか、と諦めていたのですが、、、しかしその割には普段からお金使いをセーブしている感じではありませんでした。
外食やカフェにもよく行かれるし、高価なお菓子をプレゼントされたり、今まで使ってた食器を全て捨てて、高価な北欧食器に買い替えたり、また聞いたところによると、娘さんへのクリスマスプレゼントに数万円する化粧品をプレゼントしていたり、などなど。
わたし1人ならまあ良いか、と思っていたのですが、ふとしたきっかけで、このお金の事を仲間に話したら、そのうちの1人から意外な答えが返ってきました。
"師匠の2人にお金を貸して返してもらえない、って相談されたのは、わたしこれで3人目やわ。 自分が直接相談されただけで3人目やから、他にももっといはるよ。"
その人達は皆んな既にレッスンをやめていかれたそうで、裁判を起こそうとした人もいたとか。でも借金の証拠を残していなかったので、裁判出来なかったそうでした。
話しを聞いてだいたい分かったことは、多くの生徒達から100万〜200万円代のお金を借りるが、生徒でいるうちはレッスンしてあげているからお金を返さなくていい、やめたら少しずつ返す、たくさん借りてもそのうち金融システムが終了するからお金を返さなくて済む、という考えのようでした。
もちろん、お二人にお金をお渡ししていたのはわたしだけではなく、他のメンバー達もいますし、それだけだったら問題には思わなかったのです。お二人の生活を支えて、しろじに紅くの活動が続けられるように必要な事、と思っていましたから。
わたしも余裕のある生活ではありません。単身赴任している主人と二家庭分の出費が発生しており、主人からは充分な生活費をもらえていませんでした。息子の大学の学費もありましたし。足りない分は貯金を崩して、と言われていました。それでもお二人のために、しろじに紅くのために必要だから、と思ってお金を貸したりお渡ししたりしていました。
借金をする事が悪いとは思いませんが、でも、今まで過去の多くの生徒さん達からお金を借りて、誠実に返済せず、また全額返さずに迷惑をかけている事を知ったら、許しがたい行いだと思いました。
そして借金についての話しを当の師匠達とレッスンでしたら、2人は激怒して逆にこちらを責められました。何も言えず、しろじに紅くをやめることも出来ませんでした。
後に、このお金の話しを他のメンバーに話していたことを、その人から師匠達に言われ、わたしが"その人を真理の学びから外そうとした"というような理由で、しろじに紅くを強制退会させられたのでした。
しかしそれも、わたしは師匠達の3次元的なお金の問題について批判したのであり、師匠達が教えていた高次元の法則や真理の学びについて批判したのではありません。
きっと、以前にこのお金の問題で大勢の生徒さんがレッスンをやめたのか、また今回、この話が生徒の間に広まり、その時の二の舞になるのを恐れての事だったのでは?と思いました。
(ちなみに、わたしは他の学びの会に参加するためにやめたのではなく、前回のブログにも書いたように、やめてから3ヶ月ほどは、全く他の学びの会には参加していません。いま参加している所も、以前に人に話していたところとは全く別の所です。)
その言った人に対して怒りは無く、やめさせられた事に対しても、自我では理不尽だと思い、最初の数ヶ月は感情的には大きく揺さぶられましたが、やめたと同時にスッキリしたのも事実で、前回のブログにも書いたように、これは次の学びに行くためにずっと前から決まっていた事なのだ、と分かってきました。
再び繰り返しますが、これら今年の初めあたりから起こった一連の出来事については、わたしがこの冬至から新たにスタートするために書いています。
そして誰が良いとか悪いとかではなく、わたしが次に進むために手放す必要のあるものを、徹底的に手放させるために起こった事であり、1人で向き合い、抜けていく必要のあった事、イニシエーションだったと思っています。犠牲者意識、罪悪感、依存心、思い込み癖、承認欲求、裁き、情から愛になること、等々。
また、私は自分の内なる声をよく聞いて信じることよりも、他人である師匠の言葉を、自我から来ている声か真我から出ている声なのか、よく吟味もせず盲目的に従っていました。これも手放していきます。
他人の言葉に、例えマスターであっても盲目的に従うのではなく、まずよく見極めること。そして自分の内なる魂の声をよく聞いて、その声に従っていきます。
愛と憎しみ、光と闇などのコントラストを通して、人は愛を学ぶ。そしてそのコントラストを超えた真の光・愛に向かっていく。
わたしの魂の成長のために、赦しと愛を学ぶための大きな体験を与えるために、魂の仲間が悪役(笑)を引き受けてくれたのだと思い、
今まで人生に起こった全ての出来事と人々に対して、心からの感謝と許しを送ろうと思います。
そして、全てのカルマを愛によって解消し、アセンションしていきます。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。