皆さん、バリ島の「ニュピ」をご存知でしょうか?
「静寂の日」と呼ばれるこの日は、バリヒンドゥーの暦で元旦に当たります。

太陰暦、つまりお月様の暦を生活に取り入れているバリでは毎年、元旦が違う日になります。

今年は3/25日です。

そしてその前日である24日は大晦日にあたります。

大晦日には村ごとに、日本のねぶたのような張りぼての巨大な人形「オゴオゴ」を担いで村中を練り歩きます。


オゴオゴは魔物の姿です。


こんな感じ↓↓↓



大きさがわかるように、人との比較をするとこんな感じ↓↓↓



日本も大晦日までにお節料理を仕込んでおいて、元旦からの三が日はなるべく料理をしないようにという慣習がありますが、バリもそんな感じだそうです。


静寂の日であるニュピは、何もしちゃいけない?ですって。


外出も禁止


インターネットもあえて人為的にシステムダウン


ガスも使っちゃダメ


おウチで過ごしなさい


空港もクローズするから離発着できません


人っ子ひとり街にいないような状態


      あれれ?


ここまで来ると、なにか皆さん気づきませんか?


そうそう


       ロックダウン⁉️


武漢から始まって、イタリア、フランス、イラン

ニューヨーク、マレーシアetc


バリ人は毎年ロックダウンのようなニュピを経験しているわけですよね。


でも、それはヒンドゥーの慣しに従っているのですけどね。



神々が住むと言われるバリ島…


どんなに便利な世の中になろうとも、あえてシステムダウンしてまで、デジタルフリーの日を1日作り出し「静寂」に過ごす。


これって自然に対しての…神に対しての畏敬の念の現れなのでは?



私達人間も自然界の一部

宇宙のなかのほんの一部


私達はこの地球🌏に住まわせて戴いている


そうした畏敬の念なのではないかしら?と思いました。


       バリ人凄い‼️



今、コロナウィルスが猛威を振るっているけど、


それは便利さに移行し過ぎて自然界の摂理を無視したり…


環境を破壊してしまっている私達人間に対しての


神か?地球そのものによる制裁のような気がしてきました。


私達人間よりもちぃさな小さな、コロナによる脅威…


神に地球に感謝して、そして私達人間が地球上で1番強く偉い存在だというおごりを、猛省すべき時なのかもしれません。


ニュピが過ぎても翌日26日のバリはロックダウンだそうです。


世界中が我慢の時です。


また皆んなで桜の樹の下で美味しいお酒が飲めるその日を…


コロナが終息する事を祈りながら待ちましょう。



また、美しいクタの夕暮れを必ず見に行くぞ〜❣️