
毎日、暑いですねー。
みなさーん、お元気ですかーー?
(´∀`∩)
ところで、ウチの近所には・・・。
他の大型店に無い本が、その店には置いてあり。
たまに顔を出すと、良い仕事で応えてくれるところから
サッカーに例えて、
『名サイド・バックの様な本屋!』と、
私が勝手に呼んでいる、
さほど大きくは無い本屋さんがありますw
(´゚ω゚):;*.':;ブッ
先週、久しぶりにその本屋へ行ってきました。
平台の上に積まれた、本をサーッと眺め、
思わず目が釘付けになったのが、単行本の帯に記された
「すべての人に捧げる、心ふるわす物語」の文字。
手にとってみると、東野圭吾さんの著書だた。
東野さんの著書は、いろいろ読みましたが
他の作家に比べて値段が高いので、
主に文庫本になってから買う事が多いのですが、
今回は、パラパラとページをめくった時の印象が
これまで以上に、キレイな字面が並んでおり、
それだけで名作の期待を抱いたもので
思い切って購入しました。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

¥1,680
Amazon.co.jp
どこの街にでもある、古ぼけた雑貨店。
店の名前は、この本のタイトルになっている
『ナミヤ雑貨店』。
ある日、そこの名物オヤジは、近所の子供たちから
「ナヤミ!ナヤミ! 悩みの相談しないのか?」と、
からかわれた事がきっかけで、
子供たちの悩み相談を始めましたw
「勉強せずにテストで満点を取るには?」
「通信簿でオール5を取るには?」など、
初めはふざけたものばかりでしたが、
一休さんなみのとんちで、その親父は熱心に
回答していたところ、徐々に人気が出はじめ
大人からの真面目な相談も寄せられる様になり
『どんな悩みも解決する、ナミヤ雑貨店』と、
評判になりました。

その相談室には、一つのルールがありました。
雑貨店の閉店後、店のシャッターのポストへ
悩みを投函すると、親父が翌朝までに
店横の牛乳箱へ回答を入れておく。
時が過ぎ、その親父が亡くなって、
閉店休業したその店に、
車泥棒の少年3人が、隠れ家として
忍び込んだところから、この物語は始まります。
五輪強化選手からの「恋の悩み」、
音楽家を目指す魚屋の跡取りからの「将来の悩み」、
それを、今は亡き親父の代わりに
少年たちが回答をはじめます。
そこに、昔、親父が回答した人たちの悩みや
その後のエピソードなど、
7人(6人かな?)の相談者と
車泥棒の3少年の人生を
現在・過去・未来とひも解く中で、
1冊読み切ると、感動の中にも
全ての人間関係や幸福の形が
明らかになるというお話です。

デビュー当時の東野さんは、
『本格派』と呼ぶに相応しい推理小説がメインでしたが、
最近は、推理小説の枠を超えて、
高齢者介護や原発問題、
加害者・被害者の人権などをテーマにした
社会派の作品や、人間の闇をひも解く様な作品を
推理・ミステリー小説の形を取りながら、
書くことが多かったかと思います。
そんな東野さんにしては、広末主演で映画になった『秘密』
以来に、久々の「ファンタジー系」の小説でした。
1冊、1680円。
東野ファンの私としては、身びいきな点を差し引いても
ムダにはならなかったです。
もしも「高くて、買うまでも無い」と思われた方が
いらっしゃいましたら。
是非、街の図書館で借りてでも、お読み頂きたい作品です。
そうすれば、あなたもこの作品の登場人物の様に、
「残りの人生を、悔い無く燃やし尽くそう!」と、
ダレ気味の夏にあって、背筋を伸ばさせて
貰えることでしょう。