社内報にこんな事を書きました↓
「長く働くということの意味」
会社に長く在籍すること、勤続年数が長いこと。
それ自体が評価に値するものだとは、私は考えていません。
長くいるのであれば、その時間に見合った成長と結果が求められるべきです。
上を目指さない、変わろうとしない、現状に甘んじているだけであれば、それは評価されるものではありません。
私自身、会社員時代はそう考えてきましたし、同じポジション・同じ仕事をただ続けているだけの人に対して、厳しい見方をしていたのも事実です。
ただ、今はもう一つの側面も理解するようになりました。
どのような仕事であっても、毎日やり続けるということは簡単ではありません。
特に、誰もが注目するわけでもない仕事を、変わらず継続していることには、大きな価値があります。
しかし、ここで勘違いしてほしくないのは、
「何も考えずに同じことを繰り返すこと」と「仕事を続けていること」は全く別物だということです。
単純に見える仕事の中でも、
昨日より今日を、今日より明日を、より良くするために何ができるのかを考え続ける。
効率を上げる、無駄を減らす、品質を上げる。
そうした意識を持ち続けているかどうかが、その人の価値を決めます。
ここでもう一つ、全員に考えてほしいことがあります。
オフィススタッフが現場の作業を見て「単純で誰にでもできる」と考えるのは間違いです。
同じように、現場の人たちがオフィスの仕事を見て「座って資料を作るだけで楽だ」と感じるのも間違いです。
自分が経験したことのない仕事を正しく理解することはできません。
だからこそ、他者の仕事に対する敬意と、自分の仕事に対する誇りは、同じくらい大切なものです。
互いの仕事を軽く見るのではなく、
「それぞれが役割を果たしているから会社が成り立っている」という認識を持つことが必要です。
ただ長くいるだけの人と、考えながら長く働いている人は全く違います。
そして後者のような人たちが、目立たないところで会社を支えています。
私は、そういう人たちこそが本当の意味で評価されるべきだと考えています。
これからは、単に長く勤めているという事実ではなく、
その時間の中で何を積み重ねてきたのか、どれだけ仕事を良くしてきたのかを、より厳しく見ていきます。
一人ひとりが、「昨日より今日を良くする」という意識を持ち、
そしてお互いの仕事を尊重し合える組織になれば、
この会社は間違いなく他に負けない、無敵の組織になります。