私は5年前までの15年間、飲食業に従事していました。
好きで始めた仕事でしたが、思い返すと苦しんでいた記憶ばかり蘇ります。
記憶力が悪い‥
上司に褒められた事が無い‥
ミスが多い‥
そんな劣等感を埋める為、認めてもらう為に取得した『ソムリエ』という肩書きが、更に自分を苦しめました。
「ソムリエなのに」
「ソムリエのくせに」
「ソムリエならこれ位やれるだろう」
「才能あるシェフの店のソムリエだから、さぞかし実力者なはず」
長時間労働で気力と共に体力の限界も感じていました。
最終的には「もう、疲れちゃった‥」という結論に至って辞めてしまいました。
昨日、知人の新店レセプションをお手伝いした際のお客様のお言葉。。
「今日限りのお手伝いだけ?毎日居てくれたらいいのにー」
「うちの店にもこういう人居てくれたらなー」
これらに対して私、
『また、みんなお世辞言ってるー』
『なんでいつもこんな事言ってくるんだろ‥』
って、心がキュウってしたのです‥。
あれ!!?
また?いつも??
お世辞?!
オーナーである知人に、お世辞言うのなら分かるけど、1日ヘルプの私に言う意味ある?
つまり、お世辞ではないのでは?
しかも、また、って事はこれまでにも褒めて貰えてたんじゃーん
ただ、私が自分を認めてないから、拗ねて受け入れてこなかったんだー!!
なんてこったーー