「グリーンスクール」でピンと来たあなた…


エコとかサスティナブルとか、はたまた教育などに興味関心がお有りですか?😊

知る人ぞ知る、世界一エコな学校それが「グリーンスクール」です

インドネシア🇮🇩バリ島のウブドから車で40分強?

デンパサールからも1時間くらいのジャングルの様なところに、その学校はあります。

下は幼稚園から上は18歳までの子ども達が学んでいます。


校舎は竹を中心とする樹木でできており、全ての教室はオープンスタイル。

扉やガラス窓などはありません。

私達が訪問した2/12は、コロナウィルスの影響から、入り口ではオデコにかざすタイプの体温計でチェックされました。

ジャングルの中の原始的な建物から受けるアナログな印象に反して、のっけからなかなか厳しいセキュリティチェック。

まぁ、世界中からここの教育システムに憧れてお子さん達が集まってきているわけで、

年間数百万円の授業料を支払える、その親御さん達はセレブリティだと想像がつきます😅

大切な未来のCEO?にもしものことがあっちゃいけないですからね〜!


見学ツアーもまた、入学希望のお子さんを連れた親御さんや、将来子どもが生まれたら通わせたいと思っているらしいカップルなども、世界中から来ているようでした!

私の場合は、教育委員の立場で我が市に何か活かせるヒントはないか?

それが見学の動機でした。

ツアーガイド役の広報の男性は、グリーンスクールの教育メソッドに自信満々でした!

世界一の教師陣が世界一の環境で授業を提供していると胸を張っていうのです。

うーん。

そうだろうよー。

凄い!

とにかく凄い!

そして羨ましい!

こんな大自然の中で、そこかしこのもの全てが教科書であり、教室なのです。

広大な敷地の中にいくつもの施設が点在しています。

その一つ一つの施設(教室)に行くには、高低差のある、凸凹道を歩いていかざるを得ません。

フラットで乾いた廊下なんてどこにも存在しません。

必然的に足腰が鍛えられて、転ばないように歩くコツみたいなものを体得していくのだと思いました。

ツアーガイドの男性は言います。

「世界中どこの学校でも起こっていること、

それは梯子のかけ違いです。

つまり、学びたい事と教えていることが、

マッチングしていない。

だから退屈で机につっぷしてしまうようなことが起こる。

ここでは、退屈な生徒は1人もいません。

好奇心が学びの動機であり、

ここには、その好奇心を満たす全てがある。

キッチンはとてもいい教室です。

料理を作ることを通して、歴史、化学、数学、芸術、etc あらゆることを学べる。」


なるほどね〜😳


実際にお料理学習中の中学生くらいの子達の近くを通りましたが、マジ楽しそうでした!

学校の中には、川の水を利用した水力発電所のようなところや、

家畜の糞を利用し燃料を作るエネルギーセンター

ビオトープ、畑、田んぼ、

海水を真水に帰る機械、

そして懐かしのボットン便所😅

正に自給自足が可能な循環型の学校。

   エコスクールだわ〜‼️

そして子ども達は卒業までの間に必ず自分でテーマを決め、ラボで研究するのだそうです。

『学び』って『生きること』そのものなんじゃないかしら?

つまりグリーンスクールでの学びの核って

       『生き抜く力』

なんじゃないかしら?って思ったのです!

行ってよかったです!

百聞は一見にしかず‼️

親の方が真剣で、飽きちゃってる子もいましたけどねー😅

でも香港から来たという男の子は、眼をキラキラ✨✨✨させちゃって、質問しまくってました!

ママも入学させたい感じでした。

しかしながら、問い合わせが世界中から殺到してて、なかなか入学できないそうです。

私も刺激を受けまくった見学ツアーでした!



(バリ島のお話は、まだまだ続く…😊)